【2023最新】小坪港の釣り場解説!釣れる魚や釣り方まで徹底解説!
小坪港は小坪マリーナの脇にある小規模な護岸で、釣り人が少ないため快適に釣りが楽しめる穴場的釣り場です。 近年は漁港内が釣り禁止になってしまった影響もあり、釣り場は一面がテトラに覆われたポイントしか残されていないため、釣りの難易度が大分上がってしまったポイント。
- ポイント名
- 小坪港
- 住所
- 〒249-0008 神奈川県逗子市23小坪5丁目 (地図を開く)
- 交通
-
◆公共交通機関
・JR横須賀線「鎌倉駅」より、京浜急行バス「小坪経由逗子駅行き」にて「小坪」下車、徒歩7分
・JR横須賀線「逗子駅」または京浜急行「新逗子駅」北口より、京浜急行バス「小坪経由鎌倉駅行き」にて「小坪海岸」下車、徒歩5分
◆車
・横浜横須賀道路「朝比奈IC」より約15分
※テトラ帯の釣り場の目の前にある有料のパーキングを利用すること - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- 調査中
- 飲食店
- 調査中
- 釣具店
- 調査中
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
小坪港の港内(小坪マリーナ側)
小坪港の港内には小坪マリーナや漁協があり、足場がよくファミリーフィッシングが楽しめるポイント。夏から秋にかけては多くのアジが港内を回遊し、サビキ釣りやアジングなどで手軽に狙うことが出来ます。スロープ周辺こそ水深があまりないものの、漁協前にある護岸から小突堤にかけては水深もあり、その周辺では特にチヌ釣りが盛んに行われています。水の透明度が高いこともあって、夜間にならないと大型のチヌは顔を見せませんが、小型のカイズクラスであれば日中からでも釣れるポイントです。
しかし、2020年頃になると小坪マリーナから漁協前の護岸が全て立入禁止および釣り禁止になってしまい、残念ながら2023年現在も釣りが出来ない状況が続いています。次にご紹介する逗子マリーナ側の護岸沿いのテトラからは釣りが出来るものの、ファミリーフィッシングをしたい家族連れの釣り人にとっては辛い釣り場になってしまいました。
小坪港の西護岸(逗子マリーナ側)
小坪港から逗子マリーナ前にかけての護岸は一面がテトラで覆われており、やや上級者向けの釣り場が広がります。小坪港と護岸を隔てるようにある小突堤は港内側こそ釣り禁止ではあるものの、外側のテトラからは釣りをしても問題ありません。また、この小突堤の付け根部分には小規模な流れ込みがあり、そこがチヌの釣果実績が最も高いポイントです。他のテトラ周りからでもチヌは釣れますが、それでもこの流れ込みが一番人気です。
テトラ帯全域では、チヌ以外にも、メバル・カサゴ・ウミタナゴなど岩礁を好む魚が多く釣れる他、アジやイワシなどの小型回遊魚、更にはそれを狙うソウダガツオやイナダと多種多様な魚を狙うことが出来ます。もちろん、テトラ帯は釣りがし辛いのは事実ですが、テトラが小さめで規則正しく並べられているため思っているほど足場は悪くありません。流れ込みがあるエリアでは水深が3~5m程度しかありませんが、奥へ行くにつれ徐々に深くなっており、プール前では水深が6mを超えることもあり特に釣果を伸ばせます。
ソウダガツオやイナダといった回遊魚を狙う釣り人には、潮通しの良さからこのプール前が一番おすすめのポイントです。
また、あまり知られてはいませんが、時にイシダイが釣れることもあります。小坪港に居着きでいるというよりかは、小坪海岸の地磯とを回遊しているようなタイプのイシダイです。それだけに、それほど数は多くないものの、釣り人にとって憧れの「磯の王者」を手軽にオカッパリから狙うことが出来るというのは、かなり夢のある釣り場と言えるのではないでしょうか?
頻繁に通わなければ手にすることが出来ない一尾ではあるものの、それだけに釣れたときの感動は凄まじいものがあるため、是非チャレンジしてください。
その他おすすめの情報
港内側には公衆トイレがあります。
小坪港で釣れる魚
- チヌ:3月から12月
- アジ:7月から10月
- メバル:11月から5月
- ソウダガツオ:8月から10月
- イナダ:9月から10月
- アオリイカ:親イカ狙いであれば3月中旬〜7月。 新子は9月〜11月
チヌを狙いたい方
チヌ狙いであれば、おすすめはダンゴ釣りかウキ釣りの2つです。ダンゴ釣りであれば流れ込み周辺が釣りしやすく、かつ実績も高いポイント。それに対し、ウキ釣りではグレなどと合わせて狙えるフカセ釣りが主流です。
ソウダガツオやイナダを狙いたい方
ソウダガツオやイナダを狙う場合は、カゴ釣りかルアー釣りの2つです。どちらの釣り方でも場所はプール前が一番で、特にベイトであるアジやイワシの回遊が多い夕方と朝のマズメ時がおすすめ。
逗子マリーナ側の沖には海底に大きな岩礁があり、その脇を通すのが最も釣果を伸ばしやすいものの、結局のところベイト次第なのでそこまでセンシティブになる必要はありません。
アオリイカを狙いたい方
アオリイカ狙いであれば、エギングとウキ釣りのどちらかですが、人気があるのは圧倒的にエギング。逗子マリーナ側の沖にある海底の大きな岩礁周りに向かってキャストするのがおすすめです。特に春イカのシーズンにはこの場所を如何にギリギリまで攻めることが出来るかが重要。後は小突堤と小坪マリーナから伸びる大突堤の間はかなり実績のあるポイントで、少しずつエギを通していくコースを変えていきくまなく探っていきましょう。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
上級者向けの解説
小坪港付近の釣り場
小坪港から約1.7km
葉山港は三浦半島の相模湾に位置する大型の港です。ターゲットとしては大型の魚から比較的ライトな釣りものまで幅広く狙うことが出来るポイントですが、残念ながら釣り場に入ることが出来る時間に制限があるため、満足いく釣行は難しいかもしれません。
小坪港から約2.4km
鎌倉南部に広がる「坂ノ下護岸」は、地元のアングラーにしか知られていないような穴場の釣り場。しかし、多くの岩礁に作られたテトラの突堤や、遠投すれば砂地が広がるなど釣り場としてのポテンシャルはかなり”高め”です!
小坪港から約2.8km
千貫松下の磯は神奈川県三浦半島の森戸神社の裏手にある磯です。磯場の左端には巨大な岩があり、投げ釣りが楽しめます。森戸川を挟んだ向かい側には堤防もあります。足場は悪く波も被るのでファミリーフィッシィングには向いていません。ベテランの方は夜釣りも楽しめます。
小坪港から約3.2km
真名瀬漁港は神奈川県の三浦半島にある漁港です。現在は一部が釣り禁止・立ち入り禁止となっています。1時間100円といって良心的な駐車場もあり小魚も多くファミリーでも楽しめる釣り場でした。
小坪港から約3.2km
芝浦埋立地護岸は神奈川県の三浦半島にある海底の地形がバリエーションに富んだ磯の釣り場です。近くにコインパーキングはありますが道路が真後ろにあるため、ファミリーでの釣行には不向きです。現在は、真名瀬漁港に隣接しているため立ち入り・釣り禁止であるかは不明です。