【2023年最新】東京湾バチ抜け情報|掲載した釣り場を徹底調査した結果を大公開!

2023年になり遂に始まったバチ抜けシーズン。今年はここ近年にないほどシーバスの活性が高く、バチ抜けさえ起きてしまえばどの釣り場も絶好調です!しかし、その肝心のバチ抜けが起きる場所が中々特定できず、苦戦している方はいらっしゃいませんか?そこで、今回はJPCMAPのメンバーが東京湾のポイントを全て周り、実釣した結果をご紹介していきます。

この記事のライター
Japan Culture Map運営
プロフィール
基本は公式ナビゲーターの竿姫ハルが執筆!メバルをモチーフにしたくせにあまりメバリングに行けていない可哀想な釣り人です。
※たまに社長が私的に釣りしたときの記事をUpしたいというので仕方なく公開してあげているので、その時だけテイストが違います...

釣りはシーバス・ライトゲーム・ボート・バス・トラウトなど、ジャンルを問わず色々な釣りをしており、以前は釣り教室の講師などもしていました!
他にも好きなことをドンドンまとめていきますので、皆さんよろしければご連絡くださいませ。

バチ抜けの最新情報をお届けするため、例年バチ抜けが起きる釣り場を全て調査してきました。そこから見える今年のバチ抜け予想を例年のデータからご紹介していきます。

2023年1月のバチ抜け予測と結果について

1月は運河などでバチ抜けが発生しないため、主に東京湾のメジャー河川(隅田川、荒川、旧江戸川、中川、多摩川、鶴見川の計6河川)で調査を行いました。時間は満潮後1時間~3時間にかけての「最もバチ抜けが期待できる時間」であり、このタイミングでバチ抜けしない以上、ほぼバチ抜けしないと断言することが出来ます。

調査対象と結果

  • 1/8~1/14:バチ抜けの早い旧江戸川、中川、鶴見川が注目のポイント!多摩川や隅田川などは不発の予想。
    →結果:旧江戸川、中川、荒川、鶴見川でバチ抜けを観測。近年はそこまで良くなかった荒川のバチ抜けですが、今年はかなり状況が良さそうです。
  • 1/22~1/28:バチ抜けの早い旧江戸川、中川、鶴見川が注目のポイント!多摩川や隅田川などは不発の予想。
    →結果:鶴見川でのみバチ抜けを観測。

例年通り1月前半の潮からバチ抜けを観測。バチ抜けはしましたが、まだ魚自体が河川に寄っておらず、釣果自体はそれほどでもありませんでした。

続く1月後半の潮では、ほとんどの河川でバチ抜けが起きませんでしたが、これは急な寒波が原因と考えられます。しかし、バチ抜けが起きた鶴見川だけは絶好調で、1月前半の潮で魚が接岸し、1月後半の潮で素晴らしい釣果を得られたと言えるでしょう。

ヒットルアーBest4

年々多くの商品が登場するバチ抜けルアーの中から、今期実績のあるルアーを4つピックアップしました。

1位. Pickup ノガレ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

現在、バチ抜けNo.1ルアーとしても名高いノガレ。現在もその人気、実力は共にNo.1の結果を出しています。飛距離こそ物足りませんが、波風があまりない日や魚が岸際に寄っている状況であれば持っているか持っていないかで釣果は雲泥の差です。使い方についてはノガレで圧倒的な釣果を叩き出すセンメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう!

 

2位. フィール150SG

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

1月から2月は特に強風が吹き荒れることも多く、その中でも結果を出したいのであれば "比較的重量のあるルアー" でボトムをしっかりトレースすることが攻略の糸口!だからこそ推したい一品がPazdesignから発売されている「フィール150SG」です。

人気は120mmの方があるように思いますが、120SGでも10gしかないため、強風の場合や魚が沈んでいるケースでは150SGの方が圧倒的に強い!他のシンペンにはない、絶妙なサイズと重量のバランスが本当に頼もしい限りです。

フィール150SGが強いシチュエーションで言えば、以前はローリングベイトが代表格でした。ただ、やはりアクションやシルエットから言えばバチに対しては少しオーバーなため、今ではもっぱらフィール150SGばかり使うようになったほどの釣果を出してくれたルアーです。

 

3位. Daiwa ヒソカ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

ノガレで釣れない、釣り辛い状況をカバーしてくれるのがダイワから発売されているヒソカ。重量の割に飛距離はそれほどでもありませんが、風に強い点はかなり好印象。ダウンに入れてもほとんどロールしかしないため、河川の強い流れの中でもしっかりと魚を誘うことが出来ます。

使い方についてはバチ抜けの基本の通り、センメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう。

 

4位. エクリプス バロール90/130

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

圧倒的な飛距離、それは河川において間違いなく釣れるキーワード。それを体現しているのがエクリプスから発売されている「バロール」です。

サイズは90mmと130mmの2つありますが、人気は130mmの方があるもののおすすめは90mm。

バチ抜けの実績はもちろんのこと、バチ抜けが不発の際にアミパターンにも対応できるため90mmの推奨しています。とは言え、中々入手が難しいルアーになるため130mmも見かけたら即買いで間違いありません!使い方についてはバチ抜けの基本の通り、バロールの生みの親でもある前田プロのありがたい解説がピッタリです。

 

2023年2月のバチ抜け予測と結果について

徐々に気温が回復してきており、急な寒波が来ない限り恐らくほぼ全ての河川でバチ抜けが起きます。また、一部の運河でもバチ抜けが起きるため、そういったエリアではその潮か、次の潮で素晴らしい釣果に期待が持てそうです。

調査対象と結果

  • 2/5~2/13:メジャー河川ではほぼ全てのポイントでバチ抜けが発生する見込み。前回の潮でバチ抜けした運河はほぼ間違いなくシーバスが付きます。
    →多摩川を含むメジャー河川はほぼ全てのポイントでバチ抜けが発生しました。ただし、前回好調だった鶴見川はあまりよくなく、隅田川も依然として不発です。特に好調を維持しているのが荒川と中川で、ランカーもかなり捕獲されているため要注目!
  • 2/20~2/26:メジャー河川ではほぼ全てのポイントでバチ抜けが発生する見込み。前回の潮でバチ抜けした運河はほぼ間違いなくシーバスが付きます。
    →メジャー河川はほぼ全てのポイントでバチ抜けが発生しました。バチソーメンの状態になる河川(中川・多摩川)が多く、バチ抜け開始直後にバイトが集中する傾向にあったため、時間ギリギリに来た方などには少し難しかったですね。鶴見川がほど良くバチ抜けしており、ランカーも飛び出すなど素晴らしい釣果だったと言えます。

ヒットルアーBest3

1月に引き続き、河川バチが抜けているためヒットルアーは変動ありません!

1位. Pickup ノガレ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

現在、バチ抜けNo.1ルアーとしても名高いノガレ。現在もその人気、実力は共にNo.1の結果を出しています。飛距離こそ物足りませんが、波風があまりない日や魚が岸際に寄っている状況であれば持っているか持っていないかで釣果は雲泥の差です。使い方についてはノガレで圧倒的な釣果を叩き出すセンメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう!

 

2位. フィール150SG

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

1月から2月は特に強風が吹き荒れることも多く、その中でも結果を出したいのであれば "比較的重量のあるルアー" でボトムをしっかりトレースすることが攻略の糸口!だからこそ推したい一品がPazdesignから発売されている「フィール150SG」です。

人気は120mmの方があるように思いますが、120SGでも10gしかないため、強風の場合や魚が沈んでいるケースでは150SGの方が圧倒的に強い!他のシンペンにはない、絶妙なサイズと重量のバランスが本当に頼もしい限りです。

フィール150SGが強いシチュエーションで言えば、以前はローリングベイトが代表格でした。ただ、やはりアクションやシルエットから言えばバチに対しては少しオーバーなため、今ではもっぱらフィール150SGばかり使うようになったほどの釣果を出してくれたルアーです。

 

3位. Daiwa ヒソカ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

ノガレで釣れない、釣り辛い状況をカバーしてくれるのがダイワから発売されているヒソカ。重量の割に飛距離はそれほどでもありませんが、風に強い点はかなり好印象。ダウンに入れてもほとんどロールしかしないため、河川の強い流れの中でもしっかりと魚を誘うことが出来ます。

使い方についてはバチ抜けの基本の通り、センメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう。

 

4位. エクリプス バロール90/130

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

圧倒的な飛距離、それは河川において間違いなく釣れるキーワード。それを体現しているのがエクリプスから発売されている「バロール」です。

サイズは90mmと130mmの2つありますが、人気は130mmの方があるもののおすすめは90mm。

バチ抜けの実績はもちろんのこと、バチ抜けが不発の際にアミパターンにも対応できるため90mmの推奨しています。とは言え、中々入手が難しいルアーになるため130mmも見かけたら即買いで間違いありません!使い方についてはバチ抜けの基本の通り、バロールの生みの親でもある前田プロのありがたい解説がピッタリです。

 

2023年3月のバチ抜け予測と結果について

3月の後半に入ると河川バチが一段落し、これ以降は運河周りでのバチ抜けがメインになります。

  • 3/5~3/14:荒川、多摩川、旧江戸川は期待薄。隅田川が本格的にバチ抜けする。運河もほぼ全てのポイントでバチ抜けをしており、間違いなくハイシーズンを迎える。
    →予想に反し、荒川、多摩川、旧江戸川も全てバチ抜けしました。更に、今期はややサイズが小さかった多摩川でもランカーが釣れるなど、どの釣り場も好調をキープ。そして、ついに隅田川でもバチ抜けが始まり、40cm-60cmほどの群れを確認。元々サイズが出るフィールドではありませんが、数釣りはしやすいため楽しめると思います。
    とは言え、多くの河川ではアミが大量に発生していたり、イナッコの群れも確認出来ているのでバチ抜けに拘りすぎない方がいいでしょう。
    ここから気温が上昇していくので、河口のディープエリアのボトムについていたコノシロが徐々に動きだし始めます。春のコノシロパターンはランカー狙いをする方にとって重要なタイミングなので、まだやったことがないという方は是非チャレンジしてはいかがでしょうか?
  • 3/20~3/28:荒川、多摩川、旧江戸川は期待薄。隅田川はかなり大きな群れが入るため絶好。運河は全てのポイントでバチ抜けをしており、間違いなくハイシーズンを迎える。
    →ランカー調査に出掛けるので、運河やこれ以降のバチ抜けはそれほど意識しません。とは言え、タックルボックスにはバチ抜けで実績上位のルアーである以下の3つは忍ばせておいた方があらゆるパターンに対応することが出来ます。

 

運河のバチ抜けでおすすめのルアー

港湾バチであればより繊細なルアーも必要になってくることがあります。そんな場合に強いのがアルデンテ、絶対に1本は持っておいて損なしです。

ima アルデンテ 70s/90s

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

★アルデンテ70sと90sの使い分けについて

アルデンテ70sは運河のどのバチにも対応出来る万能ルアー。デッドスローのただ巻きはもちろん有効、またシンキングではあるものの風が少しあるとラインが抵抗になり表層を流しやすいので、食わせたいポイントでU字ターンさせるなどのテクニックも効果的!とは言え、基本はフローティングのルアーとして釣りをしましょう。

90sは70sよりも引き波バチが多い状況で断然強く、ワンランク大きいサイズを連れてきてくれることが多い。重量はそこまで重くありませんが、空気抵抗が少ないため遠投することが出来、幅広く攻めることが出来ます。引き波が綺麗にでるためアピール力は抜群です!

あとはやはり王道のArea10やマニックですね。これについては最早説明が不要だと思いますので、紹介は割愛させていただきます。

 

バチ抜けおすすめのルアーBest3

河川バチと運河バチのどちらでもこの3つはおすすめです。まだ入手していない方は是非購入を!

1位. Pickup ノガレ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

現在、バチ抜けNo.1ルアーとしても名高いノガレ。現在もその人気、実力は共にNo.1の結果を出しています。飛距離こそ物足りませんが、波風があまりない日や魚が岸際に寄っている状況であれば持っているか持っていないかで釣果は雲泥の差です。使い方についてはノガレで圧倒的な釣果を叩き出すセンメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう!

 

2位. フィール150SG

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

1月から2月は特に強風が吹き荒れることも多く、その中でも結果を出したいのであれば "比較的重量のあるルアー" でボトムをしっかりトレースすることが攻略の糸口!だからこそ推したい一品がPazdesignから発売されている「フィール150SG」です。

人気は120mmの方があるように思いますが、120SGでも10gしかないため、強風の場合や魚が沈んでいるケースでは150SGの方が圧倒的に強い!他のシンペンにはない、絶妙なサイズと重量のバランスが本当に頼もしい限りです。

フィール150SGが強いシチュエーションで言えば、以前はローリングベイトが代表格でした。ただ、やはりアクションやシルエットから言えばバチに対しては少しオーバーなため、今ではもっぱらフィール150SGばかり使うようになったほどの釣果を出してくれたルアーです。

 

3位. Daiwa ヒソカ120f

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

ノガレで釣れない、釣り辛い状況をカバーしてくれるのがダイワから発売されているヒソカ。重量の割に飛距離はそれほどでもありませんが、風に強い点はかなり好印象。ダウンに入れてもほとんどロールしかしないため、河川の強い流れの中でもしっかりと魚を誘うことが出来ます。

使い方についてはバチ抜けの基本の通り、センメイ氏に書いていただいた解説は目を通しておきましょう。

 

4位. エクリプス バロール90/130

※画像を選択すると、Amazonの商品選択画面に入ります。

圧倒的な飛距離、それは河川において間違いなく釣れるキーワード。それを体現しているのがエクリプスから発売されている「バロール」です。

サイズは90mmと130mmの2つありますが、人気は130mmの方があるもののおすすめは90mm。

バチ抜けの実績はもちろんのこと、バチ抜けが不発の際にアミパターンにも対応できるため90mmの推奨しています。とは言え、中々入手が難しいルアーになるため130mmも見かけたら即買いで間違いありません!使い方についてはバチ抜けの基本の通り、バロールの生みの親でもある前田プロのありがたい解説がピッタリです。

 

バチ抜けを知らない、バチ抜けで釣りたい人に向けたFAQ

Q. バチ抜けとは?

バチとは、多毛類に分類されるイソメやゴカイ類などの通称で、多くの魚類が捕食するため釣り餌としても馴染みがあるでしょう。そんなバチは、通常砂や泥地などで生活する底生動物として知られていますが、産卵期になると巣穴から飛び出し、時に水面を覆いつくすほど一斉に産卵行動を起こします。

これが、俗にいう「バチ抜け」と呼ばれる現象です。

このバチ抜けが起きると、魚たちは待っているだけでも餌が口に飛び込んでくる状態となり、異常なほど偏食をします。だからこそ、多くの釣り人が「バチ抜けパターン」などと呼び、バチを偏食する魚をターゲットに様々な釣り方が考案されてきました。

Q. バチ抜けするシーズンとは?

バチの産卵期は一般的に11月から翌年の4月頃までと言われており、夜間になると河口付近で群れて泳ぐ姿がみられます。なお、産卵が終わると成体は死亡してしまいます。

そんなバチには「河川バチ(長バチ)」「港湾バチ」「クルクルバチ」と呼ばれる3つの種類があり、それぞれで微妙にバチ抜けするシーズンや場所が異なります。そのため、例年しっかり調査していないと折角釣りに行ってもバチ抜けが一切起きず、結果として全く釣れないこともありますよね?

だからこそ、バチ抜けの釣りには情報収集が欠かせません。

Q. バチ抜けする時間とは?

バチ抜けは満潮の頂上付近から発生しますが、その時はあくまでもバチが巣穴から徐々に浮上してくるタイミングです。それが満潮から1時間半ほどして潮が効き始めたあたりで遊泳力のないバチが表層付近で捕食されています。

つまり、バチ抜けが起きたばかりの満潮1時間前後は「底を狙い」、そこから徐々にレンジを上げていくと釣果を伸ばすことが出来ます。

Q. バチ抜けする潮とは?

良く、バチ抜けは「大潮」と言われますが、それは全くの嘘です。大潮の2~3日目から始まり、小潮の2日目くらいまでは連日バチ抜けしています。

Q. バチ抜けで釣れる魚とは?

一番有名なのはスズキ(以降、釣り人に馴染みのある「シーバス」と呼びます)です。しかし、バチは多くの魚類が捕食する餌であり、実はバチ抜けが起きると「クロダイ(チヌ)」や「メバル」などの魚たちも積極的に捕食活動を行います。

そのため、普段は別の釣り方でそれらの魚を狙っている場合でも、バチ抜けが起きるような場所であればバチ抜けに合わせた釣り方をした方が釣果は伸びます。

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