【呪術廻戦】 TVアニメでも話題になったOPテーマ「廻廻奇譚」を舞台にした「聖地巡礼」スポットをストリービュー付きでご紹介！

「千駄ヶ谷トンネル」はアニメ1期のOPとして登場していました。
歩いていた伏黒恵が突然屈みこみ、ちらりと前方を見つめる姿が印象的なこのシーンですが、有名なスポットだったためTwitterなどでも気付く方がいらっしゃいましたね。

1964年3月開通した、東京都渋谷区神宮前2丁目に位置する「千駄ヶ谷トンネル」は、「法雲山 仙壽院」にある墓地の真下を通るトンネルです。
都内でも有数の心霊スポットで、「白いワンピースを着た女霊」「逆さ吊りの血塗れの女」などの目撃情報も出てくるほど・・・そんな場所で立ち止まれる伏黒恵は、流石です。

「六本木ヒルズ」もアニメ1期のOPとして登場していました。
仁王立ちしていた釘崎野薔薇が歩き出し、ちらりとこちらを見つめる姿が印象的なこのシーンですが、環状3号線から六本木ヒルズ側に上る階段にあります。

六本木ヒルズは2003年4月から開業したがセレブ向けの商業施設です。
実は、かつてこの敷地には四つの寺院がありましたが、六本木ヒルズが建てられた際に全て移転しています。
元々、隣接する毛利庭園は長府毛利家の上屋敷の跡地ですが、そこでは吉良上野介を討ち取った赤穂浪士のうちの10人が預けられ、幕府の沙汰を受けて屋敷内の庭で切腹した場所です。つまり、どういうことかお分かりですよね？

「永田町駅」もアニメ1期のOPとして登場していました。
狗巻棘がゆっくりエスカレーターを降りていくシーンですが、実際に永田町駅のエスカレーターは非常に長く、見る者を圧倒します。

永田町は226事件（1936年）が起きた場所として有名です。他には、「ホテル・ニュージャパン」の大火災事故（33名死亡、重軽傷者多数）なども起きています。
もしかしたら、どちらを背景としてこのスポットをピックアップしたのではないでしょうか？

「上野動物園」もアニメ1期のOPとして登場していました。
パンダがパンダを見ているシーンなので、これは非常に分かりやすかったですね。

上野動物園で起きた事件はゴリラ事件が有名です。ただ、これは1936年7月25日に起きた「クロヒョウ脱走事件」が背景でしょうか？
それもそのはず、1936年は「226事件」や「阿部定事件」が起きた年で、永田町駅もOPのワンシーンであったことを考えると可能性はありそうです。（ただのパロディの可能性は全く否定しません）

「ニコライ・バーグマンNOMUカフェ」はアニメ1期のOPとして登場したのではないか？とファンの間で言われています。
七海建人様がくつろぐシーンが素敵で、とりあえず眼福です。

お店がデンマーク出身のフラワーアーティスト・ニコライバーグマンがプロデュースするカフェであり、七海様はデンマーク出身のクオーター。恐らく出生と関係するところでしょう。
欧州最古と言われるデンマーク王室と、日本の皇室は親密な関係を維持しています。特に霊などは関係ないものと信じたい。

「杉並区立大田黒公園」もアニメ1期のOPとして登場していました。
禅院真希が眼鏡をかけると呪霊が出てくるシーンで、いかにも真希らしいシーンが印象的でした。

「杉並区立大田黒公園」は都内でも有名な紅葉スポットです。この公園自体には特に事件性はありませんが、実は杉並区も226事件に関係していることをご存じでしょうか？

当時、教育総監を務め渡邉錠太郎が、226事件の際に住んでいた荻窪で暗殺されています。その際、渡邉錠太郎は娘を座卓の影に隠したのですが、それは現在でも残されています。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/histmus/shiryo/1009088.html

呪術廻戦の本編と226事件の関係性は今のところ不明ですが、気になるほど226事件との関係性が見えてくるOPですね。

「東京スカイツリー」もアニメ1期のOPとして登場していました。
五条悟がスカイツリーの上に立ち、「呪術師の頂点は自分」だと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべています。

「東京スカイツリー」は高さ634メートルの世界一高い自立式電波塔で、完成当初は連日の様に報道され、大盛り上がりを見せました。
少し有名な事件で、「真っ先に登って不良界のてっぺんを取る！」と言って侵入したヤンキーがいた程度でしょうか。ヤンキーと五条悟・・・全く関係はなさそうですが、頂点は頂点ですね。言い訳が苦しくなってきたため、これくらいにしておきましょう。