【ゾンビランドサガ】 1期エンディング『光へ』に描かれた佐賀の聖地巡礼スポット紹介
- 出版社
- MAPPA
- 連載
- -
- 著者
- 広報広聴課ゾンビ係
- 連載期間
- 2018年 10月4日 ~
アニメ『ゾンビランドサガ』は、2018年10月より放送されたMAPPA制作のオリジナル作品。ゾンビとして蘇った少女たちがアイドルグループ「フランシュシュ」となり、佐賀を救うために奮闘する姿を描き、笑いと感動のギャップが話題に。
1期エンディングは、どこか切なく、優しい余韻を残す楽曲「光へ」とともに、実際の佐賀県の風景をモデルに、水彩風の柔らかなタッチで描かれた静かなロードムービーのような演出が特徴。
本記事では、そんなエンディング映像の中に登場した聖地巡礼スポットをご紹介します!
1. 広川鮮魚店
エンディングの最初に登場するカットです。第4話、猫と戯れる源さくらと紺野純子が描かれた場所。
住所
ストリートビュー
広川鮮魚店は、佐賀県嬉野市嬉野町にある鮮魚店です。主に「有明海魚介類」を扱う鮮魚店で、地元および近海でとれた魚介を販売しています。
アクセス
「嬉野温泉駅」温泉口/西口より徒歩約22分
2. タイムズシーボルトの湯の前
9秒付近のカット
住所
ストリートビュー
シーボルトの湯は、佐賀県嬉野市の嬉野温泉公園対岸に位置する公衆浴場施設です。2010年4月に開業した、大正ロマンを感じさせるゴシック風の木造2階建て建築で、オレンジ色のとんがり屋根が目印。館内には大浴場や貸切湯、市民ギャラリーなどが設けられ、交流やくつろぎの場として親しまれています。さらに、多目的浴室や車椅子対応設備などを備えたバリアフリー設計となっており、誰もが安心して利用できる嬉野温泉のシンボル的施設です。
営業時間
6:00〜22:00
定休日
毎月第3水曜日(祝日の場合は、翌日)
アクセス
「嬉野温泉駅」温泉口(西口)より徒歩約23分
「嬉野バスセンター」下車、徒歩7分
長崎自動車道「嬉野IC」より車まで約5分
3. 唐津線高架下の屋台街
16秒付近のカット。アルピノの裏側ある唐津線高架下ラーメン街です。名前は実在の店舗とは変えているようです
住所
ストリートビュー
唐津線高架下の屋台街は、佐賀県唐津市のJR唐津駅北口(東側)高架下に位置しています。駅すぐそばに連なる14店舗が軒を連ね、各店自慢のラーメンをはじめ、唐津の旬の食材を使った料理やお酒を気軽に味わうことができます。
シャッターには唐津最大の祭り「唐津くんち」の14台の曳山が描かれており、時間外でも観光スポットとして親しまれています。
※営業時間は店舗ごとに異なります。
アクセス
JR「唐津駅」より徒歩1分
4. 嬉野温泉 湯宿広場の足蒸し湯
30秒付近のカット。第4話、営業前にメンバーが訪れ、足湯と足蒸しを楽しむシーンで登場。
住所
ストリートビュー
嬉野温泉 湯宿広場は、佐賀県嬉野市・嬉野温泉街の本通筋に位置する、足湯・足蒸し湯施設を備えた広場です。
広場には、無料で利用できる足湯と、全国でも珍しい源泉ミストを使用した足蒸し湯が設けられています。
足蒸し湯は手すり付きの7人掛けで安全面にも配慮されています。膝の上に箱をのせ、足を蒸気で10~15分温めるスタイルで、まるで足専用サウナのような体験ができるのが特徴です。2012年4月にオープンし、現在は温泉街の散策途中に立ち寄れる人気スポットとなっています。
営業時間
足湯 8:00~23:00
足蒸し湯 9:00~20:00
定休日
水曜日の午前中は清掃のため利用できない場合あり
料金
無料
アクセス
JR「武雄温泉駅」からJR九州バス嬉野温泉行き「嬉野温泉バスセンター」下車、徒歩5分
5. 嬉野温泉公園
37秒付近のカット
住所
ストリートビュー
嬉野温泉公園は、佐賀県嬉野市嬉野町の嬉野温泉街にある公園です。名物公衆浴場「シーボルトの湯」の対岸、塩田川沿いに位置しています。敷地は川に沿って縦長に広がり、5分ほどで歩けるコンパクトなつくりです。
温泉街の中心にあり、気軽な散策スポットとして親しまれ、園内には電源付きテーブルとフリーWi-Fiが整備され、川のせせらぎを聞きながら仕事や読書なども楽しめます。
春には桜が咲き誇り、夜はライトアップで幻想的な景観が楽しめるほか、奥には能舞台風のステージがあり、季節のイベントや「うれしのあったかまつり」などの会場として活用されています。トイレも備え、地元の憩いと観光客のくつろぎの場を兼ねる公園として利用されています。
アクセス
「嬉野温泉駅」温泉口(西口)より徒歩約22分
6. ライブハウスRAG-G
45秒付近のカット。現在は外観の様子が作中とは異なっているようです
住所
ストリートビュー
RAG・Gは、佐賀県佐賀市松原にあるライブハウスです。地元および九州圏を中心とした音楽イベントやライブを開催する場として機能しています。
ライブだけでなく、バー営業、リハーサル、スタジオ利用など、多目的に使える拠点でもあり、地元ミュージシャンや音楽ファンが多く活用しています。
アクセス
「佐賀駅」南口より徒歩約21分
7. 小田売店(閉店)
52秒付近のカット。唐津城へ向かう途中にありましたが、すでに閉店しており同じような景色は見られません。
※ストリートビューは2015年当時のもの
住所
ストリートビュー
小田売店は、佐賀県唐津市の唐津城南側の麓、東城内駐車場から唐津城へ向かう途中に位置していた観光向けの売店。黄色いテント屋根が目印で、城を訪れる観光客が立ち寄る休憩・軽食購入の場として親しまれていましたが、すでに閉店しており、2022年2月に老朽化によりテント屋根は撤去されています。
アクセス
「唐津駅」北口より徒歩約18分
8. 唐津城・舞鶴公園の藤棚
58秒付近のカット
住所
ストリートビュー
唐津城は、佐賀県唐津市東城内の舞鶴公園内に位置する、唐津の歴史文化と景観を伝える観光拠点となる城跡・天守施設です。
慶長7年(1602年)、豊臣秀吉の家臣・寺沢志摩守広高によって築城が開始され、7年の歳月をかけて完成しました。名護屋城の遺材を用いたと伝えられ、砂浜と松原の景観が翼を広げた鶴の姿に見えることから、別名**「舞鶴城」**とも呼ばれています。明治10年に本丸跡は舞鶴公園となり、昭和41年に文化観光施設として現在の天守閣が再建され、内部は郷土博物館として唐津藩の資料や唐津焼などが展示されています。
登城口から天守までは約222段の石段が続き、その途中、石段を上った中段広場には、樹齢100年を超えるノダフジが広がる約420㎡の藤棚があります。4月下旬から5月上旬にかけて薄紫色の花房が垂れ下がり、甘い香りとともに訪れる人々を魅了します。藤は唐津市の花でもあり、1972年には市の天然記念物に指定されました。天守近くには白藤棚もあり、夜にはライトアップされた天守と藤の競演も楽しめます。石段と藤棚の風景は、唐津城ならではの季節の名物となっています。
アクセス
JR「唐津駅」より車で約7分
JR「唐津駅」より徒歩で約20分
9. 豊玉姫神社の鳥居
1:06付近のカット。第4話でも登場する神社です。
住所
ストリートビュー
豊玉姫神社は、佐賀県嬉野市に位置する神社です。日本三大美肌の湯のひとつとされる嬉野温泉に鎮座し、「美肌の神様」として全国から参拝者を集めています。
ご祭神は豊玉姫大神を主とし、春日大神・住吉大神をあわせて祀ります。豊玉姫大神は肌の美しさで知られる女神で、古くから温泉湯治客より皮膚病平癒や美肌祈願の信仰を集めてきました。創建年代は不詳ですが、1624年(江戸時代初期)に佐賀鍋島蓮池支藩の祈願所として中興され、1940年(昭和15年)に現在地へ移築されました。
境内には、豊玉姫大神の遣いとされ、古くから「肌の病にご利益がある」と信じられてきたなまず様を祀る「なまず舎」があり、白磁製の「白なまず」を奉納対象として、美肌や皮膚病平癒を願う参拝者が多く訪れます。
アクセス
JR「武雄温泉駅」からJR九州バス嬉野温泉行き「嬉野温泉バスセンター」下車、徒歩5分
10. 唐津 鶴の像
1:13付近のカット。唐津駅の北口にあります。
住所
ストリートビュー
唐津駅は、佐賀県唐津市新興町に位置する、唐津市の玄関口として観光やビジネスの拠点となる鉄道駅です。JR九州の唐津線と筑肥線の2路線が乗り入れ、市内各所や福岡方面へのアクセスを担っています。駅構内には唐津駅総合観光案内所が設置されており、唐津焼や唐津くんち、虹の松原、肥前名護屋城跡などの歴史・文化・自然の見どころの案内をはじめ、宿泊施設や飲食店、観光モデルコースの紹介など、来訪者に向けた幅広い観光サポートが行われています。
11. コーヒーショップボガ(閉店)
1:21付近のカット。すでに閉店しており、建物も解体されてしまっています。なお「コーヒーショップボガ」があった「寿通り商店街」は第2話で登場しています。
住所
ストリートビュー
コーヒーショップ ボガは、佐賀県佐賀市松の寿通り商店街の中にあった喫茶店です。丸窓やメタリックな窓枠、独特な照明、ツートンカラーのテーブルなど“昭和レトロ”なデザインで、革張りソファやテーブルゲーム機などがありました。
昭和から続く古き良き“純喫茶”の空気を持つ店で、多くの人に親しまれていましたが、2017年の寿通り商店街閉鎖とともに幕を閉じました。
12. 唐津市歴史民俗資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)
最後のカット。唐津市歴史民俗資料館の門から見た玄関が描かれています
住所
ストリートビュー
唐津市歴史民俗資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)は、佐賀県唐津市の唐津港近くに位置する、歴史資料館です。近代に石炭産業で発展した唐津の歴史と文化を伝えることを目的としています。
1908年(明治41年)に三菱合資会社の事務所として建てられた大型木造洋館で、唐津港を一望できる立地にあります。尖塔付きの入母屋造りの大屋根や、海側を巡るベランダが特徴で、ハーフティンバー様式を取り入れた外観は、佐賀県内でも希少な近代洋風建築として評価され、佐賀県重要文化財に指定されています。
建物は老朽化のため長期間休館していましたが、2022年度から保存修復事業が進められ、文化財としての価値を後世に伝えるとともに、再び市民や来訪者に公開されることを目指しています。
アクセス
JR「西唐津駅」より徒歩15分
唐津バスセンターからバスで10分、降車後徒歩5分
西九州自動車道唐津ICから車で20分