海老取川はオカッパリアングラー向けのポイント!シーバス・ハゼ・手長エビなど様々なターゲットを狙ってみましょう!
海老取川は、東京都大田区にある羽田空港の西を流れる一級河川です。昔エビを取っていた川であることから、「海老取川」と名付けられたと言われています。最寄駅は、京浜急行電鉄または東京モノレールの「天空橋駅」です。
- ポイント名
- 海老取川
- 住所
- 〒144-0043 東京都大田区羽田6丁目11−5 (地図を開く)
- 交通
-
東京モノレール「天空橋駅」より徒歩5分
電車釣行派にもおすすめ!といいたいところですが、そもそもモノレールがそれほど都内から使いやすい訳ではないため、若干の行き辛さがあります。 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- 調査中
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
※現在生息しているエビとしては、手長エビやユビナガスジエビ(ボサエビ)などの汽水域に多いエビが中心です。
釣り場としては、近くに多摩川や京浜運河(実際、海老取川は多摩川の下流や京浜運河の一部と言えます)などの有名な釣り場が数多くあるため、若干マイナーなポイントではあります。しかし、季節やポイントをしっかりと見定めれば、かなり安定した釣果を叩き出すことが出来ます。
海老取川の特徴
海老取川の特徴ですが、多摩川の下流~河口にかけての護岸が比較的浅くなっているのに対し、船道になっているため水深が深くなっています。
そのため、1kmほどとそれほど長くない河川であるにも関わらず、多摩川や京浜運河から多くのシーバスやハゼが居つく地形をしているのです。
海老取川で攻めるべきポイントとは?
では、海老取川で攻めるべきポイントや釣り禁止になっている場所の解説も行っていきます。
天空橋から弁天橋の護岸
天空橋から弁天橋までの護岸から釣りをすることが出来ます。
このポイントは、小規模なワンドになっているため、魚やベイトがたまりやすい地形をしています。特に2~3月のバチ抜けシーズンは、隠れた実績ポイント。京浜運河や多摩川の河口に位置するため、シーバスが早い段階から釣れます。また、それ以外の魚として、カレイが産卵のために入りこむポイントにもなっています。
環八通り(311号線)の護岸
環八通りの護岸は、船着き場になっているものの、それほど多くの船が停泊している訳ではないため釣りをすることが出来ます。
夜間は明暗部がはっきりと出るため、年間を通してシーバス狙いの釣り人からは人気があります。バチ抜けシーズンでも実績があり、足場もいいため橋脚周りを狙うようにしましょう。
五十間鼻(ごじゅっけんばな)の護岸
五十間鼻は、増水時の河岸侵食を抑えるために、多摩川の流路に沿って長さ五十間(約90m)に渡って水中に石を敷き詰めたもので、これが名称の由来にもなっています。
五十間鼻の上(陸地との接続部近く)には小さな無縁仏堂が建っているため、釣り人からは「五十間鼻無縁仏堂」として名前が知られています。
五十間鼻の海老取川側に位置する護岸は、現在釣り禁止です。多摩川の河口部は釣り禁止になっていないため、そちらの護岸からは釣りを楽しむことができます。
そちらについては多摩川河口の釣り場として紹介しますので、是非ご覧ください。
その他おすすめの情報
弁天橋付近にトイレがあります。車で訪れる場合は、近くのコインパーキングを利用しましょう。釣具店は、旧穴守稲荷神社大鳥居付近の釣り場から、車で約10分の場所にあります。なお、近くにある穴守稲荷神社はパワースポットとしても有名なので、ぜひ釣りの帰りに立ち寄ってみましょう。
海老取川で釣れる魚
海老取川でシーバスを釣りたい方に送る必勝ルアー
海老取川でシーバスを釣りたいのであれば、まずはバチ抜けパターンに効果的なルアーは何本か持つ必要があります。あまり川幅が広くない河川になるため、港湾部の運河で使用するようなサイズのルアーを選択しましょう!
フィール120sg
フィールは120がおすすめです。特に120sgで幅広いレンジを攻略するようにしましょう。カラーバリエーションが豊富で、特に2月から3月のバチ抜け時には最も信頼出来ます(編集部スタッフ談)
マリブ68/78
マリブは68/78共におすすめです。よりゆっくり魚にアプローチするなら68、汎用的に使いたいのであれば78など。タックルバランスを考慮し、特に2月から4月までのアミパターンやハクパターン時には最も信頼出来ます(編集部スタッフ談)
ナレージ50/65
ナレージは50/65共におすすめです。幅広く探るのであれば65、明暗部や護岸際などのピンポイントを攻める場合には50と使い分けしましょう。通年強いルアーで、アミパターンやハクパターン以外にも様々なパターン攻略が出来るルアーです(編集部スタッフ談)
この3つのルアーに加え、状況によりレンジを変えたい場合にはいくつか持っておくと便利です。こちらも合わせてチェックしてください。
・ノガレ120Fの爆釣マニュアル
・前田プロ直伝のバチ・アミパターン攻略
・その他、シーバスの釣り方など
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
フェンスはないものの土手は整備され足場もよく、ファミリーフィッシングやビギナーにもおすすめの釣り場。水深があるため、冬でも落ちハゼやカレイなどを狙うことが出来ます。
上級者向けの解説
冬~春にかけてはバチ抜けのシーバス、夏頃にはチヌが最盛期を迎えます。秋はどちらも良く釣れますが、特にコノシロパターンのシーバスは非常に楽しませてくれます。そして、12月頃になるとほとんど反応が無くなりますが、2月の初めの大潮からはまたバチ抜けシーバスを狙うことが出来るため、実質釣れない期間は1か月程度です。
海老取川付近の釣り場
海老取川から約1.7km
多摩川の河口域では、大師線や東京モノレールなどの駅から歩いていくことが出来るため、電車釣行にもおすすめの釣り場です。ランカーシーバスからハゼや手長エビなど、様々ターゲットに向いたポイントをご紹介します。
海老取川から約2.6km
京浜運河に位置する昭和島対岸の釣り場を紹介します。「見晴らしばし公園」の名称で親しまれており、護岸はゴロタ場になっていますが、とてもきれいに整備されています。常夜灯があるため夜釣りも楽しみやすい公園です。
海老取川から約3.1km
京浜運河に位置するつばさ公園の釣り場を紹介します。比較的大きな公園で、釣り以外にも羽田空港から離陸する飛行機の撮影なども出来ます。人気の釣りものとしてはハゼ、シーバス、カレイなど。夏場になるとマゴチ、タチウオなども入ってくることがあります。
海老取川から約3.5km
京浜運河に位置する東海緑道公園の釣り場を紹介します。比較的大きな公園で、釣り以外にもバーベキューなども楽しむことが出来ます。人気の釣りものとしてはハゼ、シーバス、カレイなど。夏場になるとマゴチなども入ってくることがあります。
海老取川から約3.5km
京浜運河に位置する東海ふ頭公園の釣り場を紹介します。比較的大きな公園で、釣り以外にもバーベキューなども楽しむことが出来ます。人気の釣りものとしてはハゼ、シーバス、カレイなど。夏場になるとマゴチなども入ってくることがあります。