【2022年度最新】東扇島西公園の釣り場
東扇島西公園は川崎市を代表する釣り場で、人口島である東扇鳥に位置する釣り場です。駐車場やトイレも公園内にあり、野外設備も整っているため非常に人気はありますが、それ故に釣りをするスペースがないジレンマや魚がスレているため、どの様にしたら攻略できるかポイントを抑えていきましょう。

- ポイント名
- 東扇島西公園
- 住所
- 〒210-0869 神奈川県川崎市川崎区東扇島94−1 (地図を開く)
- 交通
-
電車・バス:川崎駅より市営バス「川07系統東扇島西公園前行」にて「東扇島西公園前」下車すぐ
車:首都高速道路湾岸線「東扇島出口」より3分 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- 調査中
- 釣具店
- なし
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- なし
東扇島西公園とは?
東扇島とは、神奈川県川崎市にある比較的大きな人口島。内海は比較的波風が穏やかな京浜運河に面し、外海は波風共に激しい東京湾に面しています。東京湾という奥まった地形ではあるものの、大型の貨物船などが通る川崎港の一画にあるため、付近の水深はかなり深くなっているのが特徴です。 釣り人からすれば、アクセスの良さと程よい水深、かつ潮通しも比較的よいため絶好の釣り場と言えるのですが、島全体にある4つの公園のうち、釣り場として開放されているのは残念ながら東扇島西公園だけとなります。 ◆東扇島にある公園 ・東扇島中公園:釣り禁止 ・東扇島北公園:釣り禁止 ・東扇島西公園:釣り場として開放されています。有料の駐車場が2か所設置されていますが、大型車の乗り入れはできなかったりします。(バイクの駐車場もここにあります) ・東扇島東公園:釣りと遊泳が禁止されていますが、2010年4月から潮干狩りが出来るようになりました。有料の駐車場があり、バスの駐車も可能です。他には人工海浜、多目的広場、バーベキュー広場、憩いの広場、汐入のデッキ、ドッグランなどの施設も完備しているため休日に家族でお出かけするスポットにもなっています。東扇島西公園のメリット・デメリット
さて、そんな東扇島西公園とはどのような釣り場と言えるのでしょうか? 答えはズバリ「非常にポテンシャルが高い」です。元々が埋立地ということもあり、公園手前の水深が浅いエリアでも2~3mほど、先端まで行くと水深が10m付近にもなるほどで、東京都内や川崎市からもアクセスがいいこの釣り場が開放されているというのはかなり恵まれていますね。更に、24時間開放されており、テントなどを張っても十分な歩道や芝生のエリアがあるため快適に釣りをすることが出来ます。 しかし、デメリットとしては休日になると家族連れで釣りに来る方が多く、隣との距離は僅か2~3mほどしかありません。これではルアーフィッシングなどは難しく、ベテランアングラーにとっては悩ましいところです。東扇島西公園のポイント解説!
公園手前のテトラから先端までは一直線の釣り場で、公園手前のテトラ以外に目立った地形の変化がありません。 しかし、地形は先端にいくにつれ徐々に水深が深くなり、更に潮通しも良くなっていきます。加えて、足元や少し投げるだけでも水中には多くの障害物があるため、海底の変化や水深が急に深くなる場所を重点的に攻めると釣果が伸びます。 遠投をすると、そこはほぼ砂地が広がっているため、「工業地帯の中でこんな魚が釣れるの?」というような魚に巡り合うことが出来る不思議な釣り場です。 これらの特徴を踏まえ、釣り場を大きく3つに区分すると、以下が東扇島西公園のポイントと言えます。 <東扇島西公園で釣るならこれだけは抑えておきたい3つのポイント> ・公園の手前:第一駐車場に一番近い陸地側のこと。公園内で唯一テトラポッドがあるポイントです。水深は3m程で海底は岩場になっており、この付近ではクロダイやメジナ狙いの釣り人が多くいます。非常に人気のポイントで、正直なところ常連のおじさんが場所を占拠しているため、単に釣りをしに行こうとしてもまず入ることが出来ません。また、この付近ではメバルやカサゴといったロックフィッシュも狙うことが出来ますが、人気ポイントであるが故に小さいサイズが釣れてしまうことも多いので、小さい場合にはちゃんとリリースするようにしましょう。 ・公園の中間:比較的空いているポイントです。公園の手前とは違い、アジやイワシ、コノシロ、サヨリ、サッパといった小型~中型の回遊魚が回ってきます。そのため、ルアーのターゲットになるような釣り物もチャンスがあり、シーズンになるとタチウオなども良く釣れるポイントです。このポイントは20~30m先がほとんど砂地になっていることもあり、シリヤケイカを狙うエギンガーの姿も良く見かけるポイントです。 ・公園の先端:潮がぶつかるポイントなので、大型の回遊魚が狙えます。ブリやワラサなどの釣果はほとんどがこの場所です。コノシロパターンなどが強い時にはシーバス、シロギスやハゼが寄っている場合にはマゴチなどが狙えます。投げ釣りではシロギスやカレイなどの実績が高く、ファミリーフィッシングにも向いていますが、如何せん駐車場から遠い上に波風が強いことも多いという難点もあります。東扇島西公園をストリートビューで確認!
・公園の手前 ・公園の中間 ・公園の先端【2022/12/01】
11月の後半になってからは徐々にタチウオの回遊が少なくなってきましたが、まだ接岸はしているため釣れることは釣れる状況です。一応12月の中旬までは毎年釣れているため、中旬以降でぐっと冷え込んでからは別の釣り物を探しましょう。
次にピックアップしたいのがカマス。40cmクラスとかなりサイズが良いため、シーバス用のルアーなどにもアタックしてきます。ただ、群れによってはもちろん小型のものも釣れることがありますので、タックルは2セット持っておくのがいいでしょう。
ブリやワラサはまだまだ釣れており、この調子であれば12月・1月共に狙っていけます。ベイトは日によって異なり、アジやコノシロが中心です。泳がせ釣りであればその日のベイトも良く分かると思いますが、ルアーで狙うのであればメタルジグだけでなく、ビッグベイトやペンシルベイト、バイブレーションなど出来る限り広範囲に探れるものがおすすめです。
シーバスは今がピーク!多摩川に遡上していたコノシロが遂に回ってきており、これを狙ってビッグベイトを投げる「コノシロパターン」は正に最高のゲームフィッシングを楽しめます!もちろんメタルジグなどで遠投しなければコノシロの群れに届かないケースがありますので、そういった場合には30~40gのメタルジグやバイブレーションを使うようにしましょう。
>> コノシロパターンとは?基本を押さえて目指せランカーシーバス!
サビキ釣りは相変わらず好調で、アジ・コノシロ・ウミタナゴなど色々な魚種が釣れています。出来ればそのまま岸壁に仕掛けを入れるのではなく、遠投サビキやトリックサビキなどを使って沖向きに投げた方が釣果が伸びる傾向にあります。
ウキ釣りではメジナやクロダイなど、投げ釣りではイシモチやアナゴなどもまだまだチャンス!カワハギが徐々に増えてきているため、エサ取りに悩まされる場合には針をサイズダウンし、カワハギ狙いも面白いです。
タコはいよいよラスト。数こそ出ませんが、今釣れると1kgオーバーのこともありますよ!




