車の横づけが可能!表浜名湖を代表する砂揚場と新居漁港の釣り場を徹底解説!
日本国内でも有数の汽水湖である「浜名湖」。その中でも青物やヒラメをはじめとした海釣りの色が濃い表浜名湖におけるおすすめの釣り場「砂揚場・新居漁港」をメインに釣り方や釣れる魚、釣果情報などをピックアップしていきます。
- ポイント名
- 砂揚場・新居漁港
- 住所
- 〒432-0000 静岡県浜松市西区 (地図を開く)
- 交通
-
・東名高速「浜松西IC」から、約30分。
・電車の場合は、最寄り駅が弁天島駅になり、
駅から徒歩20分ほどかかります。 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- あり
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 一部エリアで釣り禁止、または立入禁止
浜名湖のまとめ記事はこちらから御覧ください。
今回は青物やヒラメ、アジなどの「食べて美味しい」「釣って楽しい」魚をテーマに、思わず足を運びたくなるような「砂揚場」「新居漁港」の2か所の魅力を余すことなく紹介します。
砂揚場と新居漁港は隣接しているため釣れる魚に変わりはありませんが、ポイント毎による特徴もありますので是非釣行の参考にしてください。
砂揚場と新居漁港で釣りをするなら押さえておきたいポイント
砂揚場と新居漁港は浜名湖の南西部に位置しており、近くにはボートレース浜名湖やJR新居町駅などがあり活気のあるエリアです。
釣り場の近くには釣り具屋や宿泊施設、更にはコンビニなどもあるため遠方の方でも安心して釣りを楽しんでいただくことが出来ます。
砂揚場の3番ミオ
通称「3番ミオ」と呼ばれる場所に面している部分から新居漁港までが「砂揚場」で釣りが出来る場所になります。
※浜名湖にある1~3番までのミオ筋(船の航路、船道などとも言います)
3番ミオで釣りが出来る場所は国道301号から下流側となり、この周辺は潮流が速いため多くの魚が回遊する人気ポイントです。
足元の水深は底が見えるほど浅いため、サビキ釣りにはあまり向いてはいませんが、投げ釣りやルアーフィッシングにはかなりおすすめの釣り場と言えるでしょう。
狙うポイントとしては、この周辺の海底にところどころある岩礁(シモリ)の周り。
基本的には砂地が広がっているため、こういった地形の変化を狙うことで釣果を伸ばしやすいのが砂揚場の特徴です。
沖合に向かって徐々に水深は深くなっていきますが、3番ミオに面しているもののブレイクライン(カケアガリ)を狙うような釣り方は不向きと言えます。
そのため、これらの特徴から狙う魚により3つの釣り方が見えてきます。
・全体的に浅いため、サビキ釣りなどでもジグサビキや投げサビキで、回遊してくるアジやサバなどを狙う。
・キスやカレイ、ヒラメやマゴチなどを狙うのであれば遠投が出来るタックルを用いること。
・メバルやカサゴ、チヌ、シーバス、タコなどを狙うのであれば、必ず地形的な変化がある岩礁エリアを狙うこと。
注意していただきたいのは、明らかに一番のポイントになる突堤が「立入禁止」であること。
もちろん投げて釣りをする分には問題がないので、突堤についているメバルやカサゴ、チヌ、グレなどを狙って釣りをしてみてはいかがでしょうか?
砂揚場の突堤から新居漁港まで
砂揚場にある突堤を境に、新居漁港まで続くエリアは比較的足元から水深があります。
そのため、この周辺では落とし込みで狙うチヌ釣りや、サビキ釣りなど足元での釣り方も有効な釣り場になっています。
それほど潮流が激しい訳ではないため、初心者にはこちらの方が断然おすすめの釣り場。砂揚場の3番ミオに面したポイントと比較すると4つの特徴があります。
・シーバス狙いであれば3番ミオ側の方が釣果が良いこと
・落とし込み釣りでメバル、カサゴ、チヌ、グレなどが狙いやすいこと
・サビキ釣りでアジやサバなどが狙いやすいこと
・ちょい投げ釣りでもキスやカレイなどが釣れるため、初心者でも安心して釣りが出来ること
この辺りを意識して釣りをしていればある程度の釣果を上げることが出来るでしょう。
その他おすすめの情報
えびすき漁とは、ここ浜名湖だけで出来る伝統漁です。夜の下げ潮に乗って流れてくるクルマエビやワタリガニを網で掬うという、他では考えられないような漁の仕方となります。
しかも、流れてくるのはエビやカニなどの甲殻類だけではありません。ホウボウ(カナガシラ)やコノシロ、ギマ、タコなど遊泳力が低い生物が続々と流されてくるため、多くの魚介類に出会うことが出来る不思議な体験が出来ます。
えびすき漁は体験をすることも出来るため、機会があれば是非一度体験してみてはいかがでしょうか?
砂揚場・新居漁港で釣れる魚
広大なフィールドである浜名湖を攻略するためにおすすめの釣り方をいくつかご紹介します。
浜名湖発祥のチニング「トップウォーター」で狙う年無しのチヌの釣り方とは?
浜名湖でもルアーフィッシングは盛んに行われています。特にチヌをトップウォーターで狙う釣り方は浜名湖が発祥の地とも言われており、大型のチヌがド派手にルアーめがけてアタックしてくる様子を楽しめるエキサイティングなゲームフィッシングです!
チニングには大きく分けてボトムゲームとトップウォーターゲームの2つがあり、いくら浜名湖でも状況によってトップウォーターに出ないこともあるため、そういった場合にはボトムを攻略するようにしましょう。
もちろん、チヌは餌釣りでも良く釣れるため、フカセ釣りやブッコミ釣りなどで狙うのも楽しいですよ。
浜名湖でヒラメ・マゴチを狙うには?
ヒラメとマゴチは一般的にそれほど釣り方に差がある訳ではありません。若干反応しやすいレンジに差はありますが、共に同じポイントで釣れる魚ですし、それほど意識をして狙わずともどちらも釣れるケースが大半です。
ただ、浜名湖の場合は若干違います。特にシーズンである夏頃にもなると、マゴチはかなり浅いエリアまで入ってきます。それに対しヒラメはやや深いエリアを好む(特にミオ筋)ため、ポイントにより釣り分けることが出来ます。
また、ベイトにも若干差があり、ヒラメはアジやキスを好んで捕食しているのに対し、マゴチは甲殻類やハゼなどを好んで捕食しています。
そういった違いはありますが、どちらも同時に狙う釣り方があります。
それが「ボトムワインド」の釣り。ボトムワインドはワームをダートさせて釣る方法で、突然ひったくられるようなバイトが最高に楽しい釣り方です。詳細について別で記事をまとめますが、この釣りに魅せられてしまうルアーマンも非常に多くいます。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
面白い釣りとしてはタコ、タコは岩礁地帯に生息しているイメージが強くありますが、実は砂地に岩礁が絡むような場所を好む傾向にあるため、是非狙ってみたいターゲット!
タコ釣りに関してはこちらでご紹介していきますので、是非参考にしてください。
上級者向けの解説
元々魚食性の強いシーバスやヒラメといった魚も甲殻類を捕食していたりもするので、その辺りはしっかりと頭に入れておいた方がいいです。
チヌ狙いの方に向けたワンポイントアドバイス!
この周辺はかなりチヌが多いため、チヌ釣りを専門にする方が多くいます。
ルアーで狙うなら3番ミオ側、餌釣りで狙うなら新居漁港側の方が釣果を伸ばしやすいです。
ヒラメ・マゴチ狙いの方に向けたワンポイントアドバイス!
ヒラメも狙うことが出来るため、ルアーや泳がせ釣りなどで狙うことは出来ますが、水深がそれほどないためたまに釣れる程度です。
それに対して、マゴチであればかなりの数が生息しているため、素直に海底付近を流すような釣り方をするといいでしょう。
シーバス狙いの方に向けたワンポイントアドバイス!
シーバスであれば狙いたいのは断然3番ミオ側。ベイトの数が絶対的に違うため、かなりシーバス向きのポイントです。
特に夜釣りが効果的で、ルアーを潮の流れに乗せながらゆったりと巻いてくるのがポイント!
砂揚場・新居漁港付近の釣り場
砂揚場・新居漁港から約7.9km
日本国内でも有数の汽水湖である「浜名湖」。その中でも青物やヒラメをはじめとした海釣りの色が濃い表浜名湖におけるおすすめの釣り場「網干場」をメインに釣り方や釣れる魚、釣果情報などをピックアップしていきます。
砂揚場・新居漁港から約8.2km
日本国内でも有数の汽水湖である「浜名湖」。その中でも青物やヒラメをはじめとした海釣りの色が濃い表浜名湖におけるおすすめの釣り場「新居弁天海釣公園」をメインに釣り方や釣れる魚、釣果情報などをピックアップしていきます。