この1年間、酷い扱いに耐えて頑張ってくれたLTレガリスが、磯の荒波の前についに撃沈。
更なる大物を狙うべく、ライトショアジギングタックルを新調することに。
今回はただのリール自慢です。
(いきさつが長いので、初心者のインプレ的なものが知りたい方はここからジャンプ)
レガリスとの別れは突然やってきた
竿の置き方を知らないが故にスプールをズタボロにされ、ドラグの緩めすぎでドラグキャップを海に落とされ、手を滑らせて岩場から落とされ……、数々の受難をくぐり抜けてきた初代の相棒、LTレガリス2500D。
実売価格7,000円だったにも関わらず、タフで信頼できるヤツだった。
しかし、荒波でのライトショアジギングから明らかに様子がおかしい。
少し巻くとゴリゴリと苦しそうな声を上げ……、ついに動かなくなってしまった。
レガリーース!!!
そうか、お前は防水じゃなかったもんな……、
お前のタフさを過信して荒波に連れ出した私が間違ってたんだな……。
涙でまぶたを腫らしながら、生みの親に引き渡す決心を固める。
しっかり入院して、元気になって帰ってくるんだよ。
お前以外の相棒なんて考えられない。
翌日、いつもお世話になっているJSYへ向かった。
都内のJSYでは、お客さんからの預かり品を月曜日にまとめてダイワさんに発送するという。私がJSYを訪れたのは、ちょうど月曜日の夜。
つまり、レガリスはまるっと1週間JSYのバックヤードで眠ってから、ダイワさんの元に向かう。
私の手元に戻ってくるのは、どんなに早くても2週間後らしい。
ふむ、2週間も釣りに行けないのか。
すまん、レガリス。
私には今すぐ新しい相棒が必要だ。
新リールに私が求めること
新しい相棒リールにもやしが期待することは3つ
- 防水がしっかりしていること
- ライトショアジギングで使えること
- もやしっ子でも扱える軽さであること
これまで使っていたレガリスは、ダイワさんが誇る最強防水機能「マグシールド」が搭載されていないモデルだった。そのぶん「お手軽に分解して手入れができる」なんて口コミに書いてあったが、
分解なんて怖くてできるわけがない。
(機械音痴です。)
じつは、修理に出したその場で、2代目レガリスを連れて帰ろうかとも思ったのだが、今後も盛大に波をかぶる所存のもやしに、果たしてレガリスはついてきてくれるのだろうか。
その点、レガリスのワンランク上の「フリームス」からは、すべての機種にマグシールドが搭載されているので安心。
どうせ新調するなら、少し頑張ってマグシールド搭載機を選びたいところだ。
JSYのスタッフさんに、「レガリス卒業宣言」をしたらとても褒められたので、この決断は正しいと思う。
はじめてリールを買ったときは、軽さを最重視した結果、シーバスフィッシングの標準よりやや小粒の2500番手をチョイスしていたので、そもそもライトショアジギングには不向きだった。
もしかすると波よりシャくる動作のほうが負担だったのかもしれない。
現相棒との違いを打ち出すためにも、ライトショアジギングに振り切ったチョイスをすることに決めた。
4000番手のハイギアだ。
BlueBlueの高橋優介さんも
「手返しをよくする意味で、自分はハイギアを使用しています」
ってライトショア動画の中で言ってたしね。
ハイギアには前から憧れてたんだ〜♪
ここで問題になるのが、重量。
番手が大きくなると、当然それだけ重さも増す。
友達には
「そこまで重さは気にならないよ」
なんて言われたが、もやしっ子の非力さをナメないでほしい。
こっちは腕立て伏せ5回できないんだぞ。
センメイ師匠に相談してみたところ、超軽量に振り切ったモデルは耐久性にやや不安が残るそうだ。
ショアジギングの激しい動きで、ガタついてくる可能性があるんだって。
いくら軽くても、すぐダメになるのは悲しいな。
道具に異様なまでの愛着を持つタイプなので、使い捨てより長く使いたい。
軽くて強い、それが新ルビアス
ライト×タフ。
そんな相反するものを求めるワガママなもやしに、師匠がオススメしてくれたのが、
イグジスト。
はい、却下。
もやしに7万円超えのリールは宝の持ち腐れすぎるでしょう。
そこでこちらからは○○○○○○○を提案。
(※リールの人権を守るため名前を伏せさせていただきます)
今度は師匠に却下される。
軽いがタフさに欠けるらしい。
「それを買うなら、ルビアスにすれば?」
「新作だし、ライト×タフで良いリールだよ」
ルビアス。
アッパーすぎて眼中になかったモデルだ。
とりあえず調べてみる。