都内屈指のハゼ釣りポイント「クローバー橋」、休日は多くの釣り人で賑わう都会のオアシス！

日本の中心地である東京、その都内でも人気の観光地であるスカイツリーは、多くの国内・国外の観光客で賑わう人気スポットです。
隅田川を挟んだ対岸には、日本の古い町並みを残す浅草（特に浅草寺、雷門など）があり、他では中々味わうことが出来ない遊びを楽しむことが出来ます。

そんなスカイツリーのお膝元である墨田区や江東区は、荒川と隅田川に挟まれた大きな島の様になっており、その間には多くの支流が街の中を流れています。
いずれの河川も川沿いにキレイな歩道があり、それらの場所から釣り糸を垂らすのはある意味東京の名物とも言えます。

今回ご紹介するのは、数ある支流の中でも比較的大きな、小名木川と横十間川の合流地点にあるクローバー橋です。
文字通りクローバーの形をした特徴的な橋で、都内でハゼ釣りを楽しんでいる方であれば、知らない人はいないと言えるほど有名なポイント。
それもそのはず、最寄り駅は西大島駅ですが、横十間川を錦糸町辺りからも釣り歩いていけるほどの距離にあるため、アクセスが抜群な上に多くのハゼが毎年たまるポイントだからです。

聖地「クローバー橋」のポイントとは？

クローバー橋の護岸は、ほとんどの場所で釣りをすることが出来ます。


ぱっと見は非常に浅く、水が濁っているためほとんど魚を視認することが出来ないほどです。


しかし、川底には多くの石が点在しており、その隙間にハゼは身を隠しています。
餌を目の前に落としてあげると、巣穴から飛び出して餌にかじりつく姿は何にも代えがたい興奮があります。

夜になると、多くの常夜灯に照らされているため、ライトなどが無くても釣りが出来るほど明るいポイントです。
しかし、ハゼは餌を求め、その辺りをウロウロしているため、昼間よりも夜の方が簡単に釣れるようになります。

「クローバー橋」周辺で、釣り禁止などルールは存在するか？

現時点で、クローバー橋はまだ明確に釣り禁止ではありません。しかし、一部の護岸は工事などにより立入が出来ないようになっているため、注意が必要です。


また、投げ釣りは控えるようにしましょう。
下手投げ（アンダーハンドキャスト）などで、少し飛ばす程度であれば問題ありませんが、多くの方が行きかう遊歩道で投げ釣りをするのはあまりに危険な行為です。
ルアーは賛否両論分かれるところではありますが、アンダーハンドキャストやバックハンドキャストを上手く使えるような釣り人が、軽くキャストしていくくらいにしましょう。
振りかぶるようなことはしない、これは最低限守ってください。

基本はエサ釣りで、餌はイソメが一番実績があります。ミミズなどでも釣ることはできますので、どなたでも安心して釣りを楽しんでください。

最近では、ルアーでハゼを釣る「ハゼクラ」という釣りを楽しむ方もいます。シーバスやチヌを専門で狙う方もおり、特にチヌは非常にサイズがいいです。（スレているためか、中々口を使わないため難易度は高めです。）