【静岡県・西伊豆】大瀬崎が釣り禁止・立入禁止に・・・

ポイント紹介
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基本情報

大瀬崎は、静岡県沼津市西浦江梨にある、伊豆半島の北西端から北へ駿河湾に突き出した岬。比較的アクセスが楽な割に釣りやダイビングの一級ポイントで、多くの観光客が訪れていた超人気スポット。

釣りで言えば、春~秋のアオリイカに加え、冬はヤリイカが接岸し、それらを狙う大型の青物やロックフィッシュなど一年を通して多くの魚を狙うことが出来た。

そんな大瀬崎がつい先日(2020/8/7)「全面釣り禁止」という結果に至った。
本記事では大瀬崎から学ぶ「釣り人のマナーについて改めて考えたい」と思う。

大瀬崎(釣り禁止・立入禁止)

© OpenStreetMap contributors

ポイント名 大瀬崎(おおせざき)
住所 〒410-0244 静岡県沼津市西浦江梨
アクセス (1)沼津駅からバスで80分
沼津港から船で20分(夏期のみ)
大瀬崎から徒歩
駐車場
トイレ
釣り具屋
飲食店・コンビニ 近くが海水浴場のため困らない
混雑具合 少ない
安全性(※1)
水深 0~3m
特徴 ゴロタ浜になっており、そこから遠投すると非常に多くの魚を狙うことが出来る。トップからスイミングさせていけば青物が狙え、ボトムを攻めればロックフィッシュ、一年を通してアオリイカやヤリイカが釣れる。
注意点 全面釣り禁止・立入禁止になった。

※1. 安全性とは?以下の観点で区分している。
・高:安全柵があるためかなり事故が発生し辛い場所。
・中:「安全柵が低い」「海面からの距離が近い」「救助用のはしごの設置がある」などの理由でまだ助かりやすい場所。基本的にライフジャケットは必須。
・低:安全性が中に比べ更に足場などが悪い場所。基本的には磯やテトラに乗らなければ釣りが出来ないなど、ライフジャケット以外にスパイクシューズなど更に安全面に配慮する必要がある。

釣り禁止・立入禁止の写真

こちらが新設された看板。これに加え堤防には釣り禁止の文字も書かれている。

釣り禁止に至る経緯

大瀬のダイバーの方からご連絡をいただきました。(2020/08/20更新、情報提供いただきありがとうございます。)

【今回の件で一番大きな理由】
・神社という聖域で大便をする(あちこちにあります)
・焚き火をして放置する
・仕掛けを含むゴミを捨てていく
・立ち入り禁止の柵を常時壊し、当たり前のようにそこを通過する(拝観料踏み倒し)
・神社関係者への恫喝
・駐車禁止場所での駐車
・拝観料を払う釣人は週に10人程度だが、実際に釣りをしているのは数十人。

これらが主要な理由で、しかも、地元には真面目な方の駐車場代と拝観料程度の利益しかありません。ダイバーとのトラブルや水中の環境の問題等はおまけで、釣人対ダイバーの対立構造では有りません。

一方ダイバーの心配を頂いていますが、ダイバー関連の売上は年間数億円あります。無断駐車のダイバーはいません。宿泊もします。サービスに1人最低5千円程売り上がります。ダイビング禁止は有り得ないです。

また、このような看板が出て、堤防にペイントもありますが、それでも相変わらず釣人は来ています。善意の釣人は当然自粛していると思いますが、今、この状況でも釣りに来る釣人がある意味真犯人なわけです。ご参考までに。

とのこと。

こうしてみると、全て釣り人が悪い。しかもこの状況でなおも釣りに行く輩がいるが、同じ釣り人として本当にやめていただきたい。

本来なら釣りも漁と同じくライセンス制などにし、ちゃんとした知識を積んで・・・などと思っていたが、これはあまりにも常識を逸脱している。

これらの行為はただの犯罪となるため、海保(118番)にかけてもいいのだろうか?

かつて釣れた魚たち

ここではかつて釣れた魚たちを紹介する。

魚種・月 04 05 06 07 08 09 10 11 12 01 02 03
アオリイカ × ×
ロックフィッシュ
青物
アジ

他にはヤリイカ・イシダイ・メジナ(グレ)・ハゼ・キス・ベラ・カサゴ・カワハギ・マダイ・イナダ(ワカシ)・タチウオ・ソウダガツオ・シイラ・ブダイなど。近くに地磯もあるため魚種は非常に豊富。

アオリイカ・ヤリイカ

一般的にアオリイカの適水温は20~25℃前後と言われているが、冬の寒い時期でも釣ることは出来る。春に産卵のため沿岸の浅場によってくることから、4月~6月に大型の個体を狙うことが出来る。最盛期は9月~11月で小型にはなるが数を狙うことが可能。

他のポイントでも紹介しているが、ここでもやはりアオリイカがおすすめ。非常に魚影は濃いが、堤防は狭いため基本入ることは難しい。その場合はゴロタで遠投するようにしよう。
冬にはヤリイカも回ってくるため、年中エギングのターゲットには事欠かない。

ロックフィッシュ(アカハタ・オオモンハタ・カサゴ・ムラソイ)

アカハタやオオモンハタは暖かいシーズン、カサゴやムラソイは寒いシーズンと一年を通して楽しませてくれる。あまり知られていないが西伊豆はロックフィッシュ天国!

基本的にはテキサスリグで幅広く探っていくとよい。岸際にはもちろん魚はついているが、遠投した方が大型の実績は高いため比較的重量のある仕掛けを用意しておくこと。
特にクロー系ワームへの反応が良いが、ベイトフィッシュを捕食していることもあるためどちらのワームも用意しておくことが大事。また、メタルジグにも反応するため、夏~秋にかけての回遊魚が接岸した場合にはメタルジグを持っておくと両方狙うことが出来る。

青物(イナダ・ワカシ・ソウダガツオ・シイラ)

基本的に狙える季節としては春~秋にかけて。大型の魚まで回遊してくることからライトタックルでは厳しいことも多々ある。特に小型のブリ(イナダ・ワカシ)は良く回遊してくるため狙いやすい。

ボイル打ちが基本の釣り方だが、もちろんナブラが出ていなくても魚はいるためそういった際はメタルジグを広範囲に投げること。回遊待ちの釣りになるため時合いは短いが、投げ続けていれば期待に応えるだけのポテンシャルはある。

アジ

一般的にアジの適水温は16~20℃前後と言われているが、冬の寒い時期でも活性が低いなりに釣ることが出来る。釣りやすい時期は5月~11月頃まででサビキや小型のワーム、メタルジグなどで狙うと良い。12月や1月頃までは釣れることはあるが、この時期は大型の個体を狙う釣りになるため潮通しがいい水深のあるエリアが有利。

釣り場の至る所でサビキやワームでの釣りでかなりの数を釣ることも出来るが、先行者や船のロープなどに引っ掛けてしまう恐れがある。回遊も多いため周りに配慮をしながら釣ることを心掛けること。
サビキではイワシやサバも良く釣れる。ファミリーフィッシングにもってこいのターゲット。

今後に向けて

今回のポイントだけではないが、以下のような問題がある。

【主な問題】

  • 歩行者、漁協関係者に対する危険・迷惑な行為
  • 危険な場所に侵入する行為(死亡事故も各地で発生している)
  • 密漁にあたる行為(各漁協などにレギュレーションを確認する必要あり)
  • ゴミ
  • 騒音
  • 迷惑駐車

釣り場はその釣り場毎に漁協などが管理をしているが、その中で「黙認されている=釣りをさせて貰っている」という気持ちを常に持っていなければならない。にもかかわらず、何故このような問題が発生してしまうのか?改めて釣り人同士で注意喚起しあう必要がある。

これからも多くの場所で海のアクテビティを楽しむため、上記した問題行為を絶対にしないよう一人一人が注意していくことで、少しでも多くの場所を守っていくことに心掛けたい。

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