【釣りガールもやし】もやしの苦悩 スーパーライトショアジギングで釣れない理由を考える
釣りガールもやしが最近ハマっているスーパーライトショアジギングについて考えてみました。簡単に言えば外海が荒れている時は、ベイトは荒れの少ない湾内に避難するか、沖へ出てしまう。表面だけが荒れている時は十分釣りになるが、底まで荒れているときはアウト。この二つに注意して釣りをすればいいはず?

ワカシ大フィーバーから一転、スーパーライトショアジギングで3週連続ボウズの洗礼を受けたもやし。
今週のリベンジに向け、釣れないときの対処法を探りました。
(※7月末〜8月の釣行です)
荒天に悩まされた3週間
【1週目】
雨予報を覆し、なんとか晴れた土曜日。今日もラッキー♪とばかりに気楽に先週の釣り場へ向かう。
が、ヤバい。
小潮とは思えぬ海のうねりをはじめて体験。これが外海の厳しさなのか…、はじめて海を怖いと思った。自然はなめちゃいかんですね。
とりあえずジグパラの15gと20gを投げてみるも着底がまったく分からない。
沈んでるんだかなんだか分からないがとりあえず前回同様にシャカシャカ。
10時間の釣行で釣れたのは15cmの子サバ2尾だけ。周りでは10時間の間に4匹ワカシが上がっていました。
【2週目】
小雨混じりの曇り空。
前日の大雨で江ノ島に流れ込む境川は大増水。強風で泥とゴミで濁りまくりの波が打ち寄せる。先週以上の大荒れぶりに、磯行きは断念。こんな日に行ったら死んでしまう。
先週の教訓で、比較的穏やかなヨットハーバーのある湾内へ。
読みどおり風はだいぶマシだけど、まーーー釣れん。メタルジグ、メタルバイブ、困った時のVJ16をやみくもに投げ続けるもヒット0。友達がジグサビキでチビサバを1匹ゲット。退屈しのぎにゴンズイ祭りを楽しむ地元釣り師をぼんやり見つめながらもやしはボウズで終了。カゴサビキではちょこちょこチビサバが上がっていました。
【3週目】
前回より風がマシなので磯場を覗きに行く。いつも大混雑な釣り場に釣り師は1人。
終わった。
危なそうなので今日も断念。
今回はヨットハーバーは見切って足場の高い漁港側へ移動する。
せっかく来たので強風の中キャスト。当然20gでは着底がわからない。それどころか、うねりと風でラインが引っ張られ、引き抵抗が異様に重くなるところ多数。何度も的外れな合わせを入れては1人で失笑……。奇跡的にチビサバがかかったのみ。ワカシは居たのかいないのか……

荒天時の最適解を考える
こんな日は家でのんびりするのが正解なんでしょうが、限られた休日の中で釣りをするには多少の荒天なら目を瞑りたい。というか、私のイメージでは多少荒れている日ほど、釣れそうな感じがするんだよ。警戒心が弱まっていそうじゃない。
波が高い日は湾内に避難
ネットの色々な情報をまとめると、荒天時は以下のように考えると良さそうだ。
外海が荒れている時は、ベイトは荒れの少ない湾内に避難するか、沖へ出てしまう。
表面だけが荒れている時は十分釣りになるが、底まで荒れているときはアウト。
河口付近の湾内では、荒天時は川の真水が勢いよく流れ込むため、海水ラブの魚は移動してしまう。釣るのは厳しくなるが、汽水域が得意なチヌとシーバスは例外。ただしシーバスはベイトとともに沖に出ている可能性高し。
2日目に湾内に場所を移動したのは正解だと思う。サバの回遊も多少あったようだし。釣れなかったのは、私自身がベイトの位置を掴みきれなかったからでしょう。ルアーに固執せず、ジグサビキなどを使ってベイトの位置を把握してから戦略を練ればよかったのでは。
ちなみに、嵐の後は好活性なので、ぜひ釣りへ!(波の高さには要注意です。うねりが続いている可能性があります)
※実際、3週目は風が収まり、波も静かになった翌日が爆釣デーでした。
外海が荒れている時はワンチャンをかけて湾内に移動する。
ジグサビキでベイトを探せ!魚っ気がなければ、チヌにターゲットを変更してみる。
ハイアピールで誘う作戦
「濁り」なんてかわいいものじゃない、ただの泥川と化していた河口でVJ16はアピール不足すぎた。
メタルバイブも投げたが、あまりに釣れなくてすっかり弱気だったので、アピール抑えめの55mmピンクを投入してしまっていた。
こういう時こそ、ガツンと大きめ&ハイアピールカラーをスローに泳がせて勝負したらよかったと思います。
実際落とし込みのおじさんがチヌ上げてたからね。魚はいないわけじゃなかったんだ。むしろ普段はいないような浅瀬をもっと丁寧に探ればよかったなぁ。
青物の気配がない時は根魚を狙ってみる
10時間メタルジグを投げ続けた不毛な闘いはさすがにやりすぎ。
現実を受け入れられず、前回のヒットルアーをひたすら投げ続けてワカシを探していたけれど、確実に底が取れる重めのジグを使ってボトムを重点的に引けばよかった。
スーパーライトショアジギングの限界
この3週間、20gのジグでは波にもまれて着底が全く把握できず、自分が今どこで何をしているのかハテナでいっぱいだった。
はじめてのLSJでは、表層でばかり釣れたのであまり気にしてなかったけれど、ジギングは着底ありきの釣りだということを改めて実感。
水中を想像できないと次の一手が全く考えられない。
私が行く釣り場は川の流れの影響も受けるので、もともと流れが結構早い。潮によっては30g、40gのジグを投げられないと対応できないみたい。
ロッドはシーバスMクラス以上のパワーが必要そう。
もやしの結論
Mクラスのロッドを新調する。
ライトショアジギングを続けていくなら、30gは投げられないとお話にならないんじゃないかと痛切に感じました。
特に1日目は、遠投して底を引いていた人だけにワカシのヒットがあった模様。
もちろん場所を移動したり、探り方を変えたりと、今のタックルでもできることはいくらでもあったと思う。道具のせいにはしたくないけれど、まずは「やりたいことが物理的にできない」状況を打破したい!
そうすれば、こんなふうに自分に言い訳もできなくなるし、ね…。
追記:
ラテオモバイルの96Mロッド買いました! 30g投げ出してから色々釣れてます〜!!(多分時期の問題)
