【ゴールデンカムイ】 アニメ1期 聖地巡礼ガイド|札幌・小樽・函館などモデル地まとめ

ゴールデンカムイ
出版社
集英社
連載
週刊ヤングジャンプ
著者
野田サトル
連載期間
2014年 8月21日 ~  2022年 4月28日

『ゴールデンカムイ』は、野田サトルによって描かれた、明治末期の北海道を舞台とする骨太な冒険活劇マンガ。“不死身の杉元”こと杉元佐一 とアイヌの少女アシリパ が、埋蔵金を巡って繰り広げる壮絶な旅と戦いを描いています。2014年に週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載が始まり、2022年4月の完結まで続きました。コミックス全31巻、そして2025年8月時点で累計発行部数は3,000万部を突破するなど、日本でもトップクラスの人気を誇ります。

TVアニメ第1期は、2018年4月9日から6月25日まで放送され、全12話が制作されました。本記事では、そんなアニメ1期に登場した聖地をご紹介します!

1. 博物館 網走監獄

作中で重要な舞台であり、エンディングクレジットの「取材協力」に名前が記載されています。

住所

〒099-2421 北海道網走市呼人1−1 (地図を開く

ストリートビュー

博物館 網走監獄は、北海道網走市・天都山の中腹に位置する、旧網走刑務所の建物を保存・公開する日本唯一の監獄専門の野外歴史博物館です。

明治時代から実際に使用されてきた舎房や教誨堂、庁舎などを移築・復原しており、最古の建物は130年以上前のもの。囚人が手作業で削った跡が残る梁や柱など、当時の姿をそのまま体感できる貴重な文化遺産が並びます。

特に、5棟の舎房が放射状に広がる「舎房および中央見張所」は国の重要文化財に指定されており、現存する世界最古の木造放射状舎房として知られます。館内では、囚人の生活空間を体験できる房や、道路開削の歴史を映像で学べるシアターなど、多彩な展示を通して当時の刑務所の実態を学べます。

また、現在の網走刑務所のメニューを再現した「体験監獄食」が味わえる監獄食堂や、限定グッズを扱うミュージアムショップも併設され、歴史学習と観光を兼ねて楽しめる施設となっています。

営業時間
9:00~17:00
※最終入館は閉館1時間前

定休日
12月31日・1月1日

料金
大人1,500 円、高校生 1,000円、小・中学生750円

アクセス
JR「網走駅」より徒歩約40分
JR「網走駅」より観光施設めぐりバス、またはタクシーで約10分

2. 北海道開拓の村

園内に復元・保存されている全52棟のうち、33棟もの建物が作中にモデルとして登場。兵舎、商家、住宅街など、明治〜大正期の街並みを構成する背景として多数使用され、北海道各地の市街地や集落のシーンを再現するベースとなっています。

住所

〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50−1 (地図を開く

ストリートビュー

北海道開拓の村は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)に位置する、明治から昭和初期にかけての北海道開拓の歴史を伝える野外博物館です。1983年に開村し、全道各地の歴史的建造物を54.2ヘクタールの敷地に移築・復元することで、当時の生活文化を後世に伝えることを目的としています。

村内は市街地・農村・山村・漁村の4エリアに分かれ、開拓期の産業や暮らしをリアルに再現。夏は国内唯一の馬車鉄道が走り、冬は馬そりが運行されるなど、当時の交通手段を体験できます。また、伝統遊具づくりや染物・印刷などの体験プログラムも開催され、北海道開拓の知恵や文化を体感的に学べる施設となっています。

入場時間
【5月〜9月】
9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
【10月〜4月】
9:00〜16:30(入場16:00まで)
休館日
月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日)
12/29〜1/3 休館
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開館

料金
一般・高校生・大学生 1,000円(10名以上の団体の方はお一人800円)
※中学生以下・65歳以上の方・身体に障がいのある方は無料
※馬車鉄道・馬そり乗車料 250円(3歳以上)
※車椅子、ベビーカーの貸し出し、授乳室あり
※高校生は、土曜日・こどもの日・文化の日・10名以上の学校団体の場合、無料です。
※道民割 800円
※年間パスポート 1,800円

アクセス
JR千歳線「新札幌」駅下車
地下鉄東西線「新さっぽろ」駅下車
~乗換~
新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より
ジェイ・アール北海道バス
「開拓の村」行(約20分)終点下車

3. 旧松橋家住宅

第7師団の兵舎として登場。第4話で、鶴見中尉が部下たちを前に、小樽名物の「花園団子」を振る舞う印象的なシーンの舞台。

住所

〒004-0007 北海道札幌市厚別区厚別町下野幌8 (地図を開く

ストリートビュー

旧松橋家住宅は、北海道札幌市中央区北1条東7丁目に建てられていた住宅を移築復元したもので、現在は北海道開拓の村内に展示されている歴史的建造物です。

明治30年(1897)頃に札幌市街地の中心部に建てられ、大正7年(1918)以降は農業や鉄道会社勤務、土地会社経営などに携わった松橋家が居住していました。建物は明治から昭和にかけての都市生活者の暮らしを伝える貴重な住宅で、数度の増改築が行われましたが、復元にあたっては大正7年当時の姿に再現されています。

住宅には洋間の応接室や観音開きの玄関扉、上げ下げ窓など洋風建築の要素も取り入れられており、明治期の住まいの変化を示す特徴が見られます。また、松橋家の基礎を築いた松橋吉之助が残した精神療法関連を中心とする約3,000冊の蔵書が展示され、当時の家族制度や生活文化を知る手がかりとなっています。

4. 旧三ます河本そば屋

第4話で、杉元が店内でニシン蕎麦を食べている最中に、第7師団に発見され、双子の二階堂兄弟との激しい乱闘が始まるシーンで登場。

住所

〒004-0007 北海道札幌市厚別区厚別町50−1 (地図を開く

ストリートビュー

旧三ます河本そば屋は、札幌市厚別区の北海道開拓の村内に位置する、明治期のそば屋建築を移築保存した歴史的建造物です。開拓期の市街地を再現したエリアに移され、明治の商店建築として公開されています。

この建物は、石川県から小樽へ移住した河本徳松が修行を経て「三ますそば屋」ののれんを継ぎ、1909年(明治42年)に新築した店舗で、当時の小樽市街でも特に栄えた地域で多くの人々が食事や宴会に利用した人気店でした。

5. 旧武井商店酒造部

第4・5話で、建物の側部外観が第7師団の兵舎として描かれています。

住所

〒004-0006 北海道札幌市厚別区下野幌50−1 野外博物館 北海道開拓の村 (地図を開く

ストリートビュー

旧武井商店酒造部は、北海道札幌市厚別区の「北海道開拓の村」内に位置する、明治期の酒造業を伝える歴史的建造物です。

1886年(明治19年)頃、石炭荷役や回船業を営んでいた武井家が旧・古宇郡泊村に建てたもので、主屋・帳場・酒蔵・土蔵から構成されています。1895年頃からは酒造業が本格的に始まり、越後杜氏と本州の技術を取り入れて清酒「松の露」「玉の川」を製造。これらは地域で長く親しまれましたが、1944年(昭和19年)の戦時統制により酒造が中止されました。

現在は大正初期の姿に復元され、主屋の生活空間や酒造工程の展示を通して、当時の酒造文化と武井家の営みを知ることができる貴重な建物として公開されています。

6. 旧青山家漁家住宅

第8話の、元脱獄囚・辺見和雄が「ヤン衆(漁師)」として暮らしていた番屋(漁師小屋)のモデル。辺見に匿われ、ニシン漬けと白米でもてなされた杉元とアシㇼパと「ヒンナヒンナ」と言っていたシーン

住所

〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町50−1 野外博物館 北海道開拓の村 (地図を開く

ストリートビュー

旧青山家漁家住宅は、北海道札幌市の「北海道開拓の村」に位置する、ニシン漁で栄えた青山家の漁場住宅を移築・保存した歴史的建造物です。1919年(大正8年)に小樽市祝津で建てられた母屋を中心に、文庫倉・石倉・米倉・板倉・網倉など計7棟が移設されており、鰊(ニシン)漁場の景観を集約的に再現した貴重な遺構です。

青山家は1859年に山形から渡道し、小樽沿岸でニシン建網漁を営んだ網元で、当時は10数棟の建物を構えるほどの規模を誇っていました。建物群は海岸線に対して垂直に一直線に配置されており、狭い敷地を一定間数で区画して利用していた当時の土地利用を今に伝えています。

7. 旧浦河支庁庁舎

第11話に登場する「札幌世界ホテル」のモデルとなった建物。外観や内部構造が、ホテルの舞台設定に反映されています。

住所

50-1, 開拓の村, 厚別町 厚別区 札幌市 北海道 004-0006 (地図を開く

ストリートビュー

旧浦河支庁庁舎は、北海道札幌市厚別区の「北海道開拓の村」内に位置する、1919年(大正8年)建築の歴史的建造物です。もとは浦河郡浦河町に建てられ、当時の浦河支庁(のちの日高支庁)の庁舎として利用されました。

建物は、木造ながら石造建築を模した洋風古典様式で、バルコニーやアーチ窓、三角ペディメントなどの装飾が施されています。1956年に浦河町へ払い下げられた後は堺町会館や博物館として使用され、1978年まで地域に親しまれました。現在は開拓の村に移築され、支庁制度の歴史を伝える資料や当時の道具を展示し、木造最後の支庁建築として保存公開されています。

8. 旧山本理髪店

第12話、茨戸の町で尾形百之助が立ち寄り、髭を剃ってもらっていた理髪店として登場。

住所

〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町50−1 野外博物館 北海道開拓の村 (地図を開く

ストリートビュー

旧山本理髪店は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌の「北海道開拓の村」内に位置する、大正期の洋風建築を今に伝える歴史的な理容店です。大正末期に札幌神社(現・北海道神宮)裏参道に建てられ、1986年まで営業したのち、翌年現在地へ移築・復元されました。

急勾配の切妻屋根や玄関の雨よけアーチなど、当時の洋風建築の特徴を色濃く残す建物は高く評価され、2013年には全国理容連合会による「理容遺産」の第1号に選定されています。開拓期の暮らしと理容文化を今に伝える貴重な建築として保存されています。

9. 旧近藤医院

第12話、「札幌世界ホテル」爆破事件後、家永カノが身を休めていた病室のモデル。

住所

〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町50−1 野外博物館 北海道開拓の村 (地図を開く

ストリートビュー

旧近藤医院は、北海道札幌市厚別区の北海道開拓の村(市街地群)に位置する、明治〜大正期の地域医療を伝える歴史的建造物です。

1902年(明治35年)、函館病院から古平病院長として招かれた近藤清吉が古平町で開業した際に建てた医院で、1958年(昭和33年)まで地域医療を支えました。玄関ポーチやバルコニー、下見板張の外壁、上げ下げ窓など、当時としては斬新な洋風木造建築の特徴を備えています。

また、併設の石造2階建ての文庫倉は、明治後期に建てられたもので、近藤清吉の書庫・研究室として使用され、約1万冊の蔵書を収めた“私設図書館”として地域の人々にも親しまれていました。館内では、受付・薬局・診察室・手術室などが1921年(大正10年)頃の姿で再現され、当時の医院の様子を知ることができます。

10. 旧名取高三郎商店(大正硝子館)

第4話で、第7師団が杉元佐一を捕縛しようと包囲するシーンで登場。鶴見中尉が「そこまで!」と制止し、空に向けて発砲するシーンの背景に描かれています。

住所

〒047-0031 北海道小樽市堺町1丁目1−8 (地図を開く

ストリートビュー

旧名取高三郎商店(大正硝子館)は、北海道小樽市に位置する、小樽硝子を扱う専門店です。1906年(明治39年)に建てられた名取高三郎商店の建物を活用した店舗で、現在は小樽市指定歴史的建造物にも認定されています。

明治後期の代表的な商家建築で、外壁には札幌軟石を用い、防火用袖壁を備えるなど当時の特色ある構造が残されています。館内では、和風の硝子器を中心に、小樽市内で制作された手作りガラス製品を展示・販売。人気の「天使シリーズ」や「オーロラ」作品、100点以上のぐいのみなど多彩なラインナップが並びます。

本店に隣接する工房では、吹きガラスやとんぼ玉づくりなどの体験プログラムも実施され、「大正の美」を感じながらガラス文化に触れられる施設です。

営業時間
9:00~19:00

定休日
なし

アクセス
JR「小樽駅」より徒歩約10分

11. 旧百十三銀行小樽支店

第8話で、土方歳三が実行した銀行強盗の舞台となった建物。

住所

〒047-0027 北海道小樽市堺町1−25 (地図を開く

ストリートビュー

旧百十三銀行小樽支店(現・小樽浪漫館)は、北海道小樽市に位置する明治期建築の歴史的建造物で、かつて百十三銀行の小樽支店として利用されていた商業建築です。明治41年に建てられ、寄棟・瓦屋根の堂々とした外観や、角地の玄関に施されたギリシャ建築風の装飾が特徴で、小樽市の指定歴史的建造物にもなっています。

現在は「小樽浪漫館」として生まれ変わり、アンティーク家具が調和したレトロな空間で、アクセサリーやガラス雑貨を販売するショップとして人気を集めています。店内奥にはカフェ「cafe DECO」も併設され、訪れる人がゆったりとした時間を過ごせるスポットとなっています。

営業時間
9:30~17:30

定休日
無休

アクセス
「小樽駅」出口より徒歩約13分

12. 小樽市鰊御殿

第9話で、脱獄囚の辺見が、第7師団に追われる杉元を匿うため案内した豪邸のモデルです。館内では第7師団との遭遇、兵を斬りつけ暴走する辺見の激闘、さらには鶴見中尉との直接対決などが描かれました。

住所

〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目228 (地図を開く

ストリートビュー

小樽市鰊御殿は、北海道小樽市に位置する歴史的建造物で、かつて北海道の基幹産業だったニシン漁の文化を伝える施設です。

1897(明治30)年に積丹・泊村で網元・田中福松によって建てられ、1958(昭和33)年に現在の小樽市へ移築復元されました。総面積約612㎡の大規模な建物は、全盛期には120人もの漁夫(ヤン衆)が寝泊まりしていたとされ、現存する鰊御殿の中でも最大級の規模を誇ります。

1960(昭和35)年には北海道で初めての「北海道有形文化財鰊漁場建築」に指定され、館内ではにしん漁や加工に使われた道具、番屋での生活用品、写真資料などが展示されています。また、当時の作業スタイルを体験できるコーナーもあり、にしん漁で栄えた時代の暮らしを学べる施設として一般公開されています。

営業時間
9:00~17:00(時期により閉館時間に変更有り)

定休日
開館期間中は無休(冬季休業)
※令和7年度の開館期間
4月5日(土)〜11月24日(月・振休)

アクセス
JR小樽駅から中央バス「おたる水族館」行き乗車25分。終点にて下車後徒歩5分
海上観光船で小樽第3号ふ頭発「祝津」行き20分、下船後徒歩10分

13. 旧青山別邸 小樽貴賓館

第9話、鶴見中尉がピアノを演奏しているシーンのモデルとなった洋館。作中では、鰊御殿と同じ建物内の出来事としてまとめて描かれていましたが、実際には別のロケーションで、両施設は徒歩約20分弱の距離に離れています。

住所

〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目63 (地図を開く

ストリートビュー

旧青山別邸 小樽貴賓館は、北海道小樽市祝津に位置する、にしん漁で巨万の富を築いた青山家が大正期に建てた豪奢な別邸を公開する歴史的建造物です。二代目・青山政吉が娘夫婦とともに、6年半をかけて建てた木造2階建ての邸宅で、現在は国の登録有形文化財に指定されています。

約1500坪の敷地に建坪190坪、18の部屋から成る館内には、檜・欅・紫檀・黒檀・神代杉・屋久杉など高級材が惜しみなく使われ、春慶塗の床や欄間の精緻な彫刻、七宝焼の引手、絵師による襖絵など、細部まで贅が尽くされています。庭園では四季折々の花が咲き、春から初夏には「牡丹・芍薬まつり」も開催。

敷地奥には併設の「小樽貴賓館」があり、日本画家による138枚の天井画が迎える館内で、庭園や日本海を眺めながらにしん料理をはじめとした和食を楽しむことができます。

営業時間
(4~10月)9:00~17:00、(11~3月)9:00~16:00、
(12月29日~12月31日)9:00~15:00
※最終受付は終了時間の30分前

休業日
1月1日~7日

料金
旧青山別邸入館料 大人(中学生以上)1,300円、子ども(小学生)650円

アクセス
JR「小樽駅」より車で約10分、または中央バス「祝津3丁目」停または「小樽貴賓館前」停下車すぐ

14. 小樽市総合博物館

エンディングの「取材協力」に記載。

住所

〒047-0041 北海道小樽市手宮1丁目3−6 (地図を開く

ストリートビュー

小樽市総合博物館は、北海道小樽市手宮に位置する、北海道の歴史・自然・交通・科学を総合的に紹介する博物館です。2007年に旧・小樽市博物館と小樽市青少年科学技術館の機能を統合し、旧小樽交通記念館の施設を本館として開館しました。

本館には、蒸気機関車「しづか号」をはじめとする約50両の鉄道車両が保存・展示され、北海道の鉄道史を学べる常設展示が充実しています。屋外では、1909年製の蒸気機関車「アイアンホース号」が夏季に運行され、無料で乗車体験ができます。

館内にはプラネタリウムや科学展示室、土日祝に実験・工作ができるチャレンジラボ、さまざまなテーマの企画展示室があり、子どもから大人まで楽しみながら学べる構成です。また、重要文化財である旧手宮鉄道施設「機関車庫三号」も公開され、歴史的価値の高い鉄道遺産を見ることができます。

営業時間
9:30~17:00

定休日
火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

アクセス
小樽駅前バスターミナル3番のりばから高島3丁目経由小樽水族館行き(系統番号10番)に乗車。「総合博物館」で下車
樽石ビル前バス停「小樽駅前」から、高島3丁目行き(系統番号2番)に乗車。「総合博物館」で下車

15. 平取町立二風谷アイヌ文化博物館

エンディングの「取材協力」に記載。

住所

〒055-0101 北海道沙流郡平取町二風谷55−55 (地図を開く

ストリートビュー

平取町立二風谷アイヌ文化博物館は、北海道沙流郡平取町二風谷に位置する、アイヌ文化の保存と継承を目的とした公立博物館です。

館内では、沙流川流域のアイヌ文化を体系的に学べるよう、「人々の暮らし」「神々のロマン」「大地のめぐみ」「造形の伝承」の4つのゾーンで展示を構成。重要有形民俗文化財「北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション」や、復元したチセ(伝統家屋)、民具・工芸品、視聴覚資料など、多面的に文化を理解できる内容となっています。

周囲には萱野茂二風谷アイヌ資料館、旧マンロー邸、沙流川歴史館、アイヌ文化情報センターなども集まり、地域一帯がアイヌ文化の学術拠点として機能しています。二風谷の工芸品店が並ぶ「匠の道」とあわせて、伝統や技法を体感しながら深く学べる環境が整っています。

開館時間
9:00~16:30

休館日
12月16日~1月15日、11月16日~12月15日の毎週月曜、1月16日~4月15日の毎週月曜

料金
大人400円、小中学生150円

アクセス
札幌から道南バス高速「ペガサス」号乗車、「富川元町」下車「元町」乗り換え「資料館前」着、徒歩3分
札幌から国道36号線または道央道・日高道「日高富川IC」下車、国道237号線を平取まで、平取町役場から車で10分

16. 国立アイヌ民族博物館

エンディングの「取材協力」に記載。

住所

〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3−1 (地図を開く

ストリートビュー

国立アイヌ民族博物館は、北海道白老郡白老町に位置する、先住民族アイヌの歴史と文化を専門に扱う日本初・最北の国立博物館です。アイヌ民族の尊厳を尊重し、その文化を未来へ継承・発展させることを目的として設立され、民族共生象徴空間「ウポポイ」の中核施設として運営されています。

館内では、アイヌ民族自身の視点を大切にした展示が行われ、言語・暮らし・信仰・芸能など多面的な文化を紹介しています。また、調査研究、教育普及、人材育成、資料整備などにも力を入れ、国内外にアイヌ文化への理解を深める役割を担っています。

前身の「アイヌ民族博物館」が30年以上にわたり築いてきた文化紹介と国際交流の精神を継承しつつ、新たな文化創造と多民族共生の実現を目指す拠点として発展を続けています。

開館時間
10:00~17:00(時期により変動あり)

休館日
⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)および 年末年始(12⽉29⽇〜1⽉3⽇)

料金
大人(一般)1,200円、大人(団体)960円、高校生(一般)600円、高校生(団体)480円、中学生以下無料
※博物館の入館料は、ウポポイ入場料に含まれます

アクセス
JR「白老駅」より徒歩約10分

17. 月形樺戸博物館

エンディングの「取材協力」に記載。

住所

〒061-0500 北海道樺戸郡月形町月形1219 (地図を開く

ストリートビュー

月形樺戸博物館は、北海道樺戸郡月形町に位置する月形町立の博物館で、かつて当地に設置された「樺戸集治監」の歴史を伝えるために整備された施設です。

樺戸集治監は1881年(明治14年)に北海道初の国立監獄として建設され、明治維新期の政治犯や重罪犯を収容しながら、道路建設など北海道開拓の担い手として重要な役割を果たしました。廃監となったのは1919年(大正8年)で、その本庁舎は1972年まで月形町役場として利用された後、翌年に博物館として公開されました。1996年に「月形樺戸博物館」へ名称変更し、二階建ての本館も整備されています。

現在は、旧本庁舎や本館、農業研修館の3館で構成され、当時の実物資料や作業体験コーナー、町の自然や産業の展示を通して、樺戸集治監の歴史と北海道開拓の歩みを学ぶことができます。また、2023年には同町出身の彫刻家・本田明示のギャラリーも新設され、歴史と美術の両面から地域文化に触れられる施設となっています。

営業時間
09:00~17:00(最終入場:16:30)

定休日
12/1~3/31

料金
大人300円、高校生以上150円、小学生以上100円

アクセス
「石狩月形駅」より徒歩10分

18. 萱野茂 二風谷アイヌ資料館

エンディングの「取材協力」に記載。

住所

〒055-0101 北海道沙流郡平取町二風谷79−4 (地図を開く

ストリートビュー

萱野茂 二風谷アイヌ資料館は、北海道沙流郡平取町二風谷に位置する、アイヌ民族の文化や生活用具を紹介する資料館です。1972年に「二風谷アイヌ文化資料館」として開館し、のちに萱野茂氏の個人コレクションを中心とした私立資料館として再スタートしました。

館内には、アイヌ民族研究家・参議院議員として知られる萱野茂氏が約半世紀にわたり収集・製作した民具をはじめ、世界の先住・少数民族の生活用具や工芸品など、約4,000点を収蔵しています。そのうち202点は「北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション」として国の重要有形民俗文化財に指定されています。

民具の精巧なつくりからは、当時の暮らしの豊かさやアイヌ独自の思想・信仰が伝わり、アイヌ文化を深く学べる施設として広く親しまれています。館長は現在、萱野茂氏の次男・萱野志朗氏が務めています。


営業時間
09:00~17:00(最終入場:16:30)

営業日年中無休
(11/16~4/15は要事前予約)

料金
大人400円、小・中学生150円、団体(20名様以上)大人350円、小・中学生100円

アクセス
道南バス停留所「資料館前」より徒歩5分

最後に

以上が、アニメ『ゴールデンカムイ』1期の聖地巡礼スポット紹介でした!
実際に足を運ぶのが難しい方も、Googleマップやストリートビューで現地を眺めながら、杉元とアシリパの足跡に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

本作を楽しむならUNEXTが圧倒的に便利!今なら31日間無料で楽しむことが出来る無料キャンペーン付きになりますので、この機会に是非申し込んでみてはいかがですか?


それでは次回の更新をお楽しみに!

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