【茨城県】鹿島灘でファミリーから上級者まで人気の釣り場「魚釣園」で釣れる魚や釣り方など徹底解説!
鹿島港魚釣園は、現在鹿島港で唯一岸壁からの釣りが楽しめるポイントです。ファミリーフィッシングはもちろんのこと、季節によっては回遊魚も交じるため初心者~上級者まで幅広く楽しむことが出来ます。
- ポイント名
- 魚釣園
- 住所
- 〒314-0103 茨城県神栖市東深芝10 (地図を開く)
- 交通
-
電車・バス:JR鹿島線「鹿島神宮駅」よりタクシーで約20分
車:東関東自動車道「潮来IC」より約20分 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- 調査中
- 飲食店
- 調査中
- 釣具店
- あり
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- 調査中
主に、石油化学、鉄鋼、飼料、木材など約160もの企業が立地する日本最大級のコンビナートに発展しました。
そんな鹿島港ですが、2022年現在において魚釣園以外の釣り場は存在しません。(参考URL:茨城県公式HPより )
港湾施設とは防波堤、防潮堤、護岸、突堤、及び岸壁、桟橋、物揚場、並びに泊地、船溜まりなど港湾の利用及び管理に必要な施設。
とあるように、全ての沿岸部は港湾の利用及び管理に必要な施設であることから、沿岸部ではまず釣りをすることが出来ないことはご理解いただけると思います。
鹿島港港公園(魚釣園)
それでは魚釣園で釣りを満喫するポイントをみていきましょう!
魚釣園は釣り専用の施設になっているため、釣り人に向けた売店やトイレなどの設備が整っているため、ファミリーフィッシングに適しています。。
また、鹿島港魚釣園では釣具セットのレンタルサービスもあり、手ぶらで釣りを楽しむことも可能です。まだ道具を持っていない釣り初心者の方や、気軽に釣りデートをしてみたいカップルなどにも最適な釣り場と言えるのではないでしょうか?
そして、魚釣園で釣れる主な魚はチヌ・シーバス・カサゴ・ギンポ・ワカシ(ブリ)・ショゴ(カンパチ)・メジナ・ヒラツメカニ・ヒラメ・マゴチ・アナゴ・メバル・ドンコ・サバなど。回遊性の高い魚から根魚まで多くの魚種を狙うことが出来ます。どんな釣り方をしても、何かしら釣れるのは嬉しいですね。特に先端付近は水通しが良いため青物の有望なポイントになっています。また、全域で狙うことが出来るチヌやグレなどは、引きも強く食味もいいため専門で狙う釣り人も多くいます。
※釣り場の風景
次に、海底(ボトム)の起伏と狙い方についてみていきましょう。
護岸から30m付近までは浅瀬で根が多く入っています。そのため、根魚やチヌ・グレなどを狙うのであれば特に遠投をする必要もありません。釣り方としてはウキ釣りやヘチ釣りなどが盛んに行われています。ボトムに着底させてしまと根掛かりが多発するため、サビキ釣りをするのであれば少し底から上を意識するようにしてください。
そして、護岸から30m以上を先にはほぼ全域砂地になっています。そのため、投げ釣りやルアーでもボトムを攻めやすいことから多くの釣り人が遠投をしています。注意しなければならないのが、遠投した後に30m付近を通してしまうこと。ほぼ高確率で根掛かりしてしまうため、早めに仕掛けを回収するよう心がけてください。
その他おすすめの情報
鹿島港が一望できる高さ52mの展望塔があります。(入園料、駐車場は無料ですが、展望台は有料で大人190円、子供100円とのことです。)
魚釣園で釣れる魚
魚釣園でチヌ・グレを狙うためのワンポイントアドバイス!
魚釣園に行くと他の釣り人がチヌやグレを釣っているシーンを良く見かけると思います。30cmを超えるサイズにもなればかなり引きが強く、食味もいいことから釣れると歓声を上げてしまうからでもありますが・・・。
タックルとしては、堤防で使いやすい以下のフカセ釣りのタックルで十分釣りになります。サビキ釣りでも似たようなロッドやリールを購入する方も多いため、そちらを代用するのも可。
<フカセ釣りタックル>
ロッド:磯竿1.2号(5.5メートル前後のもの)
リール:2500~3000番
ライン(道糸):2号
リーダー(ハリス):フロロカーボン1.25号(約2ヒロ)
円錐ウキ:3B
針:チヌ針1号
ガン玉:3B(慣れないうちはもう少し重くても可)
他:シモリ玉、ウキ止め、からまん棒、サルカンなど
餌は一般的なオキアミで十分です。チヌとグレを両方狙いたいのであれば、保存もきくオキアミが一番使い勝手はいいと思います。
魚釣園で青物を狙うためのワンポイントアドバイス!
魚釣園では70~80cmクラスのヒラマサやワラサなどの実績もあるため、狙うのであれば強靭なタックルが必要です。特に、ヒラマサは海底に向かって泳ぐ傾向にあるため、根によってラインブレイクしないよう取り込みにも注意する必要があります。
折角かけたのに・・・なんてことにならないよう、以下を参考にしていただけれ幸いです。
<必要なタックル>
ロッド:9ft〜10ft、Hクラス以上のショアジギングロッド
リール:シマノ番手で8000番〜10000番、ダイワで4500〜5000番手
ライン(道糸):PEライン3号〜5号を200m以上
リーダー(ハリス):フロロ80~120Lb(1~2m)
ルアーは80g~120g程度のメタルジグが一般的ですが、回遊しているサイズが小さい状況などもあるため、50g程度のものもあれば尚いいでしょう。
かご釣りや泳がせ釣りをする方も、似たようなタックルを準備しておくことで、いざ大物がかかった場合にも安心できます。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
上級者向けの解説
魚釣園付近の釣り場
魚釣園から約1.5km
鹿島港アンモニア岸壁は現在釣り禁止です。しかし、周辺にはまだ釣りが可能なポイントもあるため、そちらを紹介していきます。
魚釣園から約2.8km
鹿島港の岸壁は、魚釣園以外釣り禁止になりました。以前は釣り可能であった鹿島港ポートラジオを紹介する記事などもありますが、現在は釣り禁止です。
魚釣園から約3.4km
鹿島港の中で最も良く釣れるとして人気だった南防波堤。しかし、そこは「死の堤防」と呼ばれ、現在でも多くの死者を出している日本最恐の堤防です。現在では立入禁止となっているため、最寄りの釣り場情報なども合わせて紹介していきます。
魚釣園から約9.3km
鹿島港から大洗港にかけて広がるサーフにあるヘッドランド(砂防堤)は全部で28か所あり、ファミリー向けのキス・イシモチ・カレイから、ヒラメ・マゴチ・アイナメ・クロダイ・スズキといったフィッシュイーターまで狙える釣り場です。