【神奈川県】シーバス激戦区の鶴見川!エリア毎に攻める場所を徹底解説!
神奈川県横浜市の鶴見駅から歩いていくことが出来、ルアーマンにとっては攻略のし甲斐がある橋脚が非常に多い「鶴見川下流域」の釣り場を解説していきます。70cmアップのシーバスや年無しのチヌ・キビレ、大型のハゼなどが釣れます。
- ポイント名
- 鶴見川下流
- 住所
- 〒230-0038 神奈川県横浜市鶴見区栄町通2丁目 (地図を開く)
- 交通
- JR京浜東北線・京急線「鶴見駅」徒歩5分
- 駐車場
- あり
- トイレ
- なし
- コンビニ
- なし
- 飲食店
- なし
- 釣具店
- なし
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
河川の形が夢を食べるといわれる動物「バク」に似ていることから「バクの川」などとも呼ばれ、周辺の地元民からは親しまれています。
そんな鶴見川は釣り場としても大人気!護岸が整備されているため初心者でも安全で、良く釣れるポイントです。今回はシーバスにフォーカスしていますが、実際にはチヌも良く釣れるため釣り物には通年困りません。
鶴見川シーバス攻略!まずはポイントから押さえていきましょう!
ポイントをご紹介する前に一言、鶴見川は神奈川県に数あるシーバスポイントの中でも超一級のポイントです。
魚の数自体は隣を流れる多摩川と比較しやや少ない印象もありますが、多摩川と違い鶴見川の護岸は非常に整備されているため釣りがしやすいです。また、目に見える障害物(ストラクチャー撃ち)を主体とした釣り方が出来るため、シーバスが付いているポイントが分かりやすいというのもメリットでしょう。非常にゲーム性が高い釣りが出来ることから、オカッパリアングラーとしては多摩川よりは鶴見川に通いたくなる気持ちも頷けます。
前置きは以上として、この魅力溢れる鶴見川でどこを攻めれば良いか?鶴見川の中流部から順番にポイントをみていきましょう。
末吉橋
まず、リバーシーバスには遡上限界があるということを理解する必要があります。簡単に言ってしまえば、これより上は塩分濃度やベイト、河川の状況によりシーバスが遡上しないラインです。鶴見川の場合であれば、ここ末吉橋になります。
末吉橋へのアクセス方法ですが、川崎側から行くのであればすぐ側道からエントリーすることができます。
反対の鶴見方面からは、末吉橋の下流にある民家の側道から入るのがおすすめです。
※ただし、車で行く場合は最寄りのパーキングをご利用ください。基本的にはバイクや自転車が有利です。
新鶴見橋~森永橋
続いて、新鶴見橋とその少し下流にある森永橋です。この周辺は少し川幅が狭くなっており、更には川が蛇行している関係もあるため、あまり流れのない鶴見川の中では珍しいポイントです。
新鶴見橋
目印は「RAKU SPA 鶴見」という宿泊可能なスーパー銭湯で、その目の前で釣りをすることが出来ます。
森永橋
目印は森永のビルで、すぐ裏が釣り場になっています。
どちらの橋脚も、鶴見・川崎からアクセスすることが出来るため、近い方からで大丈夫です。
流れのヨレから言えば、新鶴見橋は鶴見側からのエントリー、森永橋は川崎側からエントリーするのがおすすめです。
それぞれにかかる橋脚はもちろんのこと、少しの変化があれば流れのヨレが発生しているので、ピンポイントを見逃さないことが釣果アップの秘訣です。
JR線(佃野公園)~芦穂橋
これより下流は「JR各線」「鶴見川橋」「鶴見橋」「芦穂橋」とかなり狭い間隔で橋脚が連続しているエリアです。
まず、JR線(東海道本線、湘南新宿ラインなど)が複数かかる橋脚です。
鶴見川の佃野公園前に駐車場があるため、車でお越しの方には非常に便利なポイントになっていますが、このポイントが本領発揮するのはナイトゲームです。
日中はかなり騒音があるため、あまりシーバスからの反応は良くありません。
続いて、春のバチ抜けシーズンに有望な鶴見川橋と鶴見橋です。この二本の橋脚周りはアクセスの良さからかなり人気のポイントと言えます。
アーチが特徴的な鶴見川橋
鶴見側から上ることが出来る小規模な鶴見橋
※アクセスは岩瀬メッキ(鶴見)を目指すのがおすすめです。
しかし、川幅がかなり広いため、バチ抜けシーズン以外の釣りでは実際のところそこまで釣果は良くありません。
それよりもオススメしたいのが、芦穂橋の周りです。
芦穂橋
狙い目は視点にもあるように下流側が圧倒的におすすめです。川幅こそ広くなるものの、川が大きく蛇行しているため水の流れに変化があります。そういったヨレにルアーを流し込むことが、このポイントを攻略する一番の方法です。
潮鶴橋~臨海鶴見川橋
いよいよ下流の中でもかなり塩分濃度が濃くなっているのがこのエリア。特に臨海鶴見川橋までいけば、ほとんど河口部と変わらないほどです。
潮鶴橋
潮見橋
臨海鶴見川橋
川崎側の護岸際には多くの船が停泊しているため、出来る限り避けてください。
ロープにルアーを引っかけている人などを見かけますが、そのような行為が続いてしまうと間違いなく釣り禁止などになってしまいます。
その他おすすめの情報
鶴見川へ降りる階段は数が少ないため注意してください。
おすすめは川崎と鶴見をつなぐ鶴見橋(15号線)の船着き場やその対岸になるため、地図を確認しながら進むようにしてください。
鶴見川下流で釣れる魚
似たようなシチュエーションである東京の運河とは違い、全体的に光量が少ないです。そのため、明暗部を意識するよりは水流の変化があるところを狙った方が釣果に繋がる傾向にあります。
釣りたい人はとにかくランガンすること!また時間の制限が無ければ終電が終わった後はチャンスです!
鶴見川でシーバスを釣りたい方必見!ベイトパターンから必携ルアーまで解説!
鶴見川のシーズナルパターンとは?
シーバスと言えば春のバチ抜けシーズンが有名ですが、鶴見川のバチ抜けは1月からと非常に早く始まります。ただ、この時期に釣れるのは50cm程度と、居着きの数少ない個体を狙うような釣りになります。
そこから徐々に鶴見川の下流~中流域に遡上を開始し、バチ抜けシーバスのパターンにはまるのが2月後半~3月後半までと、あまり長続きはしないことが例年を通して多くあります。
3月の後半~4月にかけてハクやイナッコがメインのベイトになり、遡上してくる開始のタイミングを狙うとランカーサイズのシーバスが出やすくなります。しかし、先ほども申し上げた通り、バチを捕食しているシーバスも多く、混合パターンになるため中々狙って釣るのは難しい時期でもあります。
夏~秋にかけては、基本的にベイトフィッシュを意識しましょう。特に、メインベイトはフナ・イナッコなどが多く、護岸際を丁寧にシャッド系で狙うと釣果がアップする傾向にあります。
7~9月にかけては河口域の方が実績は高く、10月から11月までは多くのコノシロが遡上してくるため、下流~中流域にかけての実績が高くなるなど、同じ秋とは言え1週間もするとシーバスの群れが大きく移動する可能性があることは十分に理解しましょう。
鶴見川で必携ルアー5選
フィール120sg
フィールは120がおすすめです。特に120sgで幅広いレンジを攻略するようにしましょう。カラーバリエーションが豊富で、特に2月から3月のバチ抜け時には最も信頼出来ます(編集部スタッフ談)
マリブ68/78
マリブは68/78共におすすめです。よりゆっくり魚にアプローチするなら68、汎用的に使いたいのであれば78など。タックルバランスを考慮し、特に2月から4月までのアミパターンやハクパターン時には最も信頼出来ます(編集部スタッフ談)
ナレージ50/65
ナレージは50/65共におすすめです。幅広く探るのであれば65、明暗部や護岸際などのピンポイントを攻める場合には50と使い分けしましょう。通年強いルアーで、アミパターンやハクパターン以外にも様々なパターン攻略が出来るルアーです(編集部スタッフ談)
blueblue ブローウィン125F/165slimF
圧倒的な飛距離と、バチ抜けからベイトパターンまで対応できる幅広さが売りです。多くの場合でパイロットルアーとして使うことが出来るため、多摩川で釣りをするなら是非1本は手に入れたい商品です。(編集部スタッフ談)
ナレージ50/65
ナレージは50/65サイズ共におすすめです。幅広く探るのであれば65、明暗部や護岸際などのピンポイントを攻める場合には50と使い分けしましょう。通年強いルアーで、アミパターンやハクパターン以外にも様々なパターン攻略が出来るルアーです(編集部スタッフ談)
この5つのルアーに加え、状況によりレンジを変えたい場合にはいくつか持っておくと便利です。こちらも合わせてチェックしてください。
・ノガレ120Fの爆釣マニュアル
・前田プロ直伝のバチ・アミパターン攻略
・その他、シーバスの釣り方など
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
上級者向けの解説
鶴見川下流付近の釣り場
鶴見川下流から約3km
大川緑道公園は神奈川県の大川町にある公園です。ここでは釣りは一切禁止となっています。立ち入り禁止看板のあるところへの侵入は危険です。絶対に立ち入らないでください。
鶴見川下流から約3.4km
鶴見川の最河口部に位置する「ふれーゆ裏」は、多くの釣り人から「釣れない」と言われがちですが、実は攻略方法さえ押さえてしまえば良く釣れる釣り場に変貌します。そこで、今回はふれーゆ裏で釣れないと悩んでいる方のために、釣り場紹介から釣れる方法まで一挙に紹介していきます!
鶴見川下流から約3.4km
神奈川県川崎市の駅から歩いていくことが出来、加えて他の釣り場と違い自然の中で釣りが出来るポイントそれが「多摩川下流域」です。初心者やファミリーフィッシングにもピッタリなハゼやテナガエビ、ウナギから、70cmアップのシーバスや年無しのチヌ・キビレといったルアーのターゲットも非常に豊富です。
鶴見川下流から約4.9km
水江町公園は神奈川県の川崎市にある釣り場です。しかし現在は工事中に伴い閉鎖されています。川崎市湾岸局によると2023年まで工事は延びるという発表がされています。工業地帯での釣りは岸壁に寄れない場所が殆どなので、ここは立ち寄れる数少ない貴重な釣り場でした。
鶴見川下流から約5.5km
東扇島西公園は川崎市を代表する釣り場で、人口島である東扇鳥に位置する釣り場です。駐車場やトイレも公園内にあり、野外設備も整っているため非常に人気はありますが、それ故に釣りをするスペースがないジレンマや魚がスレているため、どの様にしたら攻略できるかポイントを抑えていきましょう。