【金沢水際線緑地（旧福浦岸壁）】待望のリニューアルオープンを果たした金沢水際線緑地の釣り場とは？【2023年最新】

2019年9月の台風15号によって壊滅的な被害を受け、福浦岸壁で釣りが出来なくなってから既に早3年。以前は通年釣れるメバルやカサゴ、チヌに加え、秋になると大型の回遊魚であるイナダやタチウオが釣れるということもあり、多くの釣り人たちが訪れる釣り場でした。そんな人気の釣り場の改修工事が遂に終わり、2023年「金沢水際線緑地」と名前を変え新たに海釣り公園としてリニューアルオープンを果たしました。
年々釣り場が減少する一方、この様な取り組みの中心になっていただいた竹野内市議には感謝しかありません。一人の釣り人として、少しでも釣り場を未来に残すことが出来るよう、これからも釣り場のルールなどを伝えていきたいと思います。

金沢水際線緑地（旧福浦岸壁）で釣れる魚とは？

福浦岸壁で釣れる魚は、チヌ（クロダイ）、グレ（メジナ）、シーバス（スズキ）、アイナメ、メバル、アジ、ウミタナゴ、サバ、ソウダガツオ、タチウオ、イナダ、キス、ハゼ、カレイ、マゴチ、イシモチ、アナゴ、アオリイカ、マダコなどがいます。岸壁の手前は岩礁地帯、沖向きになると砂地が広がる地形をしているため、この様に多様な魚種を狙うことが出来る釣り場でした。
しかし、護岸工事の影響がどれだけあったか？果たして以前までと同じような魚が釣れるのか気になる方も多くいらっしゃると思いますので、今回は調査を兼ねて色々な釣り方を試してみました。

結論、以前までと変わらずいい釣り場です。むしろ、根魚は全体的に少しサイズアップしているようにも見えますが、あまりにキープし続けると以前に逆戻りしてしまうため気を付けましょう。
ただ、まだシーズンインしていない青物やタチウオなどの調査は出来ていないため、その点はご了承ください。とは言え、サビキ釣りで大型のアジが釣れたということもあって、間違いなく回遊魚も回ってくることは確認できているので以前までと生息している魚に変化はないように思います。

金沢水際線緑地（旧福浦岸壁）のルールは？

特にルアーやカゴ釣りなどで大物を狙う人にとって切実な悩みが、海釣り公園になることで営業時間を設定されてしまうことにあります。大抵の場合、大型の魚が釣れる時間帯は夜間付近に集中しているため、気になっている方も多くいるはず。
しかし、何と24時間Openかつ、利用料金も無料でした。
正直な意見を言うと、利用料金はある程度取っていただいた方がルールを守る方が増えるためいいと思うのですが、とりあえず24時間Openというのには安堵した方も多いはず。

けれど、最も恐れていたルールが適用されてしまいました。それが「投げ釣りの禁止」です。
つまり、事実上釣れる魚がチヌ（クロダイ）、グレ（メジナ）、シーバス（スズキ）、アイナメ、メバル、アジ、ウミタナゴ、サバ、アナゴ、アオリイカ、マダコくらいになりました。もちろん、アオリイカやマダコもエギをキャストすることが出来ないため、泳がせ釣りなどにほぼ限られていますので、正直なところ大型の魚を狙う方やルアーフィッシングを愛好する方々にとってはかなり魅力ダウンしてしまったのは事実でしょう。

海釣り公園になったため、ある意味仕方のないことですがルールはルール。必ず守るようにしてください。

柵が設置され、お子様でも十分楽しむことが出来る釣り施設になります。

夏から秋にかけてのハイシーズンには、ソウダガツオやイナダなどの青物の回遊があり、かご釣りや泳がせ釣りなどで人気があります。

他にもエギングやチヌ釣りなど多くのターゲットがいますので、何かと注目の釣り場です。