【2023年最新】「六甲アイランドマリンパーク」は釣り禁止！今後釣り場としての再開を望むのであれば、釣り人はまずマナーをしっかりと守ることから心がけましょう。

兵庫県神戸市に位置する「六甲アイランドマリンパーク」は、手すりが設置された護岸から安全に釣りが出来る場所として人気がありました。
しかし、六甲アイランドマリンパークは2023年7月現在、全面的に釣りが禁止されています。これは行政により認められた釣り場以外で神戸港の岸壁や物揚場、護岸、緑地（公園）などからの「魚釣り」を禁止しているため、事実上神戸港はほとんどの場所で釣りをすることが出来ません。

◆詳細
神戸市の公式HPに以下の記載があります。
https://www.city.kobe.lg.jp/a42810/kouwanshisetu/tachiirikinnshi.html

釣り場としてのポテンシャル

釣り場としてのポテンシャルは非常に高い場所でした。神戸港はかなり水深が深くなっており、こうした水深のある沿岸部には多くの魚が集まってくることで知られています。（例えば、関東で言うと横浜港などがそれにあたります。横浜港も神戸港と同様にタチウオや青物の接岸などがある素晴らしい釣り場ですが、神戸港と同様にかなりの場所で釣りが制限されているのも事実です。どちらにも言えることですが、釣りという遊びはその性質上、通行人への危険やゴミ、騒音、駐車などの問題を抱えているのは事実であり、観光地においては中々両立させることが難しい問題であるのは言うまでもありません。）
沖にはいくつかの堤防が設置されているため、大きな波がくるようなこともない割に潮通しが良いため、六甲アイランドマリンパーク周辺ではアジ・サバ・イワシなどの小型の青物から、シーズンになるとイナダなどをはじめとした大型の青物やタチウオの回遊もあります。また、海底には複雑な岩礁も広がっており、神戸港の中では1・2位を争うほどカサゴやアコウなどのストックも多いポイントです。

釣り場として復活の兆し

2022年の5月3日～5日まで、神戸市港湾局が主体となって「海釣り」検討の実証実験が行われました。その結果についてはまだ公表されていませんが、多くの釣りを楽しむ参加者の姿をみることが出来、神戸港における釣り場のニーズの高さが垣間見える結果でした。
しかし、この限定イベントの後も釣りをしにくるマナーの悪い釣り人が多くいるのも事実です。当サイトにも近隣住民の方から「釣り場として紹介されては困る」というご意見もいただいていますが、本サイトは釣り場から釣り禁止の場所になったことを正しく伝えるために本記事を制作しているため、ちゃんと内容を読んでいただきたいとは思います。
そこで、釣り人が考えていかなければならないことは「本当に釣り場としての再開を望むのであれば、決められたルールをまずは守るようにする」ということです。もちろん、本サイトを見ている方の多くは、釣りという遊びにおけるルールやモラル、マナーを理解されているとは思いますが、世間一般からすると「同じ釣り人」として認知されているのも事実です。そのため、釣り場にもしもそういう人がいるのであればみんなで注意していけるような環境を作っていきたいですね。（※一人で注意するのは怖いと思いますので）
もしそういった方々がいらっしゃれば、優しい釣り人たちの集まりが出来るようなコミュニティを作っていきたいと思いますので、希望者は是非ご連絡いただければ幸いです。

現在は釣り禁止です。

現在は釣り禁止です。