【2023年最新】沖堤と地続きになった「腰越港」での釣りを楽しむ!|釣れる魚は?釣り方は?ロコアングラーが明かす釣り場解説!
遊漁船の基地になっている「腰越港」は、近年の改修工事によって沖堤と地続きになったこともあり利便性が大きく向上した釣り場です。
- ポイント名
- 腰越港
- 住所
- 〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2丁目9−1 (地図を開く)
- 交通
-
車の場合は、県道467号を曲がるとすぐが腰越港の入り口。
電車釣行も可能で、江ノ島電鉄・腰越駅から徒歩15分ほどと非常にアクセスがいい。 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- なし
- 飲食店
- あり
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩で15分と電車釣行が出来るほどアクセスが抜群な上、港内に車を停めることが出来るため、電車釣行派・マイカー派共にもおすすめです。
釣り場にはトイレも併設されており、ファミリーフィッシングには正にうってつけのポイントと言っていいでしょう。
そんな腰越港は、元々遊漁船の基地として知られるような大型の漁港でしたが、近年は更に改修工事を行い、今では沖堤と地続きになったことで釣り場のスペースが拡大しています。
ただ、これにより一部のポイントが立入禁止、具体的には駐車場に隣接する堤防の沖向きが全て釣り禁止とされているため、絶対に立入しないようお願いします。
しかし、この場所がかつてはチヌやメバルなどの岩礁を好む魚の一級ポイントとして知られており、以前から通う釣り人にとっては少し残念な結果となってしまいました。
腰越港の特徴とは?
腰越海岸と七理ヶ浜との間にありますが、隣には小動岬があるため、意外なほど海底には岩礁が多くあるのが特徴です。
腰越港は二本のL字をした堤防で構成されており、駐車場に隣接する堤防を東堤、腰越海岸(腰越海水浴場・片瀬東浜海水浴場)と隣接する堤防を西堤と呼びます。
先ほどご紹介した通り、外側に見えるテトラ帯は立入禁止であるものの、港内はスロープや小規模な突堤があり地形的な変化が豊富な釣り場です。
東堤の釣り場
東堤の基部にある小突堤は、やや見落としがちなポイントですが、実はアオリイカが釣れるポイントです。
夏場になると良く新子サイズのアオリイカを見かけ、サイトフィッシングで狙うことが出来ます。
とは言え、もちろん本命はその奥にある堤防がメインの釣り場です。
駐車場の目の前からでも、メバルやチヌ、アオリイカなどを狙うことは出来ますが、奥に行けば行くほどサイズに期待が持てるため、先行者がいなければより先端を目指すようにしましょう。
この付近は船の出入りがあるため、船道(ミオ筋)と呼ばれる少しえぐれた地形をしているため水深が他よりも深くなっています。この水深が深くなっている部分に大型の魚が潜んでいるため、出来る限り底付近を重点的に攻める方が断然釣果を伸ばしやすいです。
西堤の釣り場
西堤を腰越海岸からみると、途中まではほとんど水深がないことが分かります。
そのため、西堤の外側は途中までほとんど魚が釣れないため、最低でも堤防の中央を超えた辺りから釣りをするようにしましょう。
主な狙いとしてはシロギスやイシモチなどの砂地を好む魚を投げ釣りで狙える他、アジやイワシなどの回遊もあるためサビキ釣りなども楽しめます。
それに対し、西堤の先端付近になると大分釣り物が変わります。
メバルやチヌなど岩礁を好むような魚の釣果があり、時にはアオリイカも混じるなど多彩な魚が釣れます。もちろん、アジやイワシは港内や先端付近にもよく回遊しているのでサビキ釣りもおすすめです。
その他おすすめの情報
堤防の釣りは手軽ですが、やはり釣果は断然船釣りの方が上です。
ここ腰越港では多くの遊漁船で船釣りをすることが出来るため、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
政美丸
・HP:https://www.masamimaru.com/
・釣り物:アマダイ五目やライトウィリーなど
蒼信丸
・HP:http://soushinmaru.web.fc2.com/
・釣り物:初秋~初夏はバーチカルエギングで狙うアオリイカ。真夏は相模湾風物詩のマグロやカツオなど、オカッパリでは絶対に経験出来ない釣りを楽しむことが出来ます。
飯岡丸
・HP:https://www.gyo.ne.jp/iioka/
・釣り物:アマダイ、スルメイカ・ヤリイカ、アジ・サバ、ワカシ・イナダなど
ルアーフィッシングを楽しみたい方には、蒼信丸さんがおすすめです!
餌釣りで美味しい相模湾の幸を楽しみたいなら、政美丸さん、飯岡丸さんどちらもおすすめです。
日によって釣り物が異なるため、自分の釣りたいと思う方に予約してみましょう!
腰越港で釣れる魚
各魚種の釣り方については別途更新するためお待ちください。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
上級者向けの解説
腰越港付近の釣り場
腰越港から約1.1km
江ノ島大橋を渡るとすぐにある「湘南港北緑地広場」。綺麗に整備された公園で、安全面も高いことから子供連れでも人気の釣り場です。大型の魚は他のポイントに比べるとやや物足りませんが、ファミリーフィッシングをするなら十分な実績があります!
腰越港から約3.6km
鎌倉南部に広がる「坂ノ下護岸」は、地元のアングラーにしか知られていないような穴場の釣り場。しかし、多くの岩礁に作られたテトラの突堤や、遠投すれば砂地が広がるなど釣り場としてのポテンシャルはかなり”高め”です!
腰越港から約5.9km
小坪港は小坪マリーナの脇にある小規模な護岸で、釣り人が少ないため快適に釣りが楽しめる穴場的釣り場です。
近年は漁港内が釣り禁止になってしまった影響もあり、釣り場は一面がテトラに覆われたポイントしか残されていないため、釣りの難易度が大分上がってしまったポイント。
腰越港から約7.3km
葉山港は三浦半島の相模湾に位置する大型の港です。ターゲットとしては大型の魚から比較的ライトな釣りものまで幅広く狙うことが出来るポイントですが、残念ながら釣り場に入ることが出来る時間に制限があるため、満足いく釣行は難しいかもしれません。
腰越港から約8km
千貫松下の磯は神奈川県三浦半島の森戸神社の裏手にある磯です。磯場の左端には巨大な岩があり、投げ釣りが楽しめます。森戸川を挟んだ向かい側には堤防もあります。足場は悪く波も被るのでファミリーフィッシィングには向いていません。ベテランの方は夜釣りも楽しめます。