【ウマ娘】 “黒い刺客”ライスシャワーの聖地巡礼スポットをご紹介!
- 出版社
- Cygames
- 連載
- サイコミ等
- 著者
- Cygames
- 連載期間
- 2021年 2月24日 ~
日本競馬史に名を刻んだ名馬たちをモチーフにしたウマ娘たちがレースで覇を競う、Cygamesによるクロスメディアプロジェクト「ウマ娘 プリティーダービー」。
ウマ娘の一人「ライスシャワー」も、実在した競走馬をモデルとしています。史実のライスシャワーは1990年代前半に活躍したステイヤーで、長距離戦において圧倒的な粘り強さを発揮し、菊花賞や天皇賞(春)を制した名馬です。特に1992年菊花賞では無敗の三冠を狙ったミホノブルボンを破り、1993年・1995年の天皇賞(春)ではメジロマックイーンの春天3連覇を阻止するなど、“長距離戦の番人”として強烈な存在感を放ち、「黒い刺客」と呼ばれました。一方で1995年の宝塚記念にてレース中の故障により競走中止となり、そのままこの世を去るという悲劇的な最期も競馬史に刻まれています。
本記事では、「ウマ娘 プリティーダービー」に登場するライスシャワーの“聖地巡礼”ができるスポットをご紹介します。遠方にお住まいの方や現地訪問が難しい方も楽しめるよう、実際の史跡や競馬場の情報をもとに構成していますので、ぜひストリートビュー等でもお楽しみください。
ライスシャワーとは
ライスシャワーは、1991年にデビューし1995年まで現役を続けた競走馬です。父リアルシャダイ譲りのスタミナを武器に、3000m以上の長距離戦で真価を発揮するステイヤーとして活躍しました。
主な戦績としては、1992年菊花賞制覇、1993年・1995年天皇賞(春)優勝と、長距離GⅠを3勝。特に1992年菊花賞では無敗の二冠馬ミホノブルボンの三冠達成を阻止し、競馬史に残る大波乱を演出しました。また1995年天皇賞(春)では、三連覇を狙ったメジロマックイーンを再び下し、“淀の刺客”としての評価を決定づけています。
しかし同年宝塚記念ではレース中に故障を発生し、安楽死処分となるという悲劇的な結末を迎えました。そのドラマ性と強烈な存在感から、今なお多くのファンに語り継がれる伝説的なステイヤーです。
「ウマ娘」のライスシャワー
ウマ娘版ライスシャワーは、控えめで内向的な性格ながらも、レースに対して強い執念と覚悟を持つキャラクターとして描かれています。“勝つために走ること”への葛藤や、自身の走りが周囲に与える影響への不安など、繊細な内面が丁寧に表現されている点が特徴です。
ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』では、長距離適性に優れたステイヤーとして実装されており、特に春の天皇賞など長距離GⅠで活躍できる性能を持ちます。ストーリーでは「勝利の重さ」と向き合いながら成長していく姿が描かれ、史実の“悲劇性と栄光”を踏まえた重厚なキャラクターアークが展開されます。
アニメシリーズでは直接の主役ではないものの、ライバルやチームメイトとの関係性の中で重要なポジションを担い、静かでありながらも強い意志を持つ存在として描写されています。コミカライズやイベントストーリーでも、その内省的な性格とレースへのひたむきさが一貫して描かれており、作品全体のシリアスラインを支えるキャラクターの一人となっています。
1. ユートピア牧場
ライスシャワーは1989年3月5日に北海道・登別市のユートピア牧場で誕生しました。父リアルシャダイ、母ライラックポイントの間に生まれた本馬は、当時から長距離適性を感じさせる体格と気性を持っていたとされます。生産牧場としてのユートピア牧場は、1990年代にかけて多くの競走馬を送り出した北海道の生産拠点のひとつであり、ライスシャワーはその代表的な成功例となりました。
住所
ストリートビュー
2. 美浦トレーニングセンター
美浦トレーニング・センター所属の飯塚好次厩舎に所属し、デビューから引退までの調整をここで行っていました。1989年の誕生後、競走馬としての基礎を築いたのはこの施設であり、日々の調教や仕上げが行われた拠点です。
住所
ストリートビュー
美浦トレーニングセンターは、茨城県稲敷郡美浦村にある、日本中央競馬会(JRA)が管理する競走馬調教施設です。関東地区最大の調教拠点として、国内外で活躍する競走馬が日々トレーニングを行っています。
施設には芝・ダート・ウッドチップなどの調教コースをはじめ、1,200メートルの坂路や屋内スイミングプールなど、競走馬の育成に欠かせない設備が充実しています。広大な敷地では騎手や調教師、厩務員らが一体となって競走馬を支え、日本の競馬文化を支える重要な役割を担っています。
広報会館「ターフプラザ」は自由に見学でき、美浦所属馬のGI優勝パネルやレプリカゼッケンなどを展示しています。また、調教見学や施設見学ツアーなどのイベントも開催されており、競馬ファンはもちろん、競馬をあまり知らない人でも楽しめる見学スポットとなっています。
アクセス
【電車・バス】
JR常磐線「土浦駅」よりJRバス江戸崎行きにて「トレセン前」下車
【車】
常磐道「桜土浦IC」より約23キロメートル(35分)
圏央道「稲敷IC」より約8キロメートル(15分)
圏央道「阿見東IC」より約8キロメートル(15分)
3. 東京競馬場
ライスシャワーは1992年の日本ダービー(東京優駿)に出走し、ミホノブルボンの三冠達成を阻止するべく挑みましたが2着となりました。同年はクラシック戦線で存在感を示し、長距離適性を強く印象付けた年でもあります。東京競馬場は日本競馬の中心的存在であり、ダービーという競馬の祭典が行われる舞台として知られています。
住所
ストリートビュー
東京都府中市にある東京競馬場は、日本中央競馬会(JRA)が運営する中央競馬の競馬場です。日本ダービーやジャパンカップをはじめとするGIレースの開催地として知られ、競馬を題材にしたアニメやドラマの舞台・モデルとしてもたびたび登場しています。
1933年(昭和8年)の開場以来、日本競馬の歴史を象徴する場所として、多くの名馬や名勝負を見届けてきました。広々としたコースやスタンド、パドックなどは、作品に描かれたシーンを思い起こさせる見どころとなっています。
場内にはJRA競馬博物館や乗馬センター、日本庭園のほか、子ども向けの遊具や飲食店も充実しています。競馬観戦だけでなく、馬とのふれあいや散策、グルメも楽しめるため、聖地巡礼とあわせて一日ゆっくり過ごせるスポットです。
アクセス
京王線「府中競馬正門前駅」より専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分
京王線「東府中駅」南口より東門まで徒歩約10分
JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口より専用歩道橋にて西門まで徒歩約5分
4. 中山競馬場
ライスシャワーは1993年の日経賞(GII)を制し、続く天皇賞(春)制覇へ向けて勢いをつけました。この勝利によりステイヤーとしての完成度が高まり、同年の京都での大舞台につながっていきます。中山競馬場は皐月賞や有馬記念など中距離〜長距離の重要レースが行われる競馬場であり、ライスシャワーにとっては春の天皇賞へ向けた重要なステップとなった場所です。
住所
ストリートビュー
中山競馬場は、千葉県船橋市にある日本中央競馬会(JRA)が管理・運営する競馬場です。日本の4大競馬主場の一つとして知られ、皐月賞やスプリンターズステークス、有馬記念、ホープフルステークスなど数々のGⅠレースが開催されています。
なかでも年末の有馬記念は、国内屈指の注目度を誇るレースとして毎年多くの競馬ファンが訪れる名物イベントです。ゴール前に待ち受ける急坂や起伏に富んだコースは、数々の名勝負を生み出してきたことでも知られています。
競馬観戦だけでなく、家族で楽しめる施設が充実しているのも魅力です。屋外にはアスレチック遊具や「くものじゅうたん」が人気の「うまキッズひろば」、屋内にはボーネルンドがプロデュースした「うまキッズルーム」があり、小さな子ども連れでも快適に過ごせます。競馬場限定グルメや馬とのふれあいイベントなどもあり、一日を通して楽しめるスポットです。
アクセス
JR「船橋法典駅」より専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分
※専用地下道の通行可能時間は、開門〜17時20分
※JR船橋法典駅の臨時改札口は8時00分〜17時30分まで開設
JR「西船橋駅」よりバスで約15分、徒歩で約30分
京成「東中山駅」よりバスで約10分、徒歩で約20分
5. 京都競馬場
1992年の菊花賞ではミホノブルボンの三冠達成を阻止し、1993年と1995年の天皇賞(春)ではメジロマックイーンの三連覇を阻むなど、長距離戦で強烈な存在感を示しました。特に1995年の宝塚記念ではレース中に故障を発生し、そのまま競走生活を終えるという悲劇の舞台ともなりました。
住所
ストリートビュー
京都競馬場は、京都府京都市伏見区葭島渡場島町にある日本中央競馬会(JRA)が運営する競馬場です。京阪本線・淀駅に隣接しており、「淀競馬場」や「淀」の愛称でも親しまれています。1925年に開設された歴史ある競馬場で、2023年には約2年半にわたる大規模リニューアルを経て、「センテニアル・パーク京都競馬場」としてグランドオープンしました。
京都競馬場は、春の天皇賞や菊花賞、秋華賞など数々のGIレースの舞台として知られる日本有数の競馬場です。コース最大の特徴は、第3コーナーから第4コーナーにかけて続く高低差のある「淀の坂」で、レースの勝敗を左右する名物ポイントとなっています。また、高さ10.8m・幅64mの大型ターフビジョンや、スタンド各階から見やすくなった楕円形パドックなど、観戦環境も大きく向上しています。
近年のリニューアルでは、観戦施設だけでなくファミリー向け設備も充実しました。大型屋内あそび場「Paka Run!(パカラン)」や「陽だまり広場」「緑の広場」の大型遊具、馬とのふれあいイベントなどが整備され、競馬開催日以外にも気軽に楽しめるスポットとして人気を集めています。競馬ファンはもちろん、家族連れや観光客も一日を通して楽しめるレジャースポットです。
アクセス
京阪電車「淀駅」より徒歩約2分
阪急電鉄「西山天王山駅」よりバスで約15分
※京都競馬開催日は阪急西山天王山駅と京都競馬場間にバスが運行(有料)
6. 大東牧場
ライスシャワーは1995年6月11日の宝塚記念で競走中に故障し、その後の治療の甲斐なく同年にこの世を去りました。遺骨は北海道浦河町の大東牧場に埋葬され、現在は供養碑が建てられています。引退後の名馬たちが静かに眠る場所として知られ、ライスシャワーを偲ぶファンが訪れる代表的な聖地となっています。
住所
ストリートビュー
7. 【代表的な騎乗騎手と出身地】 的場均さんの出身地
的場均騎手はライスシャワーの主戦騎手として1992年の菊花賞、1993年・1995年の天皇賞(春)など数々の名勝負で手綱を取った騎手です。東京都出身で、1980年代からJRA騎手として活躍し、特にステイヤー(長距離馬)の騎乗技術に定評がありました。1992年の菊花賞ではミホノブルボンの三冠を阻止する大胆なレース運びを見せ、ライスシャワーの評価を一気に高める立役者となりました。その後も長距離戦での巧みな騎乗でコンビとしての完成度を高め、1995年の天皇賞(春)では再び勝利を収めています。
住所
ストリートビュー
最後に