【バチ抜け最終兵器】爆釣必至!ノガレ120Fの利用マニュアル | 2023年最新

東京湾奥でのおかっぱりシーバスフィッシングガイドの経験を活かし、初心者でもわかりやすい釣りに関する知識、テクニックに関して解説しています。予備知識がなくてもわかるようにかいておりますので、ノガレ120Fの使い方のすべてを紹介しています。

この記事のライター
センメイ
プロフィール
GAUDISフィールドスタッフ、CASTDIVISIONロッドテスター
東京湾奥で年間シーバス500本以上の釣果実績。
その他、青物、アカメ、ジャングルパーチ、ブラックバス、トラウトなど、
様々なルアーフィッシングを得意とするマルチアングラー。
東京湾奥や房総で培った釣りの技術で釣りの楽しさを発信中!
初心者でもわかりやすいブログ記事と定評あり。

twitter、instagramで最新の釣果、メソッドを公開中!無言フォローOK!

昨年から話題となり、今年供給量を増やしさらに信者を増やし続けるバチ抜け最終兵器『ノガレ120F』。この度、ノガラー認定をオヌマンさんよりいただきましたので普及活動に努めます笑。

荒川では70UPをゲットし、ここ最近月後半からも東京湾奥界隈で4釣行で33ゲットと右手首が負傷するほど釣れ釣れです。控えめにいっても釣れます

※バチ抜けとは?はて?という方はこちらを先に確認してください。

 

このバチ抜けまっさかりな状況、魚はたくさんいてライズもたくさんあるのですが、周りで釣りをしていた釣り人や一緒に連れて行った友人もそこまで釣れないとおっしゃる。。

そこで、今回はセンメイ流のノガレ120Fの強い場面と使い方のおすすめを紹介します。

※すでにノガラ―の人には言わずもがなですね、読み飛ばしてしまってくださいm(_ _)m

 

ノガレ120Fとは?

※テーブルに水滴がついていますが、ノガレの体液ではございません。

  • メーカー:ピックアップ
  • サイズ:120mm
  • 重さ:6.5g
  • タイプ:フローティング
  • 特徴:大型バチ、トリックバチ両方いける万能型。引き波を出さず超デッドスローで巻くのがおすすめ。バチのほかにハクなどのマイクロベイトにも効果ありの場面あり!今最強のバチ抜けルアーではないでしょうか?4本フックで少々お高いのが難点ですが、4本もフックがあるので、からめとるようにフッキングします。
  • フックが多くて魚がかわいそうという方はフックをとるのもOK。それでも釣れます。

 

ノガレ120Fの開発秘話

シーバス黎明期からシーバスプロの宣言をし活躍している小沼正弥プロが2年間バチを観察し続けて開発したルアーがノガレ120F。その取材記事がこちら。

小沼「まずね、ノガレの引いた時の波紋の出方。これがキモ。ノガレってね、頭とテールの2ヵ所、そしてボディのギザギザの部分の3ヵ所から波紋が出るの。コレなんだよ。運河で観察してたら、喰われている個体の波紋の出方がそうだったんだよ。しかも、シーバスがバチを喰うのはオスより圧倒的にメスが多い。選んで喰ってるんだよね。 その、メスの動きを再現したのがノガレってワケよ。テストしていて、ノガレがその動きを再現できたって確信したのは、オスがノガレに向かって放精したのを見たとき。これでイケる!ってね。シーバスの好むメスのバチの波動や動き、波紋の出方を再現できた!

出典:ルアマガ+

 

なるほど、センメイ的には一旦理解するのですが、メディアも商売が絡んでいるので、いいことばかり書くのは大人の世界なのを知ってるので、このメスバチことノガレ120Fと一緒にお風呂に入って他のルアー(オスバチ?)との差分を探したんです。

(ルアーとお風呂入るキモヤバなやつ。。って声がエアーで聞こえてきましたがそんなの気にしません。たまにフロ椅子にルアーをおいていることを忘れて座ってしまい、おしりにフッキングするくらいが魚の気持ちがわかってちょうどいいんです、はい)

で気づいたノガレ120Fは、、、どのルアーよりも引き波が早く消える優しい引き波。つまり引き波をあえて出す釣りなら、他のルアーのほうが強く、出さないほうがいいシチュエーションなら圧倒的な強さを誇るのではないかとセンメイ的には考えたわけです。

 

ノガレ120Fが強い状況とは?

バチの種類によりノガレ120Fの強さが変わります。

 

まずは釣り場についたらバチの種類を見極めてください。バチの量や種類は時間によって変わりますので、変化を見逃さないようにしてください。(釣りもビジネスも変化を見逃すやつにはチャンスはきません)

ノガレ120Fに関していうと遊泳力がない流されるまま生きている長バチくんには絶大な強さです。前述のセンメイ的理論で強いと考えるシチュエーションとも合致しますね。さらにサイズ感や表層を漂うだけの存在なので、ノガレ120Fのフローティング感ともぴったりです。見えシーバスに投げた時にも喜んで食べにきたときには、シーバスにはノガレ120Fがバチに見えていることを確信しました。

 

クルクル系のクルクルバチ、トリックバチでも釣れますが、クルクルバチが多ければ、それ狙いで他の戦略もあるので、ノガラ―以外は他のルアーを使うのもいいと思います。

(マイクロベイトにも強いらしい)

引き波系の赤バチについては、移動スピードが他バチより早く直線的な動作ため、ノガレ120Fの引きスピードをあげて誘うなども効果があることがあります。その日の状況に合わせ魚を誘うことがより多く釣るポイントです。

 

おすすめのカラーは?

ノガレに限らず、バチ抜けにおいてのカラーは他のベイトパターンよりセレクティブなことが多い印象です。シーバス釣りにおけるカラーの話については別の機会で解説しますが、明色、暗色の2区分は最低限もっておいたほうがいいです。バチ抜けにおいても、魚がだんだんすれてきます(ルアーに飽きて反応が薄くなる)ので、カラーローテをこまめにすることがポイントです。

センメイ的に好みの色をいうとキャスティング限定カラーの江戸前パールカラー( 以下、右側の写真の右上のカラー )やライムチャートブラックなどです。

カラーに関してはシーバス目線でみたときにホンモノバチより目立っていることが重要です。バチになじませるのは動きだけして色は目立たせないと選んでもらえません。学校で教室のはじっこに座っていたらクラスのアイドルとは一生話せないのと同じです。目立つからこそ、アイドルに認知してもらえ、チャンスがあるのです。

ここでもうひとつ重要な要素を認識してほしいのですが、色においては、魚目線で考えてください。人間目線で考えてはいけません。意味わかりますかね?機会があれば、カラーにおける考え方を書きます。

 

おすすめの使い方は?

①対象(ライズ・目標物となる潮目)を探す

②対象に向かって流す角度を決める

③潮/風の流れを計算してアキュラシーが高いキャストをする

④対象にむかって超絶デッドスローでドリフトで流しこむ※

(反応が悪い場合、流し込む角度は変えてください)

※目標物に対しての流しこむ方法については、初心者向けシーバス釣り超基本的マインドで紹介してます。

 

ロッドポジションを高くして張らず緩めずに超絶デッドスロー

ロッドポジションを高く保ち超絶デッドスロー!これにつきます。波紋はできる限り出さず、張らず緩めずで少しドリフトさせるイメージ

※通常のバチ抜けの釣り方とほとんど変わらないです。

 

多くの人は巻きが早すぎるためそれが釣れない一番の理由です。 張らず緩めずところがキモで当然、潮の速さや風の強さなどに影響されますので、状況に応じて変える必要があります。流しているだけでも釣れたこともありますが、平行浮きのルアーがただ流れているだけだと少しアピールが足らないためか、張らず緩めずほんの少しラインでテンションがかかるくらいで巻いているほうが釣れる結果となってます。

 

魚に違和感をあたえない一定の巻きスピード

また巻きのスピードは正しくても竿先をぶらしたり、一定速に巻けていないケース、これでは自然にアクションがついてしまっていますよね?センシティブな魚はそれで見きります

細かいストップ&ゴーで魚に食わせの間を与えるバチルアーもありますが、ノガレ120Fに関してはアクション原則不要です。

信憑性がないという人のために一定速に巻けることが重要なのか?の簡単な検証をやってみました。バチで一面ライズが起きている状況での検証でシーバスがいる中で検証してみました。(釣るより検証優先とか変態)

【検証方法】

『普段左巻きの人が数年間やっていない右巻きにしたときにバイトの数の差があるのか?』

・リールハンドルの左右を変えただけであとのタックルや環境の前提条件は一切同じ。

・キャスト方向は四方にランダムにキャストするとしてます。

(恣意的にライズうちなどはあえてしていない)

【結果】

右巻(0バイト/30投)

左巻(3バイト/30投)

右巻きはやはり同じ感覚で巻いていても一定速ではなく、どう頑張ってもバラつきが生じているためか、右巻きでは全く釣れなく検証終えて、左巻きに戻すと同じルアーでバイトありのおまけつきの結果。

 

「巻きを制するものは世界を制す」って格言、おぼえておいて損はないです。

すぐテクトロしちゃうプロのテクトリストの方には申し訳ないですが、テクトロより巻きのほうが釣れます。(私は移動+釣りをという効率的な観点からしかテクトロしません。)

 

狙いたいポイントに対し通す角度を意識する!

また、バチ抜けに関して最近センメイは「戦略的もぐらたたき」ととらえてますが、このもぐらたたきは、かんたんなものではなく、たたき方にもルールやがあるところが厄介であり、面白いところで釣果に差がでてきます。

ライズに対してルアーをまっすぐ通して狙ってでるイージーパターンを除いては、ライズや目標物という的に対して、いかにルアーを流すかを考える必要があります。

 

まずはルアーを通すコース取りを考える必要がありますが、ライズが良く発生するポイントや共通点を見極めることが重要です。(シーバスじゃないライズが多発することもありますのでそのあたりは、よく注視してみてください)

対象を定めたら、ルアーを通す角度を次に意識してほしいのですが、対象となる点でちょうどルアーが反転をし始め角度がつくように意識することが重要です。

(角度に対する許容範囲もその日の状況により変わってきますのでいろいろ試してみる必要があります)

 

バイトがでたら一呼吸してからフッキング!

あと気を付けたいところとしては急にバイトが出ますので、びっくりアワセしないようにだけ気を付けてください。バイトがあったら、ラインを送って(ロッドポジションをさげる)、ワンテンポ遅らしてフッキングしています。この所作をすることで少々硬めの竿であろうが、ソリッドティップであろうがバイト後は関係ない認識ですのでお試しあれ。

 

ノガレ120Fの弱点

最後に、バチ抜け最強ノガレ120Fにおいても弱点はあります。

 

フックが曲がりやすい

https://twitter.com/1000mei/status/1233046304550375424

細軸フックのためかかり処がわるかったり、強引に寄せようとしようとするとフックが曲がります。刺さりはいいので、きちんとフッキングしてあとは ドラグ調整でファイトするなどして対処すればOK。顔の側面の硬い部分にかかると高確率で曲がりますので、次のキャストをする前によくチェックしてください。

 

風に弱い

フローティングゆえの悩みでもあるのですが、潮の流れが強いときには、ながされてしまいミスバイトが多くなります。さらに存在感をなじませて釣るノガレにとって風があると目立たな過ぎてしまうのでなかなか厳しい状況となります。(そんなときは見逃してやってぜくらいに思って次のチャンスにかけましょう)風が吹くと全く釣れなくなるということはないので、釣り場をみつつ最適なチョイスをしていきましょう。

 

飛距離がでない

フローティングで120mmの全長の割に重さがなく、飛距離に関していうと他のルアーに劣る部分があります。ただし、それ以上に魚に食わせる力は絶大です。魚に食わせる力が弱いルアーをアングラー側がサポートすることは難しいですが、飛距離に関してはできる限りラインを細くすることやロッドをライト目のアクションにワンランク落とすなどでカバーすることが可能です。

 

ノガラー認定証書第XX号

この度オヌマンこと小沼正弥プロにノガラー認定いただきましたので、今回解説してみました。一匹でも多くノガレ120Fで釣れるように願っております!

Twitterに加え、instagram始めました。東京湾奥シーバスにおいて釣りを科学的に検証しつつ、勝手気ままにつぶやいてますので、ご自由にフォローください♪

ノガラー普及だと私にCertification機能があることになりそうだけど、まぁよろしいか笑

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