【兵庫県阪神間】ファミリーフィッシングから上級者まで楽しめる!おすすめの釣り場「甲子園浜ベランダ」を徹底解説
阪神間に位置する甲子園浜の護岸一帯は、通称「甲子園浜ベランダ」などと呼ばれており、年間を通して多くの釣り人が訪れる釣り場です。人気の秘密は、「無料」「足場が良い」「フェンスの設置」と3拍子揃っていることであり、正に小さなお子さんを連れて釣りに出掛けるのにおすすめ。サビキ釣りではアジ・サバ・イワシ、エビ撒き釣りではチヌ・ハネ、秋にはタチウオやサヨリなど季節の回遊魚が釣れるため、初心者から上級者まで幅広い釣り人に楽しんでいただけるフィールドです。
- ポイント名
- 甲子園浜ベランダ
- 住所
- 〒663-8155 兵庫県西宮市甲子園浜2丁目 (地図を開く)
- 交通
- -
- 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- あり
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
甲子園浜ベランダはほぼ全面釣りが可能だった!気になる現在の工事状況とは?
そんな素晴らしいロケーションが広がる南芦屋浜、釣り場の特徴としては大きく3つのエリアに分けることが出来ます。
砂浜のサーフゾーン
こちらでは、キスやメゴチ、ハゼなどサーフエリアに良くいる魚を狙うことが出来ます。もちろん、マゴチなども入ってくるため、初夏から晩秋まで大型の魚も狙うことが出来ます。
ただし、ウィンドサーフィンの練習場にもなっているため、ウィンドサーフィンをしている方を見かけた場合には移動するようにしましょう。あくまでも釣りが禁止されていないだけで、トラブルを起こすと釣りが出来なくなる恐れがあります。
駐車場前~湾岸高架下まで
ストリートビューから分かる通り、手前にはゴロタが入っているため、足元の水深はありません。砂浜から続いているため、海底にはゴロタと砂地が入り混じる複雑な地形をしており、チヌやシーバス(ハネ)以外にも、サヨリなどが釣れるポイントとして知られています。
湾岸線高架下を過ぎた護岸(一部工事中)
徐々に水深が深くなっているおり、この周辺では手前の護岸が全て水中に沈んでいます。かなり潮通しも良く、タチウオやサゴシ、青物が混じることもあります。また、手前のカケアガリにはガシラやメバルなども生息しているため、冬場の釣りでも釣れる魚がいるのはありがたいところ。更に奥に行けば、かなり水深が深くなってくるため、出来る限り奥を目指すと釣果に繋がります。
・・・が、現在もまだ中腹に立入禁止の看板があります。こちらに入れないのは非常に残念ですが、近年は工事完了予定がずれることも多く、しばらくの間は待つしかないのが現状と言えます。
甲子園浜ベランダ(工事中のため完全に立入禁止)
ストリートビューからはポイントが確認できないため、写真から様子をご覧ください。
ここが一番人気のポイント、甲子園浜ベランダになる・・・のですが、残念ながら現在のところ工事中のため立ち入り禁止のままです。
甲子園浜ベランダには、手すりがあるため、ファミリーフィッシングをするなら間違いない釣り場です。タチウオやハネ狙いの方は、水深がかなり深くなっているため狙いやすいのですが、近年はマナーの問題が取り上げられており、今後もルアーなどが出来るかは大分怪しい状況です。他の釣り場でもルアー禁止になるところが増えており、ゴミ問題と合わせ、今後どうなるかが分からない現状です。
甲子園浜ベランダで釣れる魚
イワシ・アジ・サバ
・シーズン:通年を通して狙うことが出来ます。春になると多くの家族連れで楽しむ風景をよく見かけます。
・釣り方:サビキ釣り、ワーム など
・水温:エサを捕食する適水温が10~20度と非常に幅が広いため、北海道以南であれば比較的年中釣ることが出来ます。ただ、群れで生活しているため回遊のありなしは良く確認するようにしましょう。
タチウオ
・シーズン:4月~12月
・釣り方:メタルジグ(ジグサビキを含む)、ワインド釣法、テンヤなど。
・水温:エサを捕食する適水温が13~18度くらいのため、それくらいの水温が一番釣りやすい。ただ、このエリアは潮通しがいいため真夏でも狙うことが出来ます。
チヌ
・シーズン:通年狙うことが出来ます。春と秋が最も釣れますが、食味が一番いいのは冬、20cm以上があればキープしてお刺身を楽しみましょう。(ただし、持ち帰りすぎは注意!)
・釣り方:エビ撒き釣り、落とし込み(ヘチ釣り)、フカセ釣りなど。
・水温:エサを捕食する適水温が13~23度くらいのため、あまり意識しなくても良い。ただ、「あまりに寒い日や暑い日は避けるようにする」くらいのつもりで十分です。
シーバス
・シーズン:ほぼ通年狙うことが出来ますが、冬場は沖で産卵するため港湾部で釣るのは難しくなりますが、バチ抜けシーズンが早いところや大型河川の河口部は非常に早くから釣ることが出来ます。
・釣り方:エビ撒き釣り、ルアーフィッシング、ウキ釣り など
・水温:適水温は15~18度ですが、夏場でも積極的にベイトを追っている姿を良く目にします。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
サヨリが良く釣れるため、ウキ釣りで狙ってみましょう。それ以外にも、ちょい投げでキスやハゼなど手軽に狙える他、マゴチやカレイの実績もあるため、ちょい投げもおすすめです。
上級者向けの解説
地形的な変化が乏しいため、橋脚下や釣り場の角などが狙い目です。
甲子園浜ベランダ付近の釣り場
甲子園浜ベランダから約1.3km
兵庫県阪神間に位置する「西宮ケーソン」は、沖に向かって全長1km以上もある超大型の防波堤が釣り場です。西宮ケーソンの先端付近は非常に潮通しがよく、アジやサバを始めとした小型の回遊魚から、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ、サゴシなど大型の青物が釣れることで有名です。有料の駐車場から堤防までで徒歩15分ほどかかるため、そこから更に1km以上も歩くポイントですが、それでも先端付近は非常に混雑します。
甲子園浜ベランダから約1.6km
鳴尾浜臨海公園内の300mほどのエリアが海づり広場として整備されている。手すりが低く足場が良いためファミリーフィッシングにもおすすめで、アジ・サバ・イワシ・サヨリ・チヌ・ハネ・タチウオなどを釣ることができる。
甲子園浜ベランダから約2.4km
阪神間に位置する南芦屋浜の護岸一帯は、通称「南芦屋浜ベランダ」や「ベランダ」などと呼ばれており、年間を通して多くの釣り人が訪れる釣り場です。人気の秘密は、「無料」「足場が良い」「フェンスの設置」と3拍子揃っていることであり、正に小さなお子さんを連れて釣りに出掛けるのにおすすめ。サビキ釣りではアジ・サバ・イワシ、エビ撒き釣りではチヌ・ハネ、秋にはタチウオやサヨリなど季節の回遊魚が釣れるため、初心者から上級者まで幅広い釣り人に楽しんでいただけるフィールドです。
甲子園浜ベランダから約2.5km
武庫川は尼崎市と西宮市の間を流れる河川で、その河口はシーバスやチヌ・キビレなどを狙う釣り人にとっては絶好の釣り場です。対岸までの距離は約150mほどと、ウェーディングした状態でフルキャストすれば、ほとんどのポイントを攻めることが出来るため攻略のし甲斐があります。今回はそんな武庫川河口周辺の釣り場と、攻略方法についてご紹介します。
甲子園浜ベランダから約3km
武庫川河口の沖に位置する、全長4433mにもなる日本最長の防波堤。沖堤防らしく非常に潮通しが良いため、アジ・サバ・イワシなどの小型の回遊魚から、大型のハネ・タチウオ・ハマチ・メジロなどの青物も釣れます。落とし込みも釣り物が豊富で、ガシラ・メバル・アイナメ・チヌなど様々な魚種を狙うことが出来ます。