【釣りガールもやし】はじめてのシーバス バラシ克服レッスン実践編
初心者釣りガールもやしによる釣行日記。今回は遂に初めてシーバスを釣り上げた編、その感動とこれまで学んだことを見てください。
バラシ地獄の日々に終止符を打つべく、座学でバラシの原因を探ったもやし。
いよいよその成果を試す時がきた!
釣行日時
- 日時:2020/8/10 21:00〜23:00
- 潮:中潮
- 天気:曇り
- 場所:隅田川下流域
- 気分:勉強の成果を試したくてテンション高め
実践! 隅田川チャレンジ
思いたったが吉日。
バラシの原因を探り終わったその足で、釣り場へ向かう。
やってきたのはバチ抜けでお世話になった隅田川。
明日は朝から仕事なので、2時間だけの短時間釣行だ。
事前にセンメイ師匠からミニエントのダートアクションが最近好調だよ、とヒントを得ていたのだが、私はVJとミニエントでしかシーバスの釣果を上げたことがないので、できれば他のルアーも試してみたい。
まずはフローティングミノーのコモモから。
……
…
よし、異常なし!
さ、ミニエントいこうか。
今日はシーバスをヒットさせることが目的じゃなくて、やり取りを勉強するのが目的だから…
自分に言い訳をしつつ、早々にミニエントを投入する。
カラーはみんな大好きハッピーレモン。
センメイ師匠の教えどおり、さっそく3Dダートを試す。
ライトショアジギングと安達神のワインド特訓のおかげでジャークに対しては「合ってるのかな?」という不安がなくなってきた。
が、釣れない。
うーん、隅田川のシーバスはミニエントの気分じゃないのかな?
あと一投したらルアーチェンジしよう。
そう思いながら5秒ほど沈めてスローリトリーブをしてくると…
ガツン!!!
おおおおお!?
き、きたぁぁぁ!!!
バラシ撲滅作戦開始!
しかも良い引き!
いつもなら、ここで思い切りロッドを上に煽ってフッキングするが、今日の私は一味違う。
思い切って竿を左に倒し、そのまま腕ごとぐっと後ろへ!!!
ロッドとラインの角度を120〜90度に保つよう意識しながら、ゆっくりと身体ごと後ずさる。
すると魚は抵抗するようにぐぐっと引き出した。
ジッ…ジジジ……
ドラグが鳴ったぁぁぁぁ!!!
これだ、この感覚だ。
ラインテンションをかけることさえ意識しておけば、魚の引きはドラグが勝手に対処してくれる。
私、いま、ドラグに仕事させてます!!!
魚が左に走り出したので、すかさず右へ竿を倒していなす。
頭がこちらに向くのが分かる。
今までとは手応えが違う。
魚とコンタクトを取りながらコントロールしてる感覚?
なんだか心にも余裕がある気がする。
はじめてのタモ入れ
幸いなことにエラ払いはしてこない。
近くまで寄せたところで片手だけでしっかり竿を支え、タモを取り出す。
あらかじめロック解除しといてよかったー!
はじめてのタモ入れに心臓の音がうるさい。
焦らず、タモを伸ばしたら目の前でキープ。
タモで魚を迎えに行ってはいけない。
これも勉強しておいたのだ。
あとは魚を誘導するように竿をゆっくりとタモに近づける。
このときも竿とラインの角度に注意しながら、タモにルアーを引っかけないように…
そろーり…
は、はいったーーー!!
よ、よし。
落ち着け。
まだやることはあるぞ。
ベールを起こしてテンションフリーにするのだ。
これを忘れると竿が折れてしまう。
ふ、ふう。
できた。
あとはタモの柄を折らないように、タモを持ち上げずに手元から縮める。
できた…、
できた……!
上がってきた魚をしげしげと眺める。
今まで釣った魚とは次元が違う。
すごい、50㎝超えてるじゃん!!!
焦りながらの初リリース
震える手でなんとかフィッシュグリップを入れ、ルアーをはずす。