【和歌山県】県下でもNo1の実績ポイント「雑賀崎漁港」!気になる釣り方や釣れる魚を徹底解説!
和歌山県の和歌山市に位置し、市内からのアクセスが非常に良い人気ポイント。田ノ浦漁港と並び現在人気を二分するほどです。比較的足場がよく、ファミリーフィッシング向けのターゲットを狙える他、アオリイカ・タチウオ・サゴシ・青物の実績もあり、初心者~上級者まで幅広く楽しむことが出来ます。
- ポイント名
- 雑賀崎漁港
- 住所
- 〒641-0062 和歌山県和歌山市雑賀崎 (地図を開く)
- 交通
-
電車・バス:JR和歌山駅から和歌山バス〔<西浜経由>雑賀崎〕「雑賀崎」下車徒歩5分
車:阪和自動車道「和歌山南スマートIC 」より30分
無料で駐車することが出来ます。 - 駐車場
- あり
- トイレ
- あり
- コンビニ
- あり
- 飲食店
- あり
- 釣具店
- なし
- ファミリー
-
向いている
※向いているポイントとは、周辺設備+ライトなタックルで釣れる魚がいるかで判断しています。 - 禁止エリア
- なし
和歌浦と言えば、かつては日本の観光地百選で日本一に選ばれたほどの景勝地でした。しかし、時の流れとともにその景観も失われてきてはいますが、この雑賀崎だけは和歌浦に残された唯一の自然海岸の景勝地であり、眼前には青い海とリアス式海岸が広がります。
そんな素晴らしいロケーションに囲まれた漁港が、今回ご紹介する「雑賀崎漁港」です。
水深は手前が3~5m前後とそれほど深くありませんが、雑賀崎岬からの潮流を受けるため潮通しが良く、年間を通して多くの生き物が暮らすエリアです。
そのため、釣り場としてのポテンシャルは高く、テトラポットが入っているポイントではアオリイカやチヌ、特に潮通しが良い堤防の先端付近などには青物の回遊と、ファミリーフィッシングからベテランアングラーまで楽しむことが出来ます。
特に人気があるターゲットとしては、アオリイカ・タチウオ・サゴシ・青物(サバ・アジ・イナダなど)・チヌなどでしょうか。大小様々な魚が釣れるため、一つの仕掛けで狙うのは難しいことから「専門で狙う」もしくは「複数の釣り方が出来るように」仕掛けを持っていくようにしましょう。
漁港内の突堤は原則釣りが禁止!
漁港内にはいくつかの突堤がありますが、漁業関係者の作業場所になっているため釣りをすることは出来ません。
あいていることなどもありますが、ここはマナーを守って釣りをしないようにしてください。
新堤周りがメインフィールド
雑賀崎岬に一部が面する堤防がメインフィールドです。
奥に見える階段を上れば、外側にも出ることが出来ます。
このポイントが一番魚種が豊富で、アオリイカや青物などの釣果の大半がここで釣れています。
フィッシュイーターが多いということは、もちろんベイトの多さにもつながります。アジやイワシといった回遊魚も多くがこの付近を回遊するため、サビキ釣りなども楽しむことが出来ます。
堤防自体にはトイレはありませんが、漁協の前にはトイレもあるため安心です。
また、その向かいには氷なども売っているため、万が一氷を忘れたとしても安心して釣りを楽しめます。
新堤の対岸には知られざる釣り場も・・・?
新堤の対岸に見える堤防は残念ながら入ることが出来ません。
しかし、その手前にかかる奥和歌大橋の手前までは入ることが出来ます。
この周辺ではアオリイカやメバルなどの実績もあるため、あまりに混雑するようであれば候補に入れておくことをおすすめします。
その他おすすめの情報
紀伊水道を一望することが出来る雑賀崎灯台は是非一度行ってみる価値があります!
また、この周辺は漁業が盛んなことから、近くのお店もおいしいところが多くありますので、是非散策してみてはいかがでしょうか?
雑賀崎漁港で釣れる魚
もっと釣りたい、釣れるようになるためのワンポイントアドバイス!
隣には地磯が広がっているため、やや岩礁が多く根掛かりしやすい釣り場です。そのため、サビキなどをする際にはあまりボトムを攻めすぎないようにしましょう。逆に、ロックフィッシュ(メバル・カサゴ・ソイ・ハタなど)やアオリイカなどを狙う場合には、この複雑なボトムを攻略する必要があります。そこで、使えるのがGoogleMapの航空写真。どこにシモリが入っているかを事前に確認しておくことで、かなり根掛かりを回避することが出来るためおすすめです。後は、人気ポイントのため移動が難しい場合もあるため、そういった際にはレンジやターゲットを変えるなど臨機応変な釣り方を心掛けると楽しめます。
主なターゲット毎の釣り方
・チヌ:紀州釣り発祥の地(所説あり) とも言われるほどのメッカ。全体的に型がよく、数釣りも出来るためかなりおすすめのポイント。紀州釣り以外にも前打ちで手返しよく狙っても良く、またルアーなどで狙うことも出来る。
・メバル:ストック量はかなりのもの。専門で狙う釣り人が少ない分、竿抜けになっているところも数多く残っている。多くのブルーバックが回遊してくるポイントで、尺メバルの実績もあることから積極的に狙いたいターゲット。
・アオリイカ:近年、和歌山全域で人気のターゲット。専門で狙う人もかなりの数がいる。それだけに若干以前よりは場荒れしてしまった印象ではあるが、他の地域に比べるとまだまだ相当なストック量がある。一日に何十杯も釣れることはあるが、そこは節度をもって場荒れさせないようにリリースするよう心がけること。
・サワラ:夏場のマズメ時にメタルジグやバイブレーションで狙うと良い。一か所で粘るよりも群れを追いかけてテンポ良く釣りをすると数が出る。もちろん、先端は一番回遊が多いため沖のシモリを意識しながら狙うこと。
・マダイ:ロックフィッシュを狙ったり青物・タチウオを狙っているとたまにかかる程度。専門で狙うほどは釣れないが、たまに大型もあがることからラインはやや太めにしておくと良い。
初心者・ファミリーフィッシング向けの解説
上級者向けの解説
雑賀崎漁港付近の釣り場
雑賀崎漁港から約0.4km
和歌山県の和歌山市に位置し、市内からのアクセスが非常に良い人気ポイントである「雑賀崎漁港」からほど近い地磯(雑賀崎灯台周辺・鷹巣)の釣り場を紹介します。潮回りが非常に良く、多くのターゲット(アオリイカ・タチウオ・サゴシ・青物(イナダ・カンパチ)・シイラなど)の実績があるため、完全に上級者向けの釣り場ではありますがその分ポテンシャルは非常に高いです。
雑賀崎漁港から約0.7km
和歌山県の和歌山市に位置する「田ノ浦漁港」は、漁港全面で釣りが可能な人気の釣り場です。アオリイカ・ヒラメ・マダイ・タチウオ・サゴシ・青物の実績も高く、超高級魚狙いの釣り人にとっては夢のようなフィールド。もちろんファミリーフィッシング向きのターゲットも豊富なため、初心者~上級者まで幅広く楽しむことが出来ます。
雑賀崎漁港から約1.5km
和歌山県の和歌山市に位置し、漁港の周りには西波止と東波止がありメインの釣り場は西波止側となります。東波止は片男波海水浴場に面していますが、波止の基部はやや粗い岩礁地帯になっているためグレ・チヌ・アオリイカなどの釣りが盛んに行われています。釣りものが多いポイントの割にそれほど混まないためおすすめの釣り場です。