2馬力ボートに給油をしよう!
2馬力ボートの購入をした後は、必ず給油が必要になります。初めての方はもちろんのこと、2回目以降の方には要点だけをまとめておいてあります。

ボートを動かすため、絶対にしなければならないのが燃料の給油です。
——まずは2馬力ボートを購入してみよう
と思っている方は、そもそも燃料の種類、ボートで給油するために必要なことなど、どうしたらいいのか悩んでしまうのではないでしょうか?
そこで、今回は2馬力ボートに給油する方法をまとめていきますので、これから購入しようとお考えの皆様は是非ご確認ください!
(2回目以降の方向け)ボートに給油する際のチェックシート
2回目以降で、念のため確認したい方であれば以下のチェックを行ってください。初回の方については次の章で詳しく解説していますので、こちらは省略していただいて問題ありません。
◆ガソリン携行缶に給油する手順
1.給油前に、パッキン・キャップ・エアー調整ねじ・本体に異常がないかを確認しておきます。
2.給油時は、車両のエンジンを切り、静電気を除去してから給油を開始してください。
3.給油後は、キャップ・エアー調整ねじをしっかりしめて、漏れがないかを確認しましょう。
※給油後は、中に何が入っているのかシール(ガソリン・軽油・灯油など)を目立つところに貼ってください。
◆運搬または運搬後保管する手順
1.車載して運搬する場合には、必ずポリ袋に入れるか、トレイなどの上に載せてください。
2.安全で、傾きのない平らな場所で保管してください。
※直射日光が当たる場所・湿気の多い場所などはガソリンの揮発や缶本体の錆などに繋がるため非常に危険です。
3.ガソリンは揮発性が強いため、内圧の変化でガソリン携行缶が変形する恐れがあります。適時エアー調整ねじを緩め、圧力の調整が必要です。
4.ガソリンは劣化していくため、長期保管しないようにしてください。
◆ボートに給油する手順
1.周囲の安全性の確認と、船外機のエンジンを必ず切ってください。
2.傾きのない平らなところに置き、必ずエアー調整ねじで内部の圧力を調整してください。
3.ゆっくりとキャップを外し、給油ノズルを取り付けしっかりしめてください。こぼしたり、人体に付着しないよう注意深く、慎重に給油してください。
(初めての方向け)ボートに給油する手順
こちらが初めてボートに給油する方に向けた手順です。注意点などを含め是非ご確認ください。
給油する方法はガソリン携行缶に入れて行うのが一般的!
マリーナ、海の駅、漁港などで給油が出来る場所もありますが、2馬力のボートを購入しようとしている方は、砂浜や河川敷などから出船しようと考えていませんか?
※もちろん、禁止されている訳ではありませんのでご安心ください。(場所によっては禁止されていることもありますので、出船しようと考えている場所のルールを必ず確認するようにしてください)
そういった方であれば、”ガソリン携行缶” を購入して給油するのが一般的ですが、ガソリン携行缶を使ったことがあるという方の方が少ないと思いますので詳しくお伝えしたいと思います。
ガソリンスタンドでガソリンやディーゼルをガソリン携行缶で購入する際の注意事項
ガソリン携行缶に燃料を入れる際、セルフのガソリンスタンドでは自分で入れることが出来ません。
また、ガソリン携行缶は亜鉛メッキ製で消防法適合済のものが必要になります。(灯油などを入れるためのポリタンクなどは不可)
実際に使っているものになりますが、初めから給油ノズルなどもついている上に安く重宝しています。
実際に給油をしていきましょう!
◆ガソリン携行缶に給油する手順
1.給油前に、携行缶のパッキン・キャップ・エアー調整ねじ・本体に異常がないかを確認しておきます。
2.静電気を除去してから給油を開始してください。
※先述したように、セルフのガソリンスタンドでは、法律で禁止されているため給油することが出来ません。
※給油するのは基本的にディーゼル(軽油)かレギュラー(無鉛ガソリン)です。プレジャーボートでは一般的にディーゼルを使用しますが、2馬力ボートの場合はレギュラーの物も多くあります。ご参考までに、私が使っているHONDAのBF2DHはレギュラーです。
3.給油後は、キャップ・エアー調整ねじをしっかりしめて、漏れがないかを確認しましょう。
※給油後は、中に何が入っているのかシール(ガソリン・軽油・灯油など)を目立つところに貼っておいてください。
◆運搬または運搬後保管する手順
1.車載して運搬する場合には、必ずポリ袋に入れるか、トレイなどの上に載せてください。
2.安全で、傾きのない平らな場所で保管してください。
※直射日光が当たる場所・湿気の多い場所などはガソリンの揮発や缶本体の錆などに繋がるため非常に危険です。
3.ガソリンは揮発性が強いため、内圧の変化でガソリン携行缶が変形する恐れがあります。適時エアー調整ねじを緩め、圧力の調整が必要です。
4.ガソリンは劣化していくため、長期保管しないようにしてください。
※ガソリンには水分が含まれているため、長期保管をするとガソリン携行缶の錆の原因になります。
◆ボートに給油する手順
1.周囲の安全性の確認と、船外機のエンジンを必ず切ってください。
2.傾きのない平らなところに置き、必ずエアー調整ねじで内部の圧力を調整してください。
3.ゆっくりとキャップを外し、給油ノズルを取り付けしっかりしめてください。こぼしたり、人体に付着しないよう注意深く、慎重に給油してください。
※給油後はウエスなどでキレイにふき取り、ガソリン携行缶内にガソリンが残る場合は、キャップ・エアー調整ねじをしっかりと確実にしめてください。
※万が一のため、ゴム手袋などをはめることをおすすめします。