【兵庫県阪神間】ファミリーフィッシングから上級者まで楽しめる!おすすめの釣り場「南芦屋浜ベランダ」を徹底解説
阪神間に位置する南芦屋浜の護岸一帯は、通称「南芦屋浜ベランダ」や「ベランダ」などと呼ばれており、年間を通して多くの釣り人が訪れる釣り場です。人気の秘密は、「無料」「足場が良い」「フェンスの設置」と3拍子揃っていることであり、正に小さなお子さんを連れて釣りに出掛けるのにおすすめ。サビキ釣りではアジ・サバ・イワシ、エビ撒き釣りではチヌ・ハネ、秋にはタチウオやサヨリなど季節の回遊魚が釣れるため、初心者から上級者まで幅広い釣り人に楽しんでいただけるフィールドです。
- ポイント名
- 南芦屋浜ベランダ
- 住所
- 〒659-0035 兵庫県芦屋市海洋町14−1 (地図を開く)
- 交通
- 大阪方面からも神戸方面からも阪神高速湾岸線、国道43号線でアクセスできます。国道43号線を利用した場合は、芦屋川のあたりを南に曲がり、1kmほど南進すると芦屋浜の人工島へ渡る橋へたどり着きます。
- 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- あり
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
人気の秘密は、「無料」「足場が良い」「フェンスの設置」と3拍子揃っていることであり、正に小さなお子さんを連れて釣りに出掛けるのにおすすめ。サビキ釣りではアジ・サバ・イワシ、エビ撒き釣りではチヌ・ハネ、秋にはタチウオやサヨリなど季節の回遊魚が釣れるため、初心者から上級者まで幅広い釣り人に楽しんでいただけるフィールドです。特にサヨリは有名で、「サヨリの聖地」などと紹介されることがあるほどです。
南芦屋浜ベランダはほぼ全面釣りが可能!阪神間で最も広大な釣り場が広がる
そんな素晴らしいロケーションが広がる南芦屋浜、釣り場の特徴としては大きく3つのエリアに分けることが出来ます。
南芦屋浜の西側・北側・東側にある、通称「石畳」周り
南芦屋浜の大半を占める「石畳」周辺、釣りの用語で言えば「ゴロタ場」などと称されるポイントですが、岸際の水深がないため、逆にそれを利用したエビ撒き釣りが盛んに行われています。チヌやシーバス(ハネ)、サヨリなどが良く釣れる他、北側の水道部以外ではガシラやメバル、アイナメなどの岩礁地帯に生息する魚の釣果もあります。
南芦屋浜の東側に広がる巨大な釣り場、「南芦屋浜東護岸」周辺
南芦屋浜の水道側から入ることが出来る「南芦屋浜東護岸」周辺。こちらは柵こそないものの、足場が良く、まるで大型のフェリーポートの様な様相を呈したポイントで、こちらは足元から水深があるため、サビキ釣りなども盛んに行われています。次に紹介する南芦屋浜ベランダにも負けない実績もあり、タチウオなどを始めとした夜釣りの中心は、こちらになると思われます。
かつての人気ポイントが現在立入禁止に?超実績ポイント「南芦屋浜ベランダ」周辺
最後にご紹介するポイントが、フェンスの設置もある「南芦屋浜ベランダ」周辺。他のポイントに比べ、足元から水深があり、更には大型の回遊魚まで釣れることから、初心者~上級者まで幅広い釣り人が訪れるおすすめの釣り場です。ただし、ストリートビューからも分かると思いますが、超人気ポイント故に非常に混雑しています。ポイントに入れない場合は、トラブル防止のため別のポイントに移動してください。
そして、これが一番重要なポイントになりますが、現在工事中のため立入禁止。(2021年夏ごろには終わる予定でしたが、現在も尚立入禁止のままです。詳細は芦屋浜のHPを参考にしてください。)更には、夜釣りが禁止(20時から翌朝6時まで護岸が閉鎖され立ち入り禁止)になるとのことです。これはタチウオ狙いの方にはかなり厳しく、今後釣り場が解放された後も難しい問題が発生しています。
そんな南芦屋浜ベランダですが、携帯用のターフを持参するのがおすすめです。
テント 2人用のテント
広大なフィールド故、周りに遮蔽物がないため、夏場は直射日光を避けるためしっかり準備することが重要です。
その他おすすめの情報
芦屋浜では潮干狩りを楽しむことが出来ます!
南芦屋浜ベランダで釣れる魚
イワシ・アジ・サバ
・シーズン:通年を通して狙うことが出来ます。春になると多くの家族連れで楽しむ風景をよく見かけます。
・釣り方:サビキ釣り、ワーム など
・水温:エサを捕食する適水温が10~20度と非常に幅が広いため、北海道以南であれば比較的年中釣ることが出来ます。ただ、群れで生活しているため回遊のありなしは良く確認するようにしましょう。
タチウオ
・シーズン:4月~12月
・釣り方:メタルジグ(ジグサビキを含む)、ワインド釣法、テンヤなど。
・水温:エサを捕食する適水温が13~18度くらいのため、それくらいの水温が一番釣りやすい。ただ、このエリアは潮通しがいいため真夏でも狙うことが出来ます。
チヌ
・シーズン:通年狙うことが出来ます。春と秋が最も釣れますが、食味が一番いいのは冬、20cm以上があればキープしてお刺身を楽しみましょう。(ただし、持ち帰りすぎは注意!)
・釣り方:エビ撒き釣り、落とし込み(ヘチ釣り)、フカセ釣りなど。
・水温:エサを捕食する適水温が13~23度くらいのため、あまり意識しなくても良い。ただ、「あまりに寒い日や暑い日は避けるようにする」くらいのつもりで十分です。
シーバス
・シーズン:ほぼ通年狙うことが出来ますが、冬場は沖で産卵するため港湾部で釣るのは難しくなりますが、バチ抜けシーズンが早いところや大型河川の河口部は非常に早くから釣ることが出来ます。
・釣り方:エビ撒き釣り、ルアーフィッシング、ウキ釣り など
・水温:適水温は15~18度ですが、夏場でも積極的にベイトを追っている姿を良く目にします。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
もちろんサビキ釣りもいいのですが、おすすめしたいのはウキ釣りで狙う「サヨリ」です。サヨリは初夏~晩秋まで狙うことが出来る魚で、食味が非常に良く、手軽に狙うことが出来ます。群れで入ると爆釣を味わうことが出来るため、潮の流れがいい時間に竿を出せばかなり期待が出来ます。
上級者向けの解説
地形的な変化が乏しいため、橋脚下や釣り場の角などが狙い目です。
南芦屋浜ベランダ付近の釣り場
南芦屋浜ベランダから約1.1km
兵庫県阪神間に位置する「西宮ケーソン」は、沖に向かって全長1km以上もある超大型の防波堤が釣り場です。西宮ケーソンの先端付近は非常に潮通しがよく、アジやサバを始めとした小型の回遊魚から、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ、サゴシなど大型の青物が釣れることで有名です。有料の駐車場から堤防までで徒歩15分ほどかかるため、そこから更に1km以上も歩くポイントですが、それでも先端付近は非常に混雑します。
南芦屋浜ベランダから約2.4km
阪神間に位置する甲子園浜の護岸一帯は、通称「甲子園浜ベランダ」などと呼ばれており、年間を通して多くの釣り人が訪れる釣り場です。人気の秘密は、「無料」「足場が良い」「フェンスの設置」と3拍子揃っていることであり、正に小さなお子さんを連れて釣りに出掛けるのにおすすめ。サビキ釣りではアジ・サバ・イワシ、エビ撒き釣りではチヌ・ハネ、秋にはタチウオやサヨリなど季節の回遊魚が釣れるため、初心者から上級者まで幅広い釣り人に楽しんでいただけるフィールドです。
南芦屋浜ベランダから約3.9km
鳴尾浜臨海公園内の300mほどのエリアが海づり広場として整備されている。手すりが低く足場が良いためファミリーフィッシングにもおすすめで、アジ・サバ・イワシ・サヨリ・チヌ・ハネ・タチウオなどを釣ることができる。
南芦屋浜ベランダから約4.9km
武庫川は尼崎市と西宮市の間を流れる河川で、その河口はシーバスやチヌ・キビレなどを狙う釣り人にとっては絶好の釣り場です。対岸までの距離は約150mほどと、ウェーディングした状態でフルキャストすれば、ほとんどのポイントを攻めることが出来るため攻略のし甲斐があります。今回はそんな武庫川河口周辺の釣り場と、攻略方法についてご紹介します。
南芦屋浜ベランダから約5.3km
武庫川河口の沖に位置する、全長4433mにもなる日本最長の防波堤。沖堤防らしく非常に潮通しが良いため、アジ・サバ・イワシなどの小型の回遊魚から、大型のハネ・タチウオ・ハマチ・メジロなどの青物も釣れます。落とし込みも釣り物が豊富で、ガシラ・メバル・アイナメ・チヌなど様々な魚種を狙うことが出来ます。