【新海誠監督作品】 「君の名は。」の岐阜県・飛騨地方の聖地巡礼スポットをストリートビュー付きでご紹介!
- 出版社
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- 連載
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- 著者
- 新海誠
- 連載期間
- 2002年 2月2日 ~
「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」等の作品を数多く作り出してきたアニメーション映画監督・新海誠。”新海ワールド”と呼ばれる、美しい色彩と精緻な風景描写と繊細な男女の機微を紡ぎ出す世界観が、一層広く知られるきっかけになったのが映画「君の名は。」(2016年8月26日から上映)。
「君の名は。」は東京に暮らす少年・瀧と飛騨地方の田舎町で暮らす少女・三葉が夢の中で“入れ替わる”ことから始まる物語。甘酸っぱい青春模様と壮大なストーリーを、圧倒的な映像美で描いています。観客動員は1000万人を突破し、興行収入は150億円突破と、2016年最大のヒット作。
公開以来、国内外の数多くのファンが舞台である東京や岐阜・飛騨地方などに訪れ、「聖地巡礼」が2016年の新語・流行語大賞のトップ10に選出されるほど、馴染み深いものになりました。
本記事では、「君の名は。」で登場する岐阜県の飛騨地方で「聖地巡礼」が出来る場所をご紹介します。遠方にお住まいの方は実際に行くことが難しい方もいらっしゃいますので、是非ストリートビューで楽しんでいただければと思います。
1. JR高山本線「飛騨古川駅」
瀧は三葉を探すために、司と奥寺先輩とともに岐阜を訪れます。その際に、3人が降りる駅として登場した駅。
住所
ストリートビュー
飛驒古川駅は、岐阜県飛驒市にあるJR東海高山本線の駅であり、飛驒市の代表駅です。1934年に高山本線の飛驒小坂〜坂上間開通と同時に開業したという、歴史ある駅でもあります。作中では飛騨牛のマスコットキャラ「ひだくろくん」のきぐるみが出迎えていましたが、実際は「ひだくろくん」の立て看板が設置されているそうです。
飛驒市は岐阜県の最北端に位置し、北アルプスや飛騨山脈などの山々に囲まれているほか、神通川や高原川などの一級河川も通っていたりと、雄大な大自然を有しています。そのほか、奥飛騨温泉郷や有名な清酒の蔵元、最先端宇宙科学研究のスーパーカミオカンデなども有します。
古い街並みと白壁土蔵、1000匹の鯉が泳ぐ瀬戸川が特徴的な街並み文化、ユネスコの無形文化遺産に登録されている古川祭・起し太鼓などの祭り文化もあり、日本古来の伝統や産業を大切にしている地です。
2. 気多若宮神社
糸守町の場所を調べる瀧が、地元の人に聞き込みをしているシーンで登場する神社。
住所
ストリートビュー
気多若宮神社は、岐阜県飛騨市古川町に鎮座している神社。古川の市街地を見下ろす高台にあり、地元一帯を氏子にもつ神社で特別金弊社として広く一般の崇敬を集めています。
由緒は不詳ですが、平安時代には古川の地に鎮座していて、能登国一宮(石川県羽咋市)の気多大社の分霊(大国主命)を勧請奉斎したのが始まりとされています。
参道の石段をのぼりきった先、正面の拝殿下の左にある巨樹が御神木の大クヌギです。明治時代の落雷により上が折れています。樹齢は約450年と推定され、町指定の天然記念物でもあります。
例祭として行なわれている古川祭(毎年4月19、20日)は、祭当日の深夜に数百人のさらし姿の裸男たちによる起し太鼓が町内を巡り、昼に豪華絢爛な屋台曳行が行われる祭りです。日本三大裸祭の一つに数えられているほか、国の重要無形民俗文化財への指定、およびユネスコ無形文化遺産に登録されています。
アクセス
JR高山本線「飛騨古川駅」より徒歩約18分
3. 飛騨市図書館
瀧と司、奥寺先輩が、落下したティアマト彗星の情報を調べるために訪れた図書館のモデル。
住所
ストリートビュー
飛騨市図書館は、岐阜県飛騨市古川町本町にある飛騨市の中央図書館です。飛騨市役所本庁舎に隣接しており、西庁舎との複合施設として市役所の一部機能も館内に設置されています。近代的な外観の4階建ての建物で、そのうち1〜2階の一部が図書館となっています。
飛騨市図書館では累計8万冊が蔵書されており、郷土資料や子育て支援の本、地域活性の本などを中心に取り揃えています。飛騨古川の歴史の展示や、若年者への読書普及活動を推進することを目的とした企画「おとなの時間」の開催(月1回)も行われています。そのほか、専門家を講師に招いた講座やミステリーツアーなどのイベントを定期的に実施しているようです。
館内は飛騨の家具を取り揃え、外光を取り入れた開放的で心地よい空間となっています。子どもフロアでは小上がりもあり、館内貸し出しをしているボードゲームで遊ぶ様子も見られます。
アクセス
JR高山本線「飛騨古川駅」より徒歩5分
4. 飛騨市宮川町落合のバス停
瀧、司、奥寺先輩が腰掛け、よい情報が得られずにうなだれていたバス停。
住所
ストリートビュー
飛騨市宮川町落合にあるバス停。バス停自体は、バス路線の改編により2015年10月で廃止となっています。待合所のみが残っているだけでしたが、2016年に市営バスのバス停標識が設置され、より劇中の場面そっくりの景観に。バス停前の道路は車通りが多いため、聖地巡礼・撮影時は注意しましょう。
アクセス
JR高山本線「角川駅」より徒歩20分
5. 味処古川
奥寺先輩と司が五平餅を食べているシーンで登場する飲食店。
住所
ストリートビュー
味処古川は、岐阜県飛騨市にある飲食店です。市街地中心部、飛騨古川まつり会館や飛騨の匠文化会館などがあるまつり広場の一角に位置しています。駅から続く古い町並みのなかに現れる、伝統技術を駆使した歴史を感じる町家造りのお食事処。
飛騨の郷土料理、飛騨牛朴葉味噌や飛騨地鶏を使用した料理、蕎麦、飛騨りんごのジュースなど豊富なメニューを提供しています。劇中にも登場する五平餅もあり、映画と同じように店外のベンチでも店内でも食べることができます。
アクセス
JR高山本線「飛騨古川駅」より徒歩約8分
最後に
以上が、「君の名は。」で登場する岐阜県の飛騨地方の聖地でした!
実際に現地に赴くのは難しいという方は、 という方はGoogleマップで聖地巡礼をしてみてはいかがですか?
整地が近くにある方などは、是非、現地でスマホを片手に原作と見比べてみましょう!
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