【東京湾奥運河のド定番】誰でも釣れるミニエントの使い方・操作マニュアル
東京湾奥でのおかっぱりシーバスフィッシングガイドの経験を活かし、初心者でもわかりやすい釣りに関する知識、テクニックに関して解説しています。予備知識がなくてもわかるようにかいておりますので、ダイワ ミニエントの使い方のすべてを紹介しています。
湾奥プリンスこと大野ゆうき氏が監修し、2013年にはすでに発売していたミニエント57S。大野ゆうき氏の運河攻略における釣行記ではいまもなお頻繁に登場します。
がしかし、SNS等で見る限り、あんまりみんな使ってない?釣れてない?
実際、自分も今年まで使ってなかったですが使いこめば使い込むほど、味わい深い。
スルメイカくらい噛めばかむほど味も結果もだしてくれます。
どのくらいかというと、例年なら夏枯れで運河の釣果は芳しくない状況となりますが、長梅雨影響もあいまったためか8月釣果は以下のとおりミニエントのおかげで絶好調でした!
【8月釣果】
18釣行(坊主なし)
L 135本ヒット(うちミニエントで96本)
L 52本ゲット(70㎝以上が5本。最高94㎝)
※ばらしすぎなのは、検証しながらやってたので許してください。。
8月釣果は当たり日があったというより、コンスタントに毎回釣れていた感じ。また運河では出会うこともむずかしい70cm以上の魚もコンスタントにゲットしてますし、さらに90cm以上の運河できいたことない自己記録更新サイズも飛び出し。ミニエントさまさまでした!
※最下部に90UPが釣れた釣行の詳細を記載してます。
今回みなさまにリクエストをいただいたのでセンメイ流のミニエントと仲良しになる方法を紹介していきます。
※すでにプロのミニエンターまたはセミプロのミニエントリストの方には言わずもがなですので、読み飛ばしてしまってくださいm(_ _)m
ミニエントとは?
- メーカー:ダイワ
- サイズ:57mm
- 重さ:11.5g
- タイプ:シンキング
- 特徴:超要約すると、、小ぶり、よく飛ぶ、アクションも多芸!詳細は以下にダイワサイトに書いてあったことを転記したからみてね。そんなのしってるでも、使えないんだって人は次の章へGO!
◆横風、向かい風にも負けない弾丸キャスタビリティ
薄型シェイプのバイブレーションとは違う、丸みのある弾丸のようなシャッド系シェイプを採用。橋脚の奥、岸壁の際等ボートゲーム、ベイエリアでの攻略には欠かせないストラクチャ-のピンスポットを狙った通りに打ち込めるキャスタビリティとコントローラビリティを実現。見た目以上のキャスタビリティを発揮。
◆小さくてもアピール抜群のハイピッチワイドバイブレーション
コンパクトだからこそこだわったレスポンスとアピール力。
スロー~ハイスピードまで対応する安定したレスポンスとハイピッチアクション。
◆扱いやすさを徹底追求
バイブレーションにつきものの、飛行中にフックがラインにからむトラブルを徹底的に解消。フォールもスパイラルを軽減し、ライントラブルを排除。トゥウィッチ等の小技も効果的。※Daiwa公式サイトより転載
ミニエントを使ってない人の潜在的マインド
ルアー特性を振り返ってみて、ふと思ふ。
『これほどまでに湾奥仕様に特化され知名度抜群で、爆釣できるルアー。使えば釣れるのにみんな使ってないのかも?』
もしそうなら、使い方を解説する前に使わないようにしてしまっている潜在的マインドをどげんかせんと、この先の記事をみてもふーんでおわってしまう。。そんなふーんで終わる記事はごみクズ同然。
ゴミ記事に皆さまの通信量を無駄遣いさせないためにも、使っていない人の思考を4パターンに分類してみました。ひとつあるいは複数にあてまはる場合にはまずはその潜在的マインドを修正しましょう。まだ一度も使ったことがないという先入観も何もないフレッシュな方は使い方にとんでしまってもOKです。
【使わないようにしてしまっている潜在的マインド4パターン】
タイプA テクニック欠乏症
湾奥のプリンスの動画やブログをよくみている人に多いタイプ。
【要因】
湾奥のプリンスのアキュラシー(精度)が高いレベル違いのキャストを見せつけられてしまい、ミニエント自体も自分のスキルでは扱えないものだという誤解が生じている可能性があります。キャスト精度は確かに必要な要素ですが、それだけでミニエントを使わない理由にするのは大変勿体ないです。
【アドバイス】
ミニエントは全然難しくないです。だれにでもつかえます。センメイがオンライン上でアドバイスしただけで、釣れる人が発生するくらい単純なものです。これが事実。キャスト精度があればどんなルアーであれ、釣れる数は多くなりますが、キャスト精度もみがきつつ、後述の使い方を参考に難しく考えずまずは投げてみてはいかがですか?
タイプB 根がかり恐怖症
根がかりをおそれるがあまり表層系ルアーしか使わないタイプ。
【要因】
当然ミニエントはシンキングであり、サーフェス系ルアーよりも潜るので根がかりはしやすくなりのは事実です。ただ運河においては、旧江戸川や荒川のように一日何個もなくしたことは一度もないです。きちんと底どりができていなかったり、過剰に根がかりを恐れすぎかもしれないです。
【アドバイス】
表層のみでとれる魚は全体の何割でしょう?これまでサーチできなかったレンジまで探れるようになるということはそれだけ魚とコンタクトできるチャンスも増えるということです。 チャンスをみすみす捨てていいのですか?根がかりはアングラーにとって厄介な野郎ですが、シーバスとはなかよしなので、適切に対処していきましょう。
タイプC バイブレーション適応障害
バイブレーションというルアージャンルが嫌いというタイプ
【要因】
バイブレーションは他のルアーと比べるとどうもオートマティックなルアーでだれがつかっても同じでしょ? なんか嫌いなんだよね。面白味がないと思ってるあなたはただ巻きでしかつかってないんじゃないでしょうか?サーチベイトとして優秀なバイブレーションが故、巻いて終わり。それ故、だれが使っても同じように感じている可能性があります。
【アドバイス】
ミニエントは様々なアクションが繰り出せます。人とは一味違う自分のなりの工夫ができるルアーで、それが如実に釣果にでます。自分なりのミニエントメソッドを見つけてみましょう。
※ちなみにセンメイもこのタイプでした。。
タイプD 長期不釣精神疾患
釣れるイメージわかないしなんか使わなくなっちゃったタイプ。
【原因】
どんなルアーであれば反応するようなイージーな状況もありますが、ほとんどの場合には、ルアーの特性やアクションを理解し、アクションをイメージしないと釣れません。また、100%毎回期待に応えてくれるルアーは存在しませんので、釣り場状況を判断し、魚の習性に合わせアプローチしなければいけませんが、それができていない可能性あります。
【アドバイス】
期待して、一度は想いを寄せてみたけれど、振られてしまった恋心。失恋したら、その子の顔(ミニエント)なんか見たくなくなるのもわかりますが、同窓会で出会ったこと(補欠ルアーボックスを開くこと)をきっかけに発展するパターンなどもありますよ。(何の話してるんだ??)
釣り場状況の把握やルアーの特性などは別記事で紹介してますそちらで振り返りつつ、ミニエントの操作方法や特性は次章で紹介してますのでしっかりイメージできるようにしましょう。
>>釣り場の状況の把握、魚の習性などはこちら
>>ルアーの種類、ルアーローテーションなどについてはこちら
誰でもかんたん!ミニエントの操作方法4選
大野氏の動画で操作方法を紹介しているのがありますので、まだご覧になられてない方は、そちらをみてもらうと理解しやすいかもしれません。下部に動画を貼っておきますので、見てない方は先にみてきてくださいー。
センメイが主にミニエントを繰り出す大前提としては1.5mより深いレンジを効率的に探りたいときで、主な使い方は4つあります。この4つの基本動作を組み合わせて現場では使用しますが、なれないうちは、ひとつずつなれるのが良いと思います。
- ただ巻き(高速リトリーブ)…キャスト後に沈め、リーリングを2-3回転/sで巻く
- ただ巻き(スローリトリーブ)…キャスト後に沈め、リーリングを1回転/sで巻く
- フォール…ストラクチャーのピンスポットにラインテンションをかけつつ沈める
- 3Dダート…ロッドを垂直方向に上下させ行うジャーク(ダート)
ただ巻き(高速リトリーブ)
どこに魚がいるかわからない、一から探す必要がある場合、パイロットルアーとしてサーチするために用います。高速なので手返しがよく、広く素早く誘えるのがポイント。潮がいつもより澄んでいるなど見きられないようにする場合、活性が高いと推測できる場合に使うことが多いです。番手やギア比によりますが、秒間にリール2~3回くらいなイメージで巻きます(バイブレーションは早く巻いても動きが破綻しません)
高速リトリーブを例えるなら…渋谷駅前、道玄坂、宮益坂、表参道で手当たり次第ダッシュしながら早口でやみくもに女性に声掛けまくってる感じです。ダッシュしている分コンタクトできることになりますが、範囲が広いので手数が勝負になります。また年齢層があわなかったり(レンジがあってない)、ダッシュがこわいので(スピードがあってない)、ターゲットに拒否される可能性もあります。逆に、早口(早巻き)を面白がって食いつく(リアクションバイトする)ターゲットが現れることもあります。
ただ巻き(スローリトリーブ)
魚の活性はあまり高くなさそうで追いきれないと思われるとき、巻きスピードを抑えて使います。ミニエントはスローリトリーブでもしっかりアピールしてくれますので、安心。秒間1回転程度の巻きスピードが目安となりますが、リールの番手、ギア比などでも変わってきますので、ブルブルをゆっくり感じられるスピードで巻いていきましょう。ゆっくり巻きすぎると根がかりリスクが高まりますのでスポットの水深には注意してください。
スローリトリーブ時には、ピンポイント攻略も視野にいれてやりますので、リトリーブスピードと潮で流される距離もイメージしてリトリーブしたいコースをしっかり流せるようにしましょう。
>>明暗部や橋脚の攻め方の記事はこちら
(中盤の章の潮の流れを意識するを参照ください。 )
スローリトリーブを例えるなら…待ち合わせしている時間のありそうなかわいい子が集まりそうな渋谷のハチ公前にターゲティングして、ゆっくり歩きながら自然に近づき女性に声をかける感じです。好みにはまればゲットできることでしょう。ただ、好みでないブサメン(カラーがあわない)だったり、近づき方(流し方)次第では嫌われることもあるかもしれません。 ゆっくり見られちゃうから気が抜けない..
フォール
ミニエントの良さであんまり触れられていない部分で個人的にすごくお気に入りの部分がフォールです。ミニエントはフォール姿勢が超キレイです。エクリプスのドリペンやメガバスのゲンマになどシンペンなどはフォールがきれいなタイプがよくあるのですが、自発的に小刻みにアクションをしてくれてます。故にフォール中バイトがむちゃくちゃ多いので、着水時には、すぐにテンションフォールできるように、フェザーリングをして無駄なラインスラッグを出さないようにするか、大野氏の動画でもやっているように着水後竿を水平方向に徐々に傾けることでライン送りラインテンションを保ちフォールさせる方法をおすすめします。フォール後に持ち上げる動作も有効!
フォールを例えるなら…新宿のアルタ前で、いきなりBGM (着水) を流して注目をひき、さらにジャスティンビーバー並みの歌声のビブラート(小刻みなフォール)でメロメロ(バイト)にするイメージです 。こんなにもみんなが注目してしまう一芸があったとしても、田舎の郊外のたんぼのあぜ道でやっても人通りも少ないし、だれも食いつかない可能性が高いのは自明なので、ライブをする場所(キャストする場所)も重要ですね。
3Dダート
センメイが一番多様して、ミニエントの一番の秀でてる能力であるのが3Dダート。これは大野氏もブログでも動画でも多様していることからもこのルアーの一番おすすめのアクションであることは見て取れます。
3D?ダート?初心者の方はこの時点で嫌悪感をおぼえるかもしれませんが、超簡単にわかりやすく説明するとショアジグやる人なら、ショアジギのかなりゆっくりのスローピッチのワンピッチジャークと同じ。ブラックバスやる人なら、ふり幅大き目のミドストとでもいいましょうか。それでもわからんって人は、テンポ早めのロッドのふり幅小さめのリフト&フォールをイメージをしてもらえばいいです。フォールさせるときには、次のアクションの初期動作につなげるために、竿をたおしながらリールを少しまくことが必要です。
【基本的な手順】
①キャストする
②狙いたいレンジまでカウントダウン
③ロッドポジションを縦に時計の針でいう10時の位置くらいまで勢いよく持ち上げる(ジャーク)
④ロッドポジションを8時くらいの位置まで戻しつつリールを巻いて、スラッグが出すぎないようにする(ラインが張りすぎてなければOK)
以降③~④の繰り返し
※上げ幅、下げ幅、テンポはその時に攻めたいレンジなどで変えてOK
このアクションが利く理由としては、ただ巻きと比較して一番魚にルアーを長くみせることができるのと、食わせのタイミングがしっかりあるからです。大野氏も動画内で説明していますね。
スーサンも同じような理由でよく釣れますが、スーサンはどうしてもレンジのいれるのが時間がかかるので、深めのレンジを探りたい、足場が高いなどの状況の場合にはミニエントのほうが分があります。表層ならスーサン、それ以外ならミニエントでと使い分けもいいです。
3Dダートを例えるなら…京王井の頭線渋谷駅のエスカレーター下で偶然、童貞殺しのニットワンピをきた小柄な女子(ルアー)がすれ違い、声かけようか迷いつつ小走りに追いかけたら、足をとめて時折こちらに微笑んでくる(3Dダート)感じですね。究極のじらし…耐えがたし。※(注)ストーカーは犯罪です。
大野氏もアクション組み合わせて使ってます。自分もただ巻きとダートを組み合わせたりもしますし、フォールを途中で挟んだりもします。その日にどのアクションがいいかは、試してみないとわかりません。
レンジ×スピード×アクションといろいろ試して楽しんでみてください♪
おすすめのカラーは?
ほとんどの色使いましたが、釣れない色なかったです。
2013年から比較して、カラーが増えましてあの子もこの子も選びたい放題♪好みで選んだらいいのかなと思いますが、センメイ的に癖をいうとなんといってもいちごみるく嬢です。理由はでかいサイズがなぜか釣れるから。8月東京湾奥運河で94㎝を運河のロマンを捕獲し、9月にも80㎝を捕獲しました。このカラーはボックスに常に入ってます。そのほかにお気に入りはバーニングゴールドイワシの濁りにききそうな派手めのギャルやナチュラルメイクのイワシ、差し色がおしゃれ透き通った肌に惹かれる万能なハッピーレモンなんかもよく使います。
センメイ的にカラーチョイス方法ももちろんありますが、自分が好きな色を使ったほうが楽しいので、潮の色をみて魚からみて目立つ色を選ぶ意識を忘れずにいてくれればOK!
センメイは釣り友達と釣具を買いに行ったときに絶対その色チョイスしないって何度も言われたことがあります(笑)。人間目線でなく魚目線で買ってるから、人間からみると人気ないのかも。。
他のバイブレーションとの違いは?
他のバイブレーションとの一番の違いはコンパクトですごく飛ぶ点と3Dダートできるという点です。同じロッドアクションをとっても3Dダートにならずただのリフト&フォールになるバイブレーションがほとんどです(リフト&フォールが利く場合もあり)。ダートがきれいにいく他のダート系バイブレーションとしてはロンジンのファンキーダート55/66、imaのライキリ70があげられます。この2メーカーが好きな方はそれでもいいかと思います。
センメイはロンジンもimaも好きですが、ミニエントをはじめに使い込んで慣れてしまったのと、何より一番安いので、こちらを選んでます(笑)ダートの横とび幅が一番大きいのはファンキーダートのような気がしますのでそちらを選ぶ指標にしてもいいかもしれないですね。
センメイは100円でも安いほうがいいのでミニエントメイン!!
ミニエント70Sとの使い分けは?
潮の流れが極端に早い場所では57Sでは潮の流れにまけてしまい、流されて底がとれないことや橋脚の際を流せない場合があります。その場合には70Sにウェイトアップすることで、狙いたい場所に適切にアプローチすることが可能です。
また比較的水深が深く、深いレンジを効率よく探りたいときにはミニエント70S を利用することもあります。沈めてる時間×キャスト数を考えればどれだけ短縮できるかがわかりますね。ただ、ゆっくりフォールするものに反応することもありますので、フォール中にバイトがある場合にはご注意ください。
70Sでも潮が早すぎる場合や水深が極端に深い場合には、メタルバイブなどを利用するほうがいい場合が多いですのでそちらもお試しください。
ヒット後のバラシ対策
◆ばれる原因(針が外れてしまう原因)
自重があるバイブレーションはミニエントに限らずばれやすいルアーです。
エラ荒いをされることにより、ルアーのボディーがふられてしまい、遠心力がきいて、フックが外れてしまうのが主な原因です。
◆ばらさない対策
フッキングが甘くばれてしまうこともありますので、まずはしっかりフッキングすることや追いアワセなどでしっかりフックセットは完璧にしましょう。
(フッキングの解説はまた違うときにリクエストがあればします)
フックセットが確実に決まっても冒頭の理由でばれやすいことにはかわりませんので、センメイ的には購入後にすぐにツインフックにすることでフックが稼働し、外れにくくエラ荒い3回までは耐えられます。一番おすすめはがまかつTwin SP-MH 6番 !
このフックは、シングルフックが二つの組合せあわせて作ってあるのはフックポイントが稼働してくれるため、エラ荒いで振られても追従してくれるのでばれにくくなります。バイブレーション以外にも効果的です。
それでもばれるっすというお悩みをお持ちの方(自分w)のため、センメイは検証を進めてさらなる対策があるのですが、ちょっと初心者向けではないような気がして小難しくなってしまうので今回は割愛します。リクエストがあれば追加するかも。
番外編)自己記録更新!東京湾奥運河での94㎝捕獲劇
8月中旬、前回、前々回の釣行で東京湾奥運河ではなかなかでない70UPをミニエントで連続で捕獲。当日も70UPは3釣行連続ででるのではないかと期待しながら釣行開始しました。
前回釣行時に、壁際はそこまでついていない状況とだったため、当日は壁を軽くチェックしてだめなことを確認し早々見切り。
橋脚の明暗もだめだったので、遠投しての沖のブレイクラインのかけあがり狙いに切り替え。ブレイクラインまで届いたらテンションフォールさせ、ボトムをとり、3Dダートでアクションするという方法。フォールからのワンアクション目はミニエントの強い武器なので、そこは特に意識を集中していた。
バイトがない状況がしばし続いたが、遠投をし続け沖を丁寧に攻めていると着底後ワンアクション目にガツンとヒット!
ヒット後、まったくエラ荒いせず、感じたことがない異次元の引きでドラグがでるでる。
「やっちまったか」とエイのスレがかりだと思い、強引に寄せてくるが出されるラインの繰り返し。
近くまで強引によせ、エイでもメーター手前くらいならタモで救えるだろうと水面をライトでテラスと、「ee、e、エイじゃなーい。。」。とんでもないでかさのシーバス。ランカー?いやランカーなんか余裕に超えているサイズ。確認したのもつかの間、沖に再度はしるシーバス。
ロッドはエメラルダスAGS83ML、バチ抜けにぴったりのこの柔らかいロッドだったため、このサイズは想定外(笑)
魚と押し問答が続き、寄せている最中に一瞬軽くなりラインテンションが抜けたと思ったら引きの質が変わったことに気づいた。
よく見たらフックの位置が変わっている。。。序盤の強引なファイトで針あなが広がり、一回フックアウト、その後、奇跡的に腹びれの下あたりにかかっていた。命拾い。
しばしファイトし、魚もあきらめ、タモに入れてあげようとするときしむタモ。
ビビるセンメイ。
足場が高いのでタモで救うしかないこの状況。先月買ったばかりのタモを信用してひきあげサイズをはかるとびっくり、94㎝!
引き上げた後に、タモの柄パーツとシャフトの接着が乖離して、ばらばらになりましたがタモがぶっ壊れた悲しみより運河で夢だったこのサイズが釣れてうれしさ爆発!
ちなみに、タモは後日ハピソンさんに連絡したところ、不良のようで新品と交換されました♪
>>当日の釣れた時間やタックルデータはこちらから